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・堆肥=肥料分を含むもの
・腐葉土=肥料分を含まないもの

私は今まで上記の様に認識していました。
大量の落ち葉があるので100%落ち葉から作る腐葉土を作ろうと調べてみたのですが、
幾ら調べても「米ぬか」とかを使用していて、100%落ち葉から作る腐葉土の作り方に辿り着けません。

肥料分を含まないものが腐葉土であるならば、醗酵を促進させるためとは言え、堆肥だとか米ぬかなどを使った時点で正式な腐葉土とは呼ばないような気がするのですが間違っているでしょうか?

お詳しい方、アドバイスをお願いします。

A 回答 (6件)

腐葉土と落ち葉から作った堆肥を区別する場合と、そうでない場合が有るようです。



落ち葉を細断して(落ち葉には窒素が少ないため、)窒素(家畜糞が最適)を加えて醗酵させたばあいが堆肥、この作業をしない場合が、腐葉土という場合もあるようです。

この場合、堆肥のほうが腐葉土より肥料(養分)が多いということは有りますが、腐葉土にも肥料分はあります。

腐葉土は通気性、保水性かつ排水性に優れた土壤改良剤です。また、マルチ材としても価値があります。

落ち葉は、弱酸性ですので、酸性マルチとして用途がないときは、作成するときに石灰を混ぜる必要があります。

余談ですが、

微生物は、土壌中に最も多くいますが、空気中(落下菌)にもたくさんいます。ビニール袋の中に入れておくと腐葉土ができにくいのは酸素が不足するためだと思われます。

「醗酵」と「腐敗」の違いですが、いずれも微生物が関与していることには変わりはありませんが、「醗酵」は人の役に立つような作用をいいます。それに対して、「腐敗」とは、人の役に立たない場合をいいます。

腐葉土を作る場合は「醗酵」が正しいでしょう。では、なぜ“腐”葉土というのか?それは分かりませんが・・・・。

さて、腐葉土の作り方ですが、次のようになります。

まず、穴を掘って落ち葉を積んでいきます。そして、ジョウロなどで十分に散水し、その上に発酵促進のために土を薄くばらまいて、同様に何層も落ち葉と土を積んでいきます。(醗酵促進のため米ぬかも使われます)

そこに土をかけて雨よけのシート(ビニールシート、ブルーシート等)で覆って2~3ヶ月置いておきます。月に一度程度、中身を混ぜ合わせてください。

早ければ3ヶ月くらいで葉の形がなくなって、黒っぽい土のような腐葉土となります。

参考URL:http://exceed1.blog111.fc2.com/

この回答への補足

もともとの質問の趣旨は「腐葉土と堆肥の違い」と「100%落ち葉の腐葉土は存在するのか」ということだったのですが、
皆さんにアドバイス(作り方とか)頂いているうちに、各々意見の相違があり、正直、余計に分からなくなってしまいました。

腐葉土と堆肥の違いが、醗酵させるか否かであれば、それをすることによって何らかの明確な差(使用効果とか作りやすさとか)がなければ変です。
例えば鉢植え培養土を作る際、「赤玉7:腐葉土3」とか良く見聞きしますが、
「赤玉7:牛糞堆肥3」はあまり聞いたことがありません。何故ないのでしょうか?
堆肥自体の栄養分が微量であるならば、後者の混合でも問題は無いと思うのですが。

皆さんからご教示頂いた作り方は、やはり落ち葉以外のアイテムが登場してしまいますので、100%落ち葉では無い様に思います。
でもそれは仕方の無いことなのかと感じています。
(では、市販の「100%落葉使用 完熟腐葉土」は、いったい何物なの?)

イメージですが、当初、園芸ネット袋みたいなものに落ち葉を詰め込んで野晒しにしておいて、
忘れた頃に腐葉土が出来たりしないものかと思っていました。(それならば紛れも無く100%なので)

もう少し勉強する必要がありそうなので、自分なりに頑張ってみます。
みなさんどうもありがとうございました。

補足日時:2009/12/31 10:55
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この回答へのお礼

下の専門家の方の意見を聞いてからお礼投稿しようと思っていた関係でお礼が遅れてしまって申し訳ありません。

理屈抜きにして、実際に使ったり作ったりするのなら、takatosi21さんの回答が最も的を得ているように感じます。
ご親切にどうもありがとうございました。

お礼日時:2009/12/31 10:02

まず腐葉土と堆肥の事について書かなければいけませんね。



腐葉土とは広葉樹の落葉を腐熟させた物で、通気性と保水性と排水性に富んでいて、微量要素を含んでいるため土壌の微生物を活性化して土質
を良くする働きがあります。土と言う名前が付けられていますが、本当
は土ではなく土壌を改良するために使用する土壌改良材です。
落葉を腐熟させているため養分が豊富と思う方が多いのですが、先程に
書いたように微量要素しか含まれていませんから、肥料は別に施す事が
必要です。また土ではありませんから、腐葉土を単体で使用する事は出
来ません。庭土や赤玉土などに撫ぜて使用します。

堆肥には色んな種類がありますが、一般的に出回っている物にはバーク
堆肥と牛糞堆肥があります。バーク堆肥はバークチップを醗酵させた物
で、牛糞堆肥は牛糞を醗酵させてから乾燥させた物です。肥料の肥と言
う文字が含まれているので肥料を含んでいると思われますが、実際には
腐葉土よりは微量ですが養分はありますが、植物を生育させるだけの量
は含まれていません。腐葉土と同じように単体では使用が出来ず、他の
土に混ぜて使用し、肥料は新たに施す必要があり腐葉土と同じ土壌改良
材として扱われます。

腐葉土は庭や鉢やプランターに向いていますが、畑には不向きです。
堆肥は庭や花壇や畑に向いていますが、鉢やプランターは不向きです。

正式かどうか分かりませんが、一般的な簡単な腐葉土の作り方を説明し
ます。まずホームセンターで蓋付きの大型ポリ容器を購入し、底と側面
にドリルで数十か所の穴を開けて下さい。落葉を集めたらジョウロなど
で十分に散水し、ポリ容器に入れて足で良く踏み固めます。入れる深さ
は20cmを目安にします。次に窒素を多く含んだ肥料を一握り落葉の上
に振りかけます。粉末状の油粕は別名窒素肥料といいますから、油粕を
使用されて下さい。この作業をポリ容器が一杯になるまで繰り返して下
さい。後は蓋を閉めて1ヶ月から2ヶ月放置します。この時に蓋を開け
ないで下さい。1~2ヶ月経ったら蓋を開け、全体を良く攪拌します。
再び蓋を閉め放置をし、1ヶ月毎に蓋を開けて攪拌を繰り返します。
この作業を繰り返す事で、だいたい半年程度で腐葉土が出来ます。
攪拌する時に葉を指で触り、簡単に崩れるかを確かめます。崩れないと
言う事は、まだ完熟していない証拠になります。

落葉は何でも使えるって事はありません。先程も書いたように広葉樹を
使用します。松や杉などの針葉樹や、イチョウなどは使用できません。
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この回答へのお礼

詳細な説明をどうもありがとうございました。

腐葉土=葉を腐熟させたもの。肥料分は微量。土壌改良剤
堆肥=家畜糞やバークチップを醗酵させたもの。肥料分は微~少量。土壌改良剤

ご教示頂いた内容とおりならば、腐葉土と堆肥の違いは、材料とそれを醗酵させたか否かのみですよね?
醗酵させることによって何が変わるのでしょうか?

>>腐葉土は庭や鉢やプランターに向いていますが、畑には不向きです。
>>堆肥は庭や花壇や畑に向いていますが、鉢やプランターは不向きです。
これは何の理由があってでしょうか?

お手数をお掛けして恐縮ですが、専門家ということで、もう一歩踏み込んで上記疑問についてお答えいただければ幸いです。

お礼日時:2009/12/30 17:17

そもそも腐葉土な書いて字のごとく


葉っぱが腐って出来た土と解釈すべきでしょう。

であるならば、自然界の摂理によって長時間かけて出来た たとえばカナダあたりから掘り出されるピートモスが代表選手かと思います。

ピートモスにしても土ではありません。
苔やシダ類が長い間堆積して腐敗したもので、彼らが腐敗するためには適当な湿度と温度とそれに必要なもの・・・微生物。

ドライフラワーは何年たっても腐りません。
それは乾燥した状態で保たれているからであって、
エジプトのミイラも同じことが言えます。

さて本題です。
自家製で簡単に作ろうと思えば土に埋めることで全て解決してくれます、土の中の微生物が腐敗を助けてくれるからです。

30CMほどの深さ、それ以上でもいいですがスコップで掘って、その中に枯れ葉をぎっしり埋め込んで踏みしめ、その上に土を戻しておけばこの時期でも来年の夏を過ぎた頃には白いカビが生えた、ボロボロになった状態の腐葉土が出来ています。間違い無く100%の腐葉土です。

よくビニールなどに入れて放置していることを見かけますが、余程条件が良くないと腐敗には結び付きません。

最後になりましたが、腐葉土は発酵させて作らないことも堆肥と大きな違いです。
逆に、発酵していないために、5-60℃の温度で堆肥化する草の種などはそのまま生き残ってします。
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この回答へのお礼

>腐葉土は発酵させて作らないことも堆肥と大きな違いです。
>発酵していないために、5-60℃の温度で堆肥化する草の種などはそのまま生き残ってします。
かの有名な園芸家のポール・スミザー氏は著書の中で真逆の事を言っていますね。
『腐葉土は醗酵させて作るもの。腐葉土とは100%落ち葉から作られているので雑草の種は含まれない。』
『堆肥は雑草や生ゴミ、剪定屑を使っているので種が含まれている可能性がある』と。。。

こんな質問をするくらいですから、私は専門知識がありませんし、
どちらの意見が正しいのかは判断することが出来ませんが、
いづれにしても、種が含まれようと含まれまいと、地面に埋めて作った時点で確実に種が混入するでしょうし、
腐葉土を鋤きこんだ後、雑草が出てきてもそれが果たして何処から来たものかは、どうでも良いことですけれどね。

とてもわかり易いアドバイスをありがとうございました。
今回はご紹介頂いた方法で作ってみようと思います。

お礼日時:2009/12/25 16:53

庭のカエデの落ち葉が、ビニルシートの上にたまり、


放っておいたら、下の方が土になっていました。
虫も入りこんでいたと思います。

あと、お米のビニル袋に雑草を入れて忘れたままになっていたものを
出してみたら、半分土になってました。

両方とも、虫がいたり、土が少しついている状態だったので、
100%落ち葉というわけではありません。

もし100%落ち葉だったら、かさかさになるだけなので、
水分と微生物(小さい虫も)が関係していると思います。

自然界で腐葉土といっても、動物の糞や死骸も入っているので、
枯葉以外何も入っていない・・・とはいいきれないような気もします。
とすれば、腐葉土なんてない・・・ということになってしまうので、
肥料の成分の何を多く含むか、の問題で分けているのかもしれませんね。
使うときもわかりやすいし。
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスをどうもありがとうございました。

お礼日時:2009/12/25 16:28

>・堆肥=肥料分を含むもの


>・腐葉土=肥料分を含まないもの
の分類は農家が手っ取り早く理解するための便宜的な分類だと思います。腐葉土の肥料分は非常に少ないかもしれませんがゼロではありません。山地の雑木は腐葉土のみの栄養で木を茂らせています。勿論理想的な栄養状態に比べ成長は遅いかもしれませんが何千年に渡りこうして森を育んできたのですから。
但し葉のみで完璧な腐葉土を作るには5-10年掛かるかもしれません。
米ぬか(土でも良い)を入れて発酵を促進しないと1-2年では完熟腐葉土とはなりません。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/25 16:27

水が溜まらないところに積み上げておけばいいのです


雑木林の腐葉土そうなっています
でも自然の状態では時間がかかるのでいろいろ混ぜます
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/25 16:19

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