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飛行機好きの私なんですが、疑問に思っていることがあります・・・それはフライトプランに記載する速度です。フライトプランには「真大気速度」を記載、でも管制で実際使用するのは「計器速度」なんですよね、ではなぜフライトプランに記載する速度は「真大気速度」なのか?他の速度では不都合が出てくるのでしょうか?
よろしくおねがします。

A 回答 (1件)

風の影響を無視すれば、真大気速度(TAS)が同じであれば、異なる高度でも移動速度も同じになります。


計器速度(IAS)は、同じ数値であっても高度(密度高度)が異なると移動速度は同じになりません。
総ての航空機が別の高度を飛べれば良いのですが、着陸のための降下や雲など避けるために上昇しようとし、別の航空機の飛行高度を通過したり同じになる事がありますが、管制官は安全な間隔がある時に高度変更を許可をします。
現在はレーダーで間隔を確認していますが、以前は航空機からの位置通報とTASを比較して管制官が間隔を推定し、許可するか判断していました。
もしフライトプランの記載速度がIASであったなら、当該地点の垂直気温分布と大気圧からTASを算出し間隔を推定する事になりますので迅速な対応が困難になります。
そのため、フライトプランにはTASを記入します。
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