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昔から鯨を捕っていたのは

海の小魚を守るため、

だったのですか?

昔というのは、江戸時代とかもっと昔で。

A 回答 (12件中1~10件)

科学万能主義の西洋と違って、東洋では経験則によって、驚くほど「適正な」水準が維持されていたことが多くあります。

それは、時には「ばちが当たる」みたいな宗教的なものであったり、「もったいない」という価値観であったり、ある意味非常に非科学的なものなんですが、これらが日本人を支配していたころ、すなわち江戸時代くらいまでは、日本人は「自然」に相対するものというよりも、むしろその一部として、「調和」していたんです。
ですから、沿岸で「魚」も「鯨」も、ずーっと、採って「食って」いました。「海の小魚を守るため」なんてことはもちろん考えちゃいなかったでしょう。でも、彼らは彼らのルールを守っていたから、それで生態系は比較的安定していたのです。
ですが、西洋の「捕鯨」は、すでに指摘のあるように、「食う」ためではなく、服飾のためであったり、燃料のためであったり、すなわち「食う」ためではない、「資源」としての価値のために捕獲されていました。それは、命以外のもののために命を奪う行為であったわけで、そんな中で鯨は絶滅の危機に瀕したわけです。
現代において考え直すに、「食う」という行為はおのずと上限が決まる行為で、さらにそれが個体数の増減にかかわる、生態系の維持に対して非常にエッセンシャルな要因です。それを無視して行った人類の「過ち」のツケを、今の世代は払わされているわけです。
科学万能主義の人間たちは、今度は「鯨」だけを特別扱いし、ある意味「差別」することで、その「誤り」を訂正しようとしました。しかし、その結果として、今度はそれ以外の魚たちが激減している事実が、徐々に明らかとなってきました。
「誤り」を訂正するためにさらに「誤り」を繰り返す愚を、往々にして犯す科学技術に比べて、江戸時代以前の日本人をはじめとする東洋や「非文明」の慣習というのは、今にしてみると驚くほど理にかなっていることがあります。

ですから結論です。

昔から鯨を捕っていたのは、『海の小魚を守るため』みたいな「小賢しい」考えではありません。まだ、生態系の一部であった「ヒト」という種の、生存の理にかなった行動様式であったのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

『生態系の一部であった「ヒト」という種の、生存の理にかなった行動様式』

これですね!

これをちょっと掘り下げて、考えたいです。

また、お答えお願いします。

お礼日時:2010/03/05 19:29

またまた失礼します。

m(__)m
>生態系を解明して、人間が科学の力を使って制御する事の意味と必要性がわからないのですが、

それはそうでしょう。
大体人間が制御しきれるものなのか、という疑問だってありますし。
鯨の生態系での位置を解明するのは、鯨が本当に減ってた場合何をすれば鯨が助かるのか、あるいは実は増えすぎてた場合や減っているとはいえない状態だった場合、どのくらいまで獲る事が可能なのかを目安をつけるためです。

食糧危機問題は、実際の食糧供給方法の広い範囲での開拓、増産と政治的問題を両方解決しないと全くダメなので、ここでの回答としては「その中に鯨が使えるかもしれない可能性がある」という程度にとどめましょう。
でないと全く別な議論になっちゃいます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

すいません、疑問が次から次えと飛んでしまいました。

お礼日時:2010/02/26 02:36

宗教上の問題があり、キリスト教では家畜は神様が人間のために用意してくれたものなので殺しても問題がないが、野生生物を捕獲して食べることには抵抗があるようです。


(日本人からすれば、どっちもおんなじじゃなねえかと思いますが)

逆に日本人の宗教では、生き物を「食べる」ことは生き物に対する供養になるので、殺しっぱなしより、食ってやったほうがいいのですが、他の国のひとには理解できないかもしれません。

捕鯨については「鯨は増えている」という日本側と、「鯨は絶滅に瀕している」っていう国とがあります。科学的結論は出ているのですが、科学的知見が政治に帰ってこないのが痛いところ。

そのなかに、「捕鯨によって生態系が破壊される」っていうのの反論として「鯨増えすぎたら、生態バランス崩れるだろ!」っていうのがありますが、それ以前に科学的な結論がでたら、それに従うのかって言うのはまったく別な問題なので、まあどうでもいいことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

色々考えてたら、わからなくなりました。

お礼日時:2010/02/26 02:18

No4&7です。

日本の調査捕鯨の対象は、繁殖してるミンク鯨に限られてます。
ただ、捕鯨した鯨肉を市場に放出してるので、商業捕鯨との誤解はあります。
実際に売れると言う「需要」があるから「供給」する図式も成り立ってます。
この、鯨肉を食べる日本の文化が西洋諸国に理解されないのです。
鯨が牛や豚のように飼育(養殖)出来れば問題ないのですが、食用としての繁殖飼育は困難と思われます。
日本は、江戸時代までは牛や豚のような四つ足動物は食べませんでしたが、鯨肉は古くから食べていたのです。
現代でも、牛や豚を食べない国や民族は居ますが、それは文化と理解する必要があります。
韓国では、犬を食用に飼育して食べる文化がありますし、それぞれの食文化は尊重する必要があります。
因みに、アラスカ民族は鯨やアザラシを食用にしてますが、固有の食文化と理解されてます。
日本人が牛肉を食べるようになったのは明治以降の事です。その日本相手にアメリカもオーストラリアも牛肉の売り込みに政治介入までしてますが、実に滑稽に思います。

この回答への補足

よくわかりませんが、

簡単に言うと、養殖できる物は

食べて良くて、できない物は食べてはいけない

みたいな国際的解釈があると言う事なんですね。

それは、せめて近代的な道具を使って

自然を破壊する事は、やめよう

という意味ですか?

補足日時:2010/02/23 01:29
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この回答へのお礼

あろがとうございました。

お礼日時:2011/11/21 03:57

また失礼します。

私に対する問じゃありませんが。
>絶滅種を保護し、繁殖種を繁殖制限する事が・・・
地球上の全ての生物はお互いに影響しながら存在しています。
それら全ての影響が全部解明されているわけではありません。
それどころかいまだに新しい種類の生物が見つかることが時々あります。

それらの関係を破壊してしまった例として有名なのはオオカミでしょう。
日本でもヨーロッパでもアメリカでも、オオカミは家畜に害をなす動物として殺され続けて、いくつかの地域では本当に絶滅してしまいました。
日本もその一つです。
その結果、日本ではシカやカモシカ、サルなどが増えすぎて人里に下りてきて悪さをするようになっているのは有名です。
各所のサルがいる観光地での乱行や森林のシカの食害(シカが小さい木や木の皮を食べてしまって森林がダメになる)などは有名です。
ヨーロッパでも一度絶滅しましたが、他所からオオカミを連れてきて繁殖して放し、昔の生態系を取り戻す試みが一応成功しています。

で、鯨ですが、鯨が生態系の中でどういう役割をしているのかははっきり言ってまだ判っていません。
これを解明する事が一つ。

あと、捕鯨反対を唱える人たちは「鯨は絶滅寸前」と言っていますが、その根拠は一切挙げていません。ただ言ってるだけです。
その真偽は確かめる必要があります。
日本の調査捕鯨では、「どうもそんなことはないみたいだ」という状況です。

先に述べたように、食糧問題は常にあり、いろんな方向で食糧供給を考えなければならない今日、鯨も利用できるものなら利用したいというのは自然な成り行きでしょう。
それが可能かどうかを調べるのも大変重要な事ではないでしょうか。

この回答への補足

生態系を解明して、人間が科学の力を使って制御する事の

意味と必要性がわからないのですが、

文明の利器を何も使わず腕力だけで(まあ、木や石は使ったとしても)

何かをするのであれば、いいのですが。

食糧供給に関しては、ますますどうすべきなのか、

わかりません。

補足日時:2010/02/23 00:06
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/21 03:58

No4です。

現在の捕鯨は「調査捕鯨」の名目ですね。絶滅種の白長須鯨は捕鯨してませんが、繁殖しているミンク鯨の調査名目ですが、商業捕鯨に近いとの疑惑はあります。
鯨は、大別すると長須鯨のような「鬚鯨」とマッコウ鯨のような「歯鯨」に分けられます。
鬚鯨の主食は、小魚ではなく小魚が餌とするオキアミ等です。オキアミ類を大量に鯨に食べられてしまうと小魚が成長出来ない原因にはなります。
マッコウ鯨は、深海の大王イカ等、イカ類が好物ですから繁殖するとイカの生態系が乱れる恐れがありますが、ミンク鯨程の繁殖はしていないようです。
日本が、頑なに鯨漁を続ける理由は、鯨文化の継承と伝承と思います。
日本と同じように、ノルウェー等の北欧諸国も鯨文化があり捕鯨をしてます。
ただ、日本は遠洋漁業で捕鯨をするから反捕鯨団体の反感を受けるのでしょう。
反捕鯨国のオーストラリアも、繁殖し過ぎたカンガルーを駆除してます。
鯨が殖え過ぎたたなら、国際的に駆除すると思います。
昔と違うのは、情報網の発達です。絶滅種は保護して繁殖種は繁殖制限が出来る知恵を現代人は持ってますから、世界の「鯨の番人」としての日本の役割は重要だと思います。

この回答への補足

よくわかりませんが、

絶滅種を保護し、繁殖種を繁殖制限する事が

この地球で、必要な事という事ですね。

でも、それは何のためで、何の必要性があるんですか?

補足日時:2010/02/22 23:25
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/21 03:58

お呼びでしょうか。


>今の鯨漁の必要性・・・ですが、はっきり言っちゃえば、今すぐ獲らなくても困る事はない、と言えるでしょう。
しいて言えば、私たち鯨を食べて育った世代が少し寂しい、というレベルだと思います。

但し、全地球規模で見るなら、食糧問題で困っていない国民なんて少数派です。
そういう意味では鯨に限らずですが、食糧確保の方策が緊急に必要な状態で、今この瞬間にも何百人も餓死してる・・・という状況です。
まあこれは戦争や乱開発、他国の食糧生産法の強制導入などの政治的問題が非常に大きいという別の面もありますけど。

日本限定で理由をつけるとすれば、日本は世界でもまれに見る、鯨を有効利用していた国です。
1頭の鯨を、それこそ捨てるのは獲る時に流れる血ぐらい、というほどに有効に利用してきました。
これは一種の文化と言えるものですから、一度完全に止めてしまえばそのまま途絶えるでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/21 03:58

こんにちは。


鯨が小魚を食べつくしちゃうから鯨を取る、という事は恐らくないでしょう。
少なくとも現在の商業捕鯨確立以前は不可能だったと思われます。
なぜなら、江戸時代~明治頃までの鯨漁は命がけの大仕事だったからです。
得られるものも多いけど、犠牲も大きかったですから。
鯨が尻尾で海面を叩いただけでその頃の漁船は軽く転覆します。

とても水産資源保護で鯨を取るなんて余裕はなかったでしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。

そうなると今の捕鯨の必要性は、どういう事が考えられますか?

捕鯨をしないと困る事は何ですか?

補足日時:2010/02/22 20:55
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/21 03:58

太古の鯨漁は食料の確保です。


江戸時代頃までは、鯨の脂は「行灯」の燃料に利用されてました。
日本は、鯨肉や鯨の鬚等を余す所なく利用してましたが、アメリカや西洋諸国は脂身だけ燃料に利用して鯨肉は廃棄してました。
即ち、世界中で鯨を乱獲していたのです。

文明が発達して石油を燃料に利用出来るようになったら、鯨の脂身は西洋人に不要になりました。
そして、鯨肉を食べる日本人は野蛮と言い出し始めました。
かつては、脂身欲しさに大量の捕鯨をアメリカも西洋諸国もして来たのです。
お陰で最大種の白長須鯨は絶滅の危機に晒されてますが、日本の乱獲ではありません。
ランプの油が欲しくて世界中が乱獲してたのです。
今更、石油があるから鯨の油は要らなくなった、だから鯨を獲るな!
西洋人の身勝手な主張を聞く必要はないのです。

この回答への補足

ありがとうございます。

そうすると、今の捕鯨の目的は何ですか?

もし捕鯨をなくしたら、どんな問題が出ますか?

補足日時:2010/02/22 20:53
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/21 03:58

人間の食料としてが主で、他に油の利用。

さらに身体の部分を色々な道具として利用していました。
つまり、生活必需品としてです。

この回答への補足

ありがとうございます。

そういう意味でなく

鯨が小魚を大量に食べてしまい

小魚が激減するのを防ぐために

江戸時代やもっと昔の人は

鯨を捕っていたのですか?

と聞きたかったのですが。

補足日時:2010/02/22 20:19
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/11/21 03:59

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