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コントラバスといえば、オーケストラの全体を支えるヴィオール族弦楽器で、吹奏楽にも多くは唯一の弦楽器として使われていますが、何故、吹奏楽にコントラバスだけが弦楽器として参加しているのでしょう?歴史的観点も交えて教えてくだされば幸いです。

また、吹奏楽でコントラバスは、何かと他の吹奏の低音楽器の影になりがちなのですが、それではコントラバスの存在意義がありませんよね・・・コントラバスにも特徴があることは分かるのですが、交響楽団や管弦楽団などと同じ扱いをしたのでは、コントラバスを生かしきれない気がします。やはり、吹奏楽においては違う扱いが必要な気がするのですが、具体的には、吹奏楽におけるコントラバスは、どのような認識で扱えばよいのでしょうか?

少し抽象的な質問になっているかもしれませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんばんは、コントラバスを専門的に勉強している者です。



吹奏楽になぜコントラバスだけ入っているのかという疑問はよく持つ方がおられます。正直歴史的な背景はしらないのですが、というより謎なのですが、ヨーロッパでは吹奏楽にチェロを入れる場合もあります。
よく聴く話では、管楽器では出せない周波数を出せる弦楽器を入れることで、音に厚みを与えているそうです。
吹奏楽の低音といえばテューバ、バストロンボーン、バスクラリネット、バリトンサクソフォーン、ファゴットですが、これに補助的な役割で、コントラバスを入れます。そうするとホールでの響きに違いが出てきます。もちろんこれはコントラバスがちゃんと調整された楽器で演奏者がしっかりとした奏法をしていることが前提です。

オーケストラの場合のコントラバスは8人や6人ぐらいいて、オーケストラの低音として重要な役割を果たしていますが、吹奏楽の場合はテューバが重要な低音楽器であるので、コントラバスは木管低音と一緒に扱うのがよいと思います。音量的にも金管楽器のような音量を求めても出るはずがないので、他の木管低音と上手くアンサンブルできるように練習すると良いです。ようするに特別に意識しなくても、他の木管低音楽器同様に扱っていいです。しかし、間違ってもテューバと同じ音量を求めてはいけません。ただし、コントラバスしか出来ない奏法であるピッツィカートなどの際はしっかりと響いているか耳を傾ける必要があります。

指導者はコントラバスに対して特別な意識をする必要はありませんが、コントラバスを弾く側の人はレッスンなどを受けて、ある程度の基礎はしっかりと身に付けないといる意味がありません。

あまり参考にならなかったら申し訳ありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
コントラバスは、
普段はサポートで、特有の奏法の際に活躍
というような認識で大丈夫で、
それ以上の特別な認識は必要ないということですね。

お礼日時:2010/03/01 16:00

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