とっておきの手土産を教えて

入試の合格点に満たない知的障害児を、募集定員に余裕のある普通高校で受け入れるべきか否か――。
県内でこんな問題が持ち上がっている。両親は「本人の学ぶ意欲を尊重して入学させて」と訴えるが、
「特別支援学校で学んだ方が子どものためになる場合もある」と見る識者もいる。(吉野慶祐)

 桜川市の女性(17)にはダウン症による知的障害がある。就学時に特別支援学校を勧められたが、
両親は「保育所の同い年の友達と一緒に学ばせたい」と地元の小中学校に進ませ、卒業した。

 ある県立高校の入試を一昨年から2次募集も含め計4回受けた。すべて受験者数が募集定員に
満たないにもかかわらず不合格だった。同校は「総合的に判断した」と説明。両親も「点数が足りなかったと
思う」と認める。

 「でも」と両親は訴える。「本人が怠けて点数が取れないわけじゃないのに、一律に点数で落とすのはどうか。
中学では卓球部をやり通し、頑張る力もある。定員が余っているなら入れてほしい」

 特別支援学校の高等部に進む選択肢もあるが、「分けられた環境で学ぶと意思疎通の力が育ちにくい。
健常な他の生徒にとっても、娘が身近にいた方が障害への理解も深まる」と普通高校にこだわる。

 いま、週に何度か習い事に出かける。両親は「同世代の日常と同じ雰囲気を味わわせてやりたい」と、
高校生が集まるファミレスに連れ出す。来月、3年目の入試に臨む。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08 …


普通学校に行きたいのならば障害の無い普通の体になるのが条件であるべきではないのでしょうか?
どうも健常者に対し不公平というか入試の意味さえなさなくなるようで腑に落ちないとは思いませんか?
障害者を盾にしたモンスターペアレンツのような気もするのですが気のせいでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

理不尽な要求だと思います。


仮に入学出来て授業が始まれば今度はうちの子に理解できる勉強内容にしてくれ、なんて言いだすかも知れませんね。
高校は良くも悪くも同じ位のレベルで構成されていてその子が授業に着いて行けるなら問題ないが仮に弱者に合わせろと言うなら問題外です。

そうなったら秩序も何も有ったモノじゃありません。
こう言う要求は理由をキチンと話して拒否するべきだと思います。
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ご両親の気持ちは斟酌できなくはないです。


が、普通高校は義務教育ではなく、教育機関であり、卒業生の教育水準レベルが競争の具になっていることを理解できていないのでしょうね。もちろん、障害のある人と接することで生徒がそれなりに良い影響を受けることはありますが…知的障害であると、本来の高校教育の面から考えれば「同じクラスで学ぶ」と言うことについて、親としての視点からの自己中心的な想いが強すぎます。モンスターペアレンツとまでは呼べない主張があるとも思いますけれど…しかしながら、高校においてはその授業内容が問われますから、誰か一人のためだけに!は難しいでしょうし、だからと言ってその一人をまるっきり特別扱い(無視も特別扱いになります)よね。

ある意味、健常児であっても、学校の授業などについていけなければ中途退学などもありますし、個性と努力をかんがみて!と言われても、中間&期末でその子だけ特別の問題をだして成績付けるわけには行かんでしょうに…。

私も、普通高校にこだわるのはナンセンスで、その子の将来を考えるのであれば、受け入れ施設を吟味するのが一番良いとおもいます。
公立普通高校と言う組織では、知的障害児の最善的なケアが出来るわけがありませんから。
むしろ、専門的な指導員のいる環境でこそ!だと、元「知的障害者施設の指導員」であった私は判断しますが。
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>生まれつきであろうとなんであろうとこれは差別ではなく区分であるのではないでしょうか。



質問者様のこの意見に大賛成です。私もそう思います。
高校は義務教育ではありません。
(もしあるのなら)私立の高校で知的障害の子を受け入れている
高校に行くのなら構いません。(私立も商売ですから)
でも、県立の普通科で定員割れしているから、点数足りないのに
入学させろって・・・無理があります。

大体これは親のエゴであって、当の本人のためになる
のでしょうか?
こんなことにこだわり3年も無駄にするより、
その子に合った場所(支援学校など)で、スキルを身につけ
今後の人生の自立にむけて勉強させた方がいいような・・・。
だって、高校で終わりじゃあないんですよ。
まあ、障害年金もらえる障害者の方は働かなくても
生活していけるでしょうが、今時働ける知的障害者の方は
その人にあった働き方ではたらいでますよ。
でも、そういったスキルは学ばないと身につきません。
普通高校ではそんなことしませんよ。

このご両親さんはモンスターペアレンツというよりも
方向性を間違っているエゴ親だと思います。

>普通学校に行きたいのならば障害の無い普通の体になるのが条件であるべきではないのでしょうか?

というよりも、障害があって普通学校に行けないので、
(普通高校にいく点数がないので)
その子に合ったスキルを学ばせるために支援学校に行く。
と思うのが妥当かと。
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入試形態を変えろというのは異常です。


勘違い、モンスターです。
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おもいっきりモンペレですね。


それを言い出したら障害者全員を合格点に達していないのに入れる事になりますよ。
気持ちは分かりますが、理想と現実を区別するべきです。

はっきり言って知的障害があるダウン症だと、卒業しても健常者と同じ社会活動は無理です。
学ばせる権利はあるかもしれませんが、意味があるかどうか・・・

親のエゴよりも周りの迷惑も考えないとと思います。

私の息子も特別支援学級に行ってますが、それがまかり通るなら将来東大にでも入れてほしいですね、特別枠で。
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普通学校に行きたいのならば障害の無い普通の体になるのが条件であるべきではないのでしょうか? というのはちょっと言い過ぎの感じもしますが、常識的に考えて健常者と同じ環境で学ぶことには無理があるでしょう。


それが本人のためになるのならまだしも、3年間でなにを学ぶことができるのか、はなはだ疑問です。
子供の将来を考えるのなら、知的障害を受け入れて、将来なんとか生活できるようにするためにも、特別支援学校に入れるのが親の愛情ではないでしょうか。
この親は自分の自己満足のために子供を犠牲にしていると思います。
質問を読んで、私もモンスターペアレンツを連想しました。
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まず質問者様の「普通学校に行きたいのならば障害の無い普通の体になるのが条件であるべきではないのでしょうか?」は頂けませんね。


障害を持つ方は望んで持っているワケでも無いですし、普通の身体に戻りたいとは貴方以上に願ってるハズです。
努々、障害者が社会に入りたきゃ健常者に戻れなどと口にしない事が賢明ですよ。

さて質問内容ですが受験結果に対して、怠けて点数が低い訳じゃないとの理由は通じませんね。それならば努力しても到達しなかったと言う理由付けが出来るからです。

同い年の友達と一緒に学ばせたい。というのもどうかと思います。
幼稚園~小学校あたりならば「仲良しグループ」でそれも結構ですが、高校ともなると将来を見据えた学習をする場所だからです。

結局、無理を通して入学するとしても周りとの乖離度合いや「怠けていないが点数が低い」などで遅れが出るのは目に見えます。
またその一人の遅れの為に全員に待ってもらうわけにはいかないのですから。
先にも述べた高校は「仲良しグループ」では無いのですから。

ある県立高校がそのような事(私が想像する以上の事)を総合的に判断したのは正解だと思います。
普通高校で学びたい気持ちは察するに余り有りますが、特別支援学校でも学べるという手段を選ぶことができる日本の教育制度は、選択する権利に於いて先進国並みだと思います。

最後に書きますが高等学校からは義務教育ではないですね。県立高校は総合的に判断して断ってもなんら「悪いこと」をしているワケじゃないですから。
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この回答へのお礼

条件としての素直な個人的考え方ですので悪意はありません。
やはりこれはどうも屁理屈イチャモンわがままととられてもやむを得ない内容なのですね。
生まれつきであろうとなんであろうとこれは差別ではなく区分であるのではないでしょうか。
普通に合格できない障害者ならばご本人は当然周囲の為にも特別学校に行ってしかるべきではないかと思います。

お礼日時:2010/02/27 00:34

> 普通学校に行きたいのならば障害の無い普通の体になるのが条件であるべきではないのでしょうか?



普通高校に通うのに普通の体になることが条件であるべきとは思いません。

>どうも健常者に対し不公平というか入試の意味さえなさなくなるようで腑に落ちないとは思いませんか?

障害者だからといって特別視することは、健常者に対して不公平とも思いません。

>障害者を盾にしたモンスターペアレンツのような気もするのですが気のせいでしょうか?

モンスターペアレンツとも思いません。

>すべて受験者数が募集定員に満たないにもかかわらず不合格だった。同校は「総合的に判断した」と説明。両親も「点数が足りなかったと
思う」と認める。

定員の充足にかかわらず、ある基準で選考し合否を判断するのは学校側(この場合は県か)の裁量であるはずです。

>「本人が怠けて点数が取れないわけじゃないのに、一律に点数で落とすのはどうか。

そう思う親の気持ちもわかります。これは健常者障害者にかかわらず。

>「分けられた環境で学ぶと意思疎通の力が育ちにくい。健常な他の生徒にとっても、娘が身近にいた方が障害への理解も深まる」と普通高校にこだわる。

こういうことも良くわかります。ただし、それをもって入学許可の判断とするかどうかは学校側の裁量だと思います。

>両親は「同世代の日常と同じ雰囲気を味わわせてやりたい」
その思いもわかります。

>この女性に特別措置を講じる。記述式問題を排し、難易度が変わらない範囲で全問を選択式の問題に変える

これも学校側の裁量だと思います。

>他の受験者から「不公平だ」との批判を受けかねない

それも当然のことだと思います。
当然、学校側は「難易度が変わらない」ことに対してきちんと説明しなければならないと思います。

>数年前からは、定員内の受験者を可能な限り受け入れるよう求める通知を各校長に出している。だが、県教委にできるのはここまでで「合否を決めるのは最終的には校長の判断」という

これも当然のことだと思います。

背の高い者も背の低い者も、痩せている者も太っている者も、ハンディキャップを持つ者もそうでない者も、お互いにお互いを尊重しつつ生活できるようになると良いですね。

願わくば、彼女が堂々と合格できんことを。
そして学友と仲良く学び卒業できんことを。
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この回答へのお礼

普通ではない障害者が普通学校に普通ではない入試をしてもらって入学することは普通だということですか。
そして入学後には障害者に対しては普通ではないケアを学校がすることも問題無いのですか。
普通に入学できない障害者は特別学校に行くもの行くべきだと思っていました。

お礼日時:2010/02/27 00:25

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/07050101 …

発達障害者支援法の施行とともに、文科省では発達障害の生徒に対して、一定の配慮をする旨の通達を出しています。健常の生徒と同じ成果を求めるのではなく、たとえば試験や評価で配慮をする必要があるというものです。ただし、現在の教育現場では人員配置の問題(「手間のかかる」生徒を入学させたくない)、不公平感、施設改修の必要等から進んでいないのが現実です。

>普通学校に行きたいのならば障害の無い普通の体になるのが条件であるべきではないのでしょうか?
本人に責任がないのであれば、それなりに配慮する必要があるというのが文科省の考え方です。これは義務教育だけでなく、高校や大学等でも同じことです。

>モンスターペアレンツ
権利を行使しているだけですが、あまり声高に主張するのは結局どうなんでしょうね。モンペアではないですが、現実的でもないようです。
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この回答へのお礼

これはその一定の配慮の範疇と言える内容なのですか。
障害者にそのような権利が認められているのなら主張しても別に正しいことですよね。
しかしその配慮という考え方自体が間違っていて問題があるように思えますね。

お礼日時:2010/02/27 00:05

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