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いかなる学問も大学に行って体系的に学ばなくても、独学で対応できると思いますか?

東京大学教授の野口悠紀雄氏は著書の中で、
「フローとしての知識は独学でも身につくが、それを評価するストックとしての知識の体系は独学では難しい」
とおっしゃっていますが、僕もこの意見に賛成です。

皆さんはどう思いますか?

A 回答 (5件)

独学でも時間をかければ十分なレベルに到達できると思います。


ただし、それは、いにしへからの研究者のたどった試行錯誤を再体験する道ですから、山あり谷あり・・・それは大変な苦労をします。

でも、誰かにいきなり正解を教わるのでは味わえない事も沢山ありますね。

で、どっちがいいか・・・。

何かに役立てるという目的があるなら、絶対独学が劣ります。

盆栽でもちょきちょき・・・のつもりでやる独学ならそれは楽しいでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
目的がなくただ知的好奇心に基づく「消費」のためだけの勉強なら独学のほうがいいということですね。

お礼日時:2001/03/26 16:46

安藤忠雄東大教授は、ボクサーから転身、世界の建築を見ながら独学で勉強し設計事務所を開き、独自の作風を国内で認められ



現在では世界的名声を得ています。

彼については毀誉褒貶あると思いますが、普通の詰め込み理工科の出身者の多い、日本の建築界では矢張り光るものを感じます。

私は野口教授の意見は、彼の経験の中から得た経験と知識の中から述べておられるとは思いますが、独創的な才能については

そのような括りをするのは危険だと考えています。
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安藤忠雄 1941年 大阪に生まれる 独学で建築を学ぶ
1969年 安藤忠雄建築研究所を設立
1987年 イェール大学客員教授
1988年 コロンビア大学客員教授
1990年 ハーバード大学客員教授
1997年 東京大学教授 現在に至る

【作品】
「住吉の長家」(日本建築学会賞)「六甲の集合住宅」(日本文化デザイン賞)「城戸崎邸」(吉田五十八賞)「TIME'S」「光の教会」「大阪府立近つ飛鳥博物館」(日本芸術大賞)「大山崎山荘美術館」「直島コンテンポラリーアートミュージアム/アネックス」「FABRICA(ベネトン・アート・スクール)」ほか多数.

【受賞】
アルヴァ・アアルト賞(フィンランド1985),フランス建築アカデミー大賞ゴールドメダル(1989),アメリカ建築家協会名誉会員/アーノルド・ブルンナー記念賞(1991),イギリス王立建築家協会名誉会員(1993),日本芸術院賞(1993),朝日賞(1995),プリツカー賞(1995),世界文化賞(1996),フランス文学芸術勲章叙勲(シュヴァリエ1996,オフィシェ1997),国際教会建築賞「フラテソーレ」(1996),イギリス王立英国建築家協会ゴールドメダル(1997),フランス建築アカデミー名誉会員(1998)ほか多数.
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参考URL:http://www.utp.or.jp/shelf/199906/063800.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も確かに独創的な才能というものは普通の人とは違うと思います。

でも独学で東京大学教授になられた方もいるんですね。尊敬します。

お礼日時:2001/03/26 18:03

独学で十分です。


むしろ今の大学教育は社会において何の役にも立ちません。
学問を習うのはいいですが、ただそれだけなんですよ。
今は資格の時代とか言われますけど
実際には資格勉強と直接仕事が結びつくのはごく一部ですよ。
英会話が素晴らしく出来ても筆記が駄目だったら英検に落ちるみたいなものです。

資格勉強は仕事と全く関係のないものが出て来たりするものがあり、
実際にその為の勉強をして資格を取ったらあとは忘れるだけです。
資格者社会というのもなんかくだらないですね。

大学の勉強は独学で十分対応できます。
教科書を自分で読んだ方が分かりやすいからです。
教授はボソボソ話、崩した文字で書き散らかし、自分一人で話しているような感じですね今の教授は。

これなら独学の方がまだいいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私は今大学目指して受験勉強中なのですが、なんかnayamuotokoさんをはじめ皆さんの意見を聞いてると、大学行く意味は何なのかって思ってしまいます。

>今は資格の時代とか言われますけど
>実際には資格勉強と直接仕事が結びつくのはごく一部ですよ。

やっぱり経験とか勉強以外の能力のほうがまだまだ大事なのですね。

お礼日時:2001/03/26 18:09

大学受験・・・ということで、一言。



確かに大学へ行かなくても独学で知識を得ることは、可能かと思います。でも、大学って、学問を学ぶだけでしょうか。
就職の優位性は当然として、やはり大学を出てきた人とそうではない人とでは何か違う気がします。
僕自身、それは"余裕"だと思います。
若い時の4年という期間は自己の成長におおきな意味を持ちます。でも、それは高校のそれとは違い、社会と広く接することに有ると思います。しかも、学生という立場ならではの独特な接触です。実社会では出来ないことも多いのです。

もし、あなたが大学へ行ける期間を独学に費やそうと考えているのであれば、ちょっと冷静になってみてはどうでしょうか。
もし、実社会で独学をする気持ちであるならば、それは非常に困難なことです。あまりに時間が無い。

よく大学生は遊んでいるだけということを言われますが、あなたが大学へ行ける環境であるならば、是非行ってみてはどうでしょうか。遊ぶことも大事ですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
usu-usuさんの言われるように確かに遊ぶことも大事ですね。分かる気がします。

お礼日時:2001/03/26 19:40

本やインターネットに全ての情報や「知識」が明文化されているわけではありません。

職人や古典芸能の世界を想起してください。先達の「業」の殆どは本にはなく、「一子相伝」であったり、師匠から業を「盗む」ことによって伝承されていきます。

学問の世界はこれに比べれば遥かに明文化されており、その中でも数学は、公理・定義から始まって、どこにも「暗黙の知」など存在していない明晰な世界であるかに見えます。しかし、その数学ですら、大学に席を置いて講義に出、ゼミで鍛えられない限り掴めない、あるいは掴みにくい知識というものがあります。

「数学的センス」やら、「工学的センス」などというものの大半は、こうして、大学や、企業という「社会」で形成されるのです。持って生まれた天分もあります。そして、独学や叩き上げで、学卒など及びもしないトンでもない才能が開花する場合も少なくないです。

身近な例で恐縮ですが、情報処理系の会社で見る限り、プログラム開発に限定するなら、大学卒や、大学院卒よりも専門学校出の方が優秀である場合が少なくありません。彼ら、線形代数はおろか、BOOL代数、英語の読み書きすらろくにできないのに、非常に素晴らしい品質のプログラムを短期間で書くことができます。勿論専門学校出身者の一部に過ぎないのでしょうが、私の周りを見渡すと、そういう例が目立ちます。

そして確かに、独学でこそ、得られる物もあるはずです。私個人の例で言えば、江戸時代の木版印刷物の解読は、「解読辞典」すら用いずに自分で読めるようになりました。それによって得られた自信は計り知れず、大学で日本文学を学び、とおり一遍の講義を受けた人達より身に付いていると思います。

しかし、それにもかかわらず、大学の日本文学科に通い、ゼミにでなければ到底得られない知識も少なくないはずです。それはどうしようもないことだと思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチは幼少時にベロッキオ工房で学びました。葛飾北斎は勝川派、漢画、洋画、狩野派、あらゆるものに学びました。全く師匠なしの天才など皆無に等しいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
独学と大学で学ぶこと・・・、その両方が必要なのですね。
ある学問について自分の興味の向くままに学び、さらには大学などの高等教育機関で学ぶのが最適なように思います。

お礼日時:2001/03/26 19:45

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