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DC回路の制御盤で複数のリレーを使っているのですが、すぐに接点が荒れてしまうリレーがあります。直流回路ならリレーに並列にダイオードか抵抗、交流回路なら抵抗とコンデンサをつければよいと聞きますが、それは荒れるリレーの中の接点側やコイル側に並列につけるのではなく、接点の荒れるリレーの中の接点を経由している別のリレーのコイル側に取り付けると言うことでよろしいでしょうか?

又、直流の回路のダイオードのみと抵抗のみとでは、どう使い分けるのでしょうか?

ダイオードだとリレーがOFFになった場合、逆起電力でループしONのときはダイオード側からは進入できないのはわかりますが、抵抗のみの場合はリレーOFFで逆起電力が抵抗を通る時にただ抵抗をかけてスイッチなどの負担を軽減するだけの役割でしょうか?
またスイッチがONになったときはリレーコイルと抵抗が並列に繋がっていると直流なのでコイル抵抗が出ないのでコイル側にだけ流れる感じになりコイルの動作には影響がないということでしょうか?

質問が多くてすみません、また間違って理解している所があれば指摘よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

質問内容の幾つかは、リレーメーカーの使い方説明とか、入門本等に


そのものずばり直接的ではないにせよ書いてある事ですので
少なくともリレーメーカーの使い方説明には目を通される事をお勧めします。
http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/commentary/re …
http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/34/34451/344 …

基本的にコイルや長い配線を流れている電流は接点をOFFにしても、そのまま流れ続けようとする性質があります。
決してデタラメな量が流れるわけではありません、
コイル側の視点で見ると、それまで流れている電流がそのままの向きで流れ続けようとしているだけ
そのため外部から見れば必然的に電圧が逆になるだけ
その電圧値はオームの法則(E=R・I)に従い、電流を阻もうとする抵抗が高ければ電圧は上がる事になりますし
磁界の形で蓄えられているエネルギーを消費してしまえば電流は止まります。

>直流の回路のダイオードのみと抵抗のみとでは、どう使い分けるのでしょうか?

ダイオード:順方向には電流が流れやすくサージ電圧は低く抑えられます。ただし、電流が流れやすくダイオードでの電力損失が少ないということは
電流が流れ続ける時間もまた長くなりリレーの接点開放も遅くなります。
トランジスタによる駆動などでサージ電圧を低く抑えたいが、リレーの接点開放時間がミリ秒単位に遅くなっても関係ない様な用途で好んで使われます。

抵抗:サージ電圧は、オームの法則(E=R・I)に従い、電流を阻もうとする抵抗が高ければ電圧は上がる事になります
ただし、適切に抵抗値を選べば抵抗での電力損失により、ダイオードよりも早く電流が止まります。
サージ電圧はある程度高くてもよい、またON時の電力損失を重視しないが接点開放時間には拘る場合等に使われます。

接点開放が遅い場合、接点に加わっている力が徐々に小さくなって開ききるまでの時間が長くなるという事でもあり
接点電流によっては接点が荒れ易くなる場合があります。

>リレーコイルと抵抗が並列に繋がっていると直流なのでコイル抵抗が出ないのでコイル側にだけ流れる感じになり
そんな事はありません、
それぞれの直流抵抗に応じて、応分の電流がそれぞれに流れます。
特に、リレーコイルで「直流なのでコイル抵抗が出ない」というのは、リレーメーカーの商品概略仕様にも
目を通されていないか、見てはいても意識出来ていないかだと思われますので落ち着いて目を通されるべきです

>それは荒れるリレーの中の接点側やコイル側に並列につけるのではなく、接点の荒れるリレーの中の接点を経由している別のリレーのコイル側に取り付けると言うことでよろしいでしょうか?
配線が長い場合はコイルだけでは無く、長い配線でも同じ現象がありますので、取り付け位置や配線の引き回しにも留意する必要があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
色々ヒントや回答ありがとうございました、あれから色々調べましてだいぶ理解できるようになりました。

お礼日時:2013/01/09 00:14

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