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とある大学の赤本をやっていて、支出面での国民所得は消費と経常海外余剰と後は何か?
という問題があり、投資だろうと回答し、いざ答え合わせをしてみると国内総資本形成だと書かれていました。
あれと首を捻り参考書などで調べてみても、支出国民所得は投資(貯蓄)と載っており、国民総支出の部分で国内総資本形成が書かれてました。

これはどちらを書いても正答なんでしょうか?
それとも赤本通りに国内総資本形成と書かなければならないんでしょうか?

何がどう違うのかいまいち分かりません。
どうか宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

記述タイプの穴埋め問題ならばどちらも正しいです。

ただし(貯蓄)は余計です。いりません。

 国内総資本形成は国民経済計算の統計表で使われる正式な名称です。国内総固定資本形成と在庫品増加からなります。
投資は主に経済学で使われる用語で、総資本形成を指してはいますが、在庫品増加を含まない、つまり総固定資本形成だけをさす意味で使われることもあります。

過去問をやっておられるのかとは思いますが、気になったのは、経常海外余剰や国民総支出という、既に使われていない言葉が出ている点です。
国内総支出は平成17年に公表された平成16年度国民経済計算から「国内総生産(支出側)」と呼ばれています。国民総支出はもっと前から国民総所得と呼ばれるようになり、同時に経常海外余剰は経常対外収支となっています。

出題そのものが古く、その解説もまた古いという感があります。
 こういった統計上の変更は日常茶飯事ですから、出題者としても用語の厳密さを求める状況にはなく、よって総資本形成が投資と書かれていたとしても、間違いだとするには酷ですね。
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この回答へのお礼

かなり詳しく回答して頂き、とても助かりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/01/17 10:12

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