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昔、中途半端に鉄道に興味を持ちだした頃に可部線の廃線が決まりました。
2003年の12月1日に廃線になったようですが、記念にとその年の12月25日の乗車日で購入しました。
今となっては普通乗車券を発駅以外で買えないと分かりましたが、なぜか関西で可部→三段峡の切符が買えたのかは不思議です。
今となっては興味も薄れもう要らないのですが、こんなのに価値がつくことってありますか?それかタダの紙切れですか?

「廃線後の切符の価値は?」の質問画像

A 回答 (5件)

おそらく大して価値は上がらないと思います。


こういった廃線の乗車券は、通常の区間の乗車券よりは価値を見出しやすいのは事実ですが、通常の収集家の観点なら以下のような傾向が見られます。以下はわかりやすいようにあえて一般的な用語で説明しており、収集家はもっと専門的な用語を用いています。

・汎用券より専用券のほうがよい
汎用券とはいつでもどこでも買える券のことで、質問者様が買ったと思われる「みどりの窓口」で発券された券などを含みます。専用券とは昔の硬券みたいに当該駅で、ある区間専用に作った券のことを言います。
とは言え、可部線廃止当時は、可部線の駅でも機械化が進んでいた為、専用券は三段峡で売っていた切符の一部に限られました。

・もちろん廃止区間の駅で買った券の方がいい
同じ廃止区間の乗車券でも、廃止区間と無関係の駅で発行された券より、廃止区間の駅で発行された券の方が尊重されます。なぜなら表示された乗車区間も、表示された発行箇所名も「なくなった」からです。

・廃止日に近い方がいい
廃止日に近いほど価値が高くなるわけではありませんが、複数の同種の券があった場合は、廃止日に近い方が好まれます。廃止最終日の券は、かなり昔なら相当高価値になるケースもありましたが、近年の場合、最終日と言うだけで高価値になることはありません。(通常の日付の場合より多少割高で取引される程度)


但し、最近はみどりの窓口で発行された券を専門的に収集している人もあり、そういう人は、発行した機種の違い等に注目し、その希少性にこだわる場合もあるわけです。この場合、「廃止区間だから珍しい」(高価値)なのではなく、「この時期にこの地区の駅でこの機種で発券される事例は珍しい」ということになります。残念ながら私はそのあたりには詳しくありません。

と言うことで色々な価値観があるのは事実ですが、収集家の一般的な価値観ではたいした価値がないので、収集用の切符を売っているような店でも買い取り拒否か只みたいな金額での買取になるはずです。
ネットオークションなら1人でも欲しい人がいれば売買は成立するのですから、やってみる価値はあります。が、おそらくこの区間の原価(購入金額)を上回る金額での取引は期待できないと思います。

なお、なくなった列車の指定券、たとえばあさかぜ号の寝台券などは、上記とまた収集家の着目点が異なります。一番大きな違いは、指定券の場合、発行駅にこだわらないケースが多いことです。
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この回答へのお礼

確かに、一人でも欲しい方がいらっしゃれば売買は成立するしますが、一般的に見れば価値は無いんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/27 18:03

この券について、誤発券、ミス発券との声が多いようですが、そうではないと考えます。


もちろん廃止前の11/30までに発売されたとしたらの話ですが。

JRの切符発売の大原則と言うのは、切符発売時の条件に従うというのがあります。そして、一旦発売された切符は発売時点での条件がいきるのです。この条件には乗車券の効力はもちろん、運賃等の発売額も含まれます。(有名な例として値上げ前に購入した値上げ後に有効な切符は、値上げ前の値段で発売され、値上げ後も差額等を払うことなく使えます。)
そして、この条件が守られない例外が、「特段の定め」をした場合なのです。

http://www.jreast.co.jp/ryokaku/01_hen/02.html
(契約の成立時期及び適用規定)
第5条 旅客の運送等の契約は、その成立について別段の意思表示があつた場合を除き、旅客等が所定の運賃・料金を支払い、乗車券類等その契約に関する証票の交付を受けた時に成立する。

2 前項の規定によって契約の成立した時以後における取扱いは、別段の定めをしない限り、すべてその契約の成立した時の規定によるものとする。

従いまして、11月の段階では可部線廃止区間の駅は現に存在していますので、乗車券は問題なく発売されてしまいます。普通切符ならおかしなことに感じるかもしれませんが、「廃止時以降に有効となる切符は発売しない」と「特段の定め」をしてしまうと、回数券は廃止の3ヶ月前から、定期券も11月に入ると購入できないことになってしまいます。もちろん、このような場合でも発売できるように「特段の定め」をして11月末日まで有効な定期や回数券を発売することも可能ですが、そんな面倒なこと(特別なシステムで発券するので手作業発券となってしまう)をするより、乗車券の発売には制限をかけず、廃止後に乗車券が使用できなくなるように定めることが一般的です。

JRの事例を探したのですが見つからないので、西鉄の事例を示します。
これを見ると、廃止後に有効な乗車券を発売しないとは書いておらず、逆に廃止後も有効な乗車券の取り扱いが延々と定められています。

http://www.nishitetsu.co.jp/train/miyaji/default …

つまり、廃止予定区間の乗車券というのは、「特段の定め」で発売を禁止される事例が少ないので、実際に廃止されていない間は廃止日以降に有効開始とする場合でも購入は可能となります。
しかし、実際には、西鉄の例のように廃止区間の乗車券はすべて無効になり、運賃が全額払い戻しになる「特段の定め」をすることがほとんどです。
このため、実際に購入しても使うことができず、結局払い戻すしかないので、多くの場合は発売してもらえません。
しかし、本事例のように乗車しないことがはっきりしているのなら、鉄道側としても発売しても何ら問題はないとも言えるので、発売に応じてくれる可能性があります。
廃止予定区間乗車券の発売そのものを禁じていないので、操作さえすればいとも簡単に発券できるわけです。
ですので、質問事例の券は誤発行やミスとはいえないわけです。

これが、12月1日以降の発売だと大問題です。原則としては、12月1日以降は廃止区間のデータが機械に入っていないので普通の操作では発売できないはずです。
機械のことを知り尽くした人が、禁じ手等を駆使すれば、発券できないこともないのかもしれませんが、そういうのは、「誤り」とか「ミス」の範疇を大きく超えており、事実が発覚すればその社員は処分対象です。

また、もし、12月1日以降に有効となる乗車券の発売が「特段の定め」で禁止されていた場合は、機械にもそれなりの防止手段が打たれますので、規則に反して発売した社員はやはり処分対象になります。(意図してやった場合に大問題なのはもちろんですが、意図せず気付かずにやった場合も、職務怠慢ということになってしまうわけです。)

以上の事由から、多くの場合このような券はミスではなく、やらせ発券(使えないこと承知で売上アップの為に発売する券)といえ、収集のために使いもしない最低区間の乗車券を購入するのとなんら変わらないものと判断されます。
また、絶対禁止であった物を処分覚悟で強引にやった場合は、そもそも切符としての効力のないものですから、収集家は切符とはみなさず、少なくとも高価値として尊重することはないでしょう。
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 こんにちは。


 私は硬券と、軟券の常備券(質問のようなプリンターによる発券ではない、印刷されたもの)を集めている者なので、この券を少し軽く見ていました。確かに路線廃止後有効となる誤発売は面白いですが、そんなに魅力は感じません。が、・・・。

 ところがオークションのこの1年の結果データの7割ほどを蓄積しているサイトで、「マルス ミス」で検索しても全く1件も出てきません。
http://aucfan.com/search
もっと別の検索用語もあるかと思いますが、この時点で「え?」とか「おや!」となりました。印刷場で印刷していた時代には、時々誤植などが発生しています。
http://www.izu.co.jp/~echigo/miss/missken.htm
 本件の場合誤植ではなく、本来発行されるはずが無いものを発券した「誤発売」に相当するでしょう。毎日必ず更新されている切符ブログで過去の記事を参照しても、このようなものは紹介されたことがありません。
http://ameblo.jp/suganuma-tenko/
 こちらの左側のメニューにある、マルス券 、ミス券、エラー券(誤発売)辺りがこれに相当すると思います。ですが1件もそれらしいものはありません。そもそもマルス券そのもののミスというのがほとんど無いような印象すら受けます。

 とすると、例えばこれを「誤発売マルス券」といった件名を付けてオークションに出品すると、面白いことになる可能性もあります。額面そのままで出したら、競り合いにはならないかもしれません。が、誰かが入札しそうな気はします。
 とにかく屑だとは思わない方が良さそうですね。先日切符の参考画像を貼り付けたら数時間で削除されてしまいました。今回も参考までに一つ奇妙なものを貼っておきます。説明はしませんので画面を良くご覧ください。
 
「廃線後の切符の価値は?」の回答画像4
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 うーん、私はその方面の趣味がないので、その価値は分かりませんが、質問者様の場合、12月1日に廃線になる区間の切符を、前売りで、12月25日から有効として買ったのですよね。


 つまり、その切符の有効開始日には、その切符の区間は廃止になっていた、という非常に珍しいケースですよね。
(区間外で発券できた、というより、たとえ前売りでも、有効開始日に廃線となる予定の区間を発券できた、という方が不思議です)

 切符一般に対する価値付けは、私も、大体の所、#2様のように聞いていました。しかし、まあ、世の中は広いですから、そのレアものに価値を見いだす人は、単なる廃線区間の切符に対するよりも多いかも知れません。
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この回答へのお礼

>たとえ前売りでも、有効開始日に廃線となる予定の区間を発券できた、という方が不思議です

最初は窓口の駅員さんも不思議そうにポカン顔でしたが、廃線区間の・・・と言うと、あぁーんっ!と言って発券してくれました。
向こうも所詮商売ですから、あり得ない切符を販売すればちょっとでも売り上げが上がると思ったのでしょうかね?

ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/27 18:07

Yahoo!オークションで、


ホビー、カルチャー > 鉄道 > 切符 > コレクション用 > 硬券 > 乗車券

とたどって頂くと参考になるかと。
私自身はご質問のブツの価値が全く分かりませんが、それなりの需要はあるようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/27 17:59

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