トランジスタ増幅回路

出力電圧を取り出すためにコンデンサをつかう理由を
詳しくおしえてください。

No.2 ベストアンサー 回答者： plussun 回答日時： 2003/05/20 23:12

電気の波（交流）はプラスとマイナス成分で成り立っていますが、トランジスターはそのどちらかしか増幅できません。

そこで、直流のバイアス電圧をかけて波をプラス側に持ち上げて増幅し、最終的に直流を通さないコンデンサーで直流成分をカットして交流を取り出します。

要は、例えばプラス１ボルトからマイナス１ボルトで変化する交流に直流の２ボルトを加えると、プラス３ボルトからプラス１ボルトで変化する交流（正確には脈流）になります。こうする事でトランジスターは交流電圧（電流）を増幅しています。
この時の２ボルトの直流電圧の事をバイアス電圧と言います。
最終的にこのバイアス電圧（電流）を除去するためにコンデンサーを使います。

かなり簡単に書いたつもりですが、お判りいただけたでしょうか。

この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました、たすかりました!!

お礼日時：2003/05/20 23:49

No.1 回答者： denden_kei 回答日時： 2003/05/20 22:24

＞出力電圧を取り出すためにコンデンサをつかう理由を

コンデンサは、直流を通しにくく、交流を通しやすい性質があります。
増幅回路の出力には直流バイアス分が含まれている場合が多いです。
ここで、出力端子の間でコンデンサを繋ぐことで直流分がコンデンサでカットされて交流分のみが出力されます。

あまりうまく説明できなかったかもしれませんが..。