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清原和博氏の著作「男道」に次のようなくだりがありました。

最近の若い選手は道具を大切にしない。
いつぞや、若い選手が折れたバットをゴミ箱に捨てていたので注意した。
「いくら折れたからといって、野球選手にとって大切なバットをちり紙や屑を捨てるゴミ箱に放り込むとはどういうことだ。
 捨てるんなら、そのバットにサインを入れて球場にきたファンにプレゼントすればいい。そのほうがファンもう喜ぶし、バットも最後まで野球道具としての使命をまっとうできる。頼むからちり紙などと一緒に捨てないでくれ」

これを読んで、「なるほどなあ、道具やファンを大切にする人だなあ」と感心しました。
この話を野球好きの友人に話したところ
「折れたバットはゴミだろ。シーズン前のキャンプ中に、折れたバットを薪にして暖をとっているシーンをよく見かけるじゃないか。
 折れたバットにサインなんかいれてプレゼントしてもファンは
 ”ゴミを押し付けられた”、”新品ならともかく、折れたバットまでファンの歓心を買う道具にするのか”
 と思うだけだ。
 
 そのバットが、
 ”公式戦でバットを折りながらも打った安打が、サヨナラヒットとなった”
 というようなエピソードでもあれば将来”お宝”になるかもしれないが、ファンは練習中に折れたバットなんて興味ないね。
 サインバットをプレゼントしたいなら、新品のバットにサインすればいい。野球選手はメーカーにねだればいくらでも野球道具を無償提供してもらえるのだから。」
との感想でした。

どっちが正しいのでしょうか?

A 回答 (6件)

野球ファンと特定の球団・選手のファンというのは必ずしも重ならないので一概には言えないのですが、チャリティイベントのオークションで人気選手の破れた打撃手袋に何万円も値がついたりするので、そのまま捨てるのはもったいないと思います。

プライドとかは関係なくて一応人気稼業なのですから欲しがる人はいるものですよ。折れたバットは無料であげるのが適切ですけどね。

ちなみに清原が注意したオリックスの選手は濱中治ちゃんですね。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>人気選手の破れた打撃手袋に何万円も値がついたりするので、そのまま捨てるのはもったいないと思います。

そういえば巨人の王、長島が現役時代のこと、シーズン前キャンプで旅館に泊まっているとき、寸暇を惜しんで部屋の中でも素振りをしていたら、畳がぼろぼろになってしまった。キャンプ最終日に旅館の主人に謝りに行ったところ、苦情を言われるどころか、
「むしろ記念になるので、畳にサインを入れてください。私の部屋の畳と取り替えます。」
といわれた。そんなことを毎年繰り返していたら、V9のころには宿の主人の部屋は全部ぼろぼろの畳に変わってしまったが、主人はニコニコしていた。
という逸話を思い出しました。
ま、王長島クラスの選手だからこその逸話でしょうけど。

ところで濱中という選手は王長島クラスですか?清原クラスですか?それ以下ですか?

お礼日時:2010/01/22 22:05

折れたバットに対しての価値観は人それぞれ色々あると思いますが、折れたバットが「ゴミ」という表現は当てはまらないと思います。


野球ファンからすれば、ゴミと一緒に捨ててしまうくらいなら再利用して欲しいものです。

折れたバットの再利用 “かっとばし” 販売開始
http://www.npb.or.jp/information/2005shop_kattob …

バットの箸 ~かっとばしでバット材「アオダモ」の育成に貢献~
http://www.eshopj-hashiryu.com/catalog/baseball. …
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
これはいいアイディアですね。

お礼日時:2010/01/22 14:50

知り合いのAさんからこんな話を聞いた事があります。



30数年前の話
少年野球チームに所属していたAさんは、ある日、プロ野球オープン戦のボールボーイを務める事になったそうです。
試合は「中日対大洋」
愛知県在住のAさんはもちろん中日の大ファン、ところが試合の当日は残念ながら大洋ベンチ前での仕事…
モチベーションを下げながらもボールを拾ったり、バットを拾ったり…
黙々と仕事をこなしたそうです。

そして試合終了後
大洋のあるベテランの選手がAさんに近づき、
「ボク、ご苦労さんだったね。これあげるよ」とひびの入ったバットにサインをして手渡してくれました。
Aさんはありがとうございますとお礼を言いながらも、内心は
(こんな奴のバットなんかいらないのに…)と思ったそうです。

ところがやっぱり気になるもので、その日からはなんとなく大洋の試合もチェックするようになってきました。

そしてある日のナイター中継
緊迫する試合展開、大洋側の代打で登場したのはバットをくれたあのベテラン選手でした。
(あ、この人だ!)
緊張するAさんが見つめる中、結果はなんと代打ホームラン!
Aさんは思わず「やったー!!」と叫んでしまったそうです。

それからは完璧な大洋(横浜)ファンになってしまい、そのひびの入ったサイン入りのバットは40歳を過ぎた今でも最高の宝物だそうです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
そういうささやかな触れ合い、というのがファンの心に響くこともあるんですね。

大洋の選手で代打でホームラン・・・・
オバQこと田代選手でしょうか?

お礼日時:2010/01/22 13:17

どちらも正しいでしょう。



私だったら、応援している選手の折れた練習バットでも嬉しいです。

けど、興味ない人にとっては、試合で使ったサイン入りのバットですら、ゴミになるでしょう。

あと、メーカーに無償で、なんて、ある程度活躍している選手だけでしょう。
折れたバットで暖をとるのも、ただ捨てられるだけではないし、ある意味バット供養にならないですかね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに三流選手のバットはいらないかもしれませんね。


>ある意味バット供養にならないですかね?

そうかもしれません。

お礼日時:2010/01/22 10:31

清原のバットなら。

。。そうかもしれないが、

そのチームの熱烈なファンでもない限り、
二流、三流の選手の折れたバットはただのゴミかも。

でも、自分でそれを認めるのは悔しいだろ。
という清原一流の哲学なんだと思います。
それくらいの選手になれということですね。

だから、清原が正しい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/22 10:08

折った人のサインと折れたときのエピソードを入れて競りにかければ判ります


そのような物は愛好家が値打ちを決めるのです
ゴミなら誰も落札しません
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/22 10:06

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