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消毒用のエタノールはなぜ70%なのでしょうか?
80%でも75%でもいいとは思いますが、とにかく100%とか95%でない理由を教えていただけたらと思っています。
100%エタノールでは、浸透圧の関係で殺菌できないというような話を聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?

A 回答 (4件)

100%だと直ぐに蒸発してしまうからです。



水分を入れておくと、当該微生物への接触時間が長くなるからです。

私も学生時代に疑問を持って、色々考えましたが、教授に聞いたら上記だと言われて、納得しました。もっと難しい理屈があるのだと思ったのですが・・・・・(^_^;)
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 エタノールによる殺菌は、脱水作用によるタンパク質等が元に戻らないような(不可逆的)変性を起こし、不活化させる作用が大きいです。

また、油脂分を溶出させる作用も強く、それらにより殺菌されます。70~80%濃度エタノールは、他の濃度に比べ内部への浸透性も強く、最も強い殺菌性があると確かめられています。No.3の方のおっしゃる点もあります。
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詳しい作用機序は知りませんが、アルコールにはタンパク質の凝集作用があるそうです。

熱を加えたのと同じことで、タンパク質によって病原体が守られてしまうそうです。その作用を軽減させるために希釈されたのでしょう。
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消毒用アルコールは,第一に殺菌作用があり,第二に操作する側(ヒト)に優しいものでなければなりません。



殺菌作用については,無水ですとかえって殺菌力が落ちる場合があります。細菌がすべて活動状態ならば問題はないのかも知れませんが,休眠に入っているものは,無水ですと反対に影響はなくなります。

この現象は,海綿のジエミュールやコケムシのスタトブラスト・アルテミアの耐久卵等の休眠卵(胚)で広く見られる現象です。おそらく無水ですと脱水力が強く,速やかに被膜が脱水されて,内部まで影響しないのではないかと思われます。

以上のように,殺菌作用が一番強いアルコール濃度が70パーセントとなるからです。
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この回答へのお礼

ケチって、ヴォリュームを上げているのかと思っていましたが、そうではないんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/26 12:29

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