
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは
今から約20年ほど前に仕事で一度ANA(ANKだったかも?)のYSに搭乗したこと
があります。
その時は(まさか)自分の乗る飛行機がYSであることは知らず、搭乗直前に目の
前の かわいらしい実機を見て「マジっすか (^_^;)」とうなった記憶があります。
機内に入ると通路や座席はえらい狭く、座席上の荷物置き場は(長距離バスみたい
な)棚(現代の旅客機のようなBoxじゃあないっす!)で、ゴムのロープを荷物に
ひっかけて固定する仕組み(^_^;)でした。うわぁぁ、これで本当に大丈夫なの?と
少しビビりました。(笑
で、CAさんが通路の前のほうにあったカーテンをさっと開けた瞬間 チラと見えた
のが、なんとCockpit!、おぉぉ、ドアが無いのかよ とこれにもビックリしました。
いやぁ あらゆる意味で 貴重な体験でした(^^ゞ
さて
> YS-11って名機と言うのは本当?
太平洋戦争の敗戦により、あらゆる航空機関連の開発、製造を禁じられた我が国
が、長い空白期間を脱し、久しぶりに開発した国産機 としては"非常に頑張った
力作"だと思います。
もちろん初期型機では、ギア(車輪)が出ない、水漏れする、機内がうるさい、
等々の数々のクレームが噴出して さんざんだったようですが、その後メーカー
をはじめとした関係者の必至の努力により、改良されたA型以後はそんな不具合も
ほとんど出ていない、と聞いております。
ちなみに JAXAと長崎科大の共同研究プロジェクトで次世代機開発の為に基礎資料
とすべく用途廃止となったYS実機を使って"機体構造材の疲労強度評価"を3年
くらい前から行っている(現在進行形)らしいのですが、関係者の話では、
まだまだ行ける(使える)じゃないか! って評価みたいですね。
でも、実際に運用した側(エアラインのパイロットさん 等)からは かなり
手厳しい評価みたいです、(エンジンの)パワー不足、キャビン内の空調が
ちゃんと効かない、などなど。
作り手と使い手がほんとシンクロしないと、いいもの ってなかなか生まれない
のですねぇ。
mk57pvlsさん 回答感謝します
搭乗レポートはとっても臨場感があり、そういえばドアが無かったなあと思い出しました。ただ自分が直で見たのか?何かの映像で見たのか忘れてしまいましたがw
確かに開発研究製造が禁止されていた期間が長かったようなので、空白を埋めた技術者の苦労はいかばかりであったのかと思ってしまいます。テレビでもそれで随分苦労されていたようですね。でも燃えていたんだろうな、技術者魂で。
まだまだそんな研究とテストをやっているとは何か凄いですね。何とか遺伝子を次世代に伝えて欲しいものです。
まあ実際操縦されるパイロットさんからすると、全部が?マニアルで忙しいでしょうから致し方ないのかもw
どうもありがとうございました
No.6
- 回答日時:
No1です。
見ることができそうなのは東京モノレールからですね。
途中で海上保安庁格納庫を見れる位置がありますので、うまくいけばそこで。
僕は最終運行を知って関東からわざわざ福岡へ行って福岡~徳島線を往復しました。
(徳島線にしたのは当時最長運行距離だったから)
今の飛行機と違いますので、いろいろ驚きましたが、良い飛行機でした。
ぼろい福岡空港第三ターミナルと良くあってましたね。
何年か前のネットニュースだったか
アラスカの航空会社が、YSー11フリークで、中古機を集めてまで運航しているなんて
記事が出てました。
定時運行性と頑丈性だったとか。
hiroki0527さん 再びのアドバイス感謝いたします
なるほど、これならウロウロしないで狙い撃ちでいけるので参考にさせていただきます 何とか千円高速のある内にいきたいものです でも片道1200キロ[こちら最終便に乗られた福岡w]バイクで行くのはきつそうだな ( ̄ρ ̄)ハゥゥゥ やっぱり格安航空券の方がいいかな~
板付空港は今は新しくなっているようで、ぼろいターミナルも多分無くなっているんでしょうね (~。~;)~ あるのかな?
そんな航空会社があったとは初めて知りました。やっぱり認められていたのだとすると嬉しい限りです
どうもありがとうございました

No.5
- 回答日時:
訓練中に知り合った友人が乗ってました。
世界がどう見ていたかはわからないので御容赦願いますが、友人の話を聞く限りでは「名機」だと言ってもいいと思います。
たとえで、「手のかかる子ほどかわいい」と言われますが、そんな感覚を抱かせる機体は「名機」に相応しいと思いますよ。
とにかく構造がシンプルで、目視での安全確認に自信が持てるとか、とにかくうるさいし振動が凄い。でも音と振動で状態がよくわかるとか、まるで職人さんが作ったように、構造は粗く見えても決して雑ではなく、しっかりと確実で丁寧に造られており、見た目安心ができると言う褒め言葉(ニュアンス的に近いもの)をよく耳にしました。
たぶん、SLファンがSLを操るような感覚ではないでしょうか。
「擬人化」もしてましたからねェ。
操るのは生身の人間がやるわけで、良く言う人もいれば悪く言う人もいます。
今の若い操縦士は、職場環境を重視するあまり、本来の「仕事を楽しむ」と言う気持ちが薄く又はなくなっているように感じるので、あの「癖」だらけの機体で「仕事」をすることに抵抗を感じていたのだと思いますよ。
「ロールス・ロイスよ!。今日も元気に回ってくれよォ!。」
少なくとも私の友人はこんな感覚でしたね。
安全な輸送はもちろん優先ですが、事前のチェックを確実に行っていれば、空の上ではまるで自分の体の一部になったような感覚で、自信を持って安全を運んでいたのではないかなあ。
今はもう「額の中」にいるので確認する術がないですが、少なくとも経緯はどであれ、歴史はどうであれ、一人の人の心まで操ったのは事実なので、そう言う意味でも「名機」と呼ぶに相応しいのではないでしょうかねェ。
mazeranさん 回答ありがとうございます
なんか鉄と人との温かい関係が伝わるエピソードですね。アナログな機械って人の入り込む余地がたくさんあって、手を入れるから愛着も湧くんですねえ。私も乗っている古いバイクはキャブレターなんかで色々手を入れるので中々手放せないですが、新しいインジェクションは何も出来ないんで何か物足りなさを感じます。『エンジン回ってくれって』祈る気持ちは古いバイクでもあるので、分かるな~~w
ありがとうございました
No.3
- 回答日時:
YS-11が日本の空から消えつつあるのは、航空機としてのYS-11の問題と言うよりも、「空中衝突防止装置(TCAS)装備」が義務化されたことが大きな理由で、TCASを装備すればまだまだ飛べたと思われますが、TACS装備を含めた改修には億単位の経費が掛かる・・・YS-11に手を入れるよりもDHC-8などの新造機に切り替える方がコスト的に安いという現実があったからです(YS-11の丈夫な設計が生きた・・・初めての旅客機設計で安全マージンを多めに取ったため、必要以上に頑丈になったらしい)。
海外でも実際に運用したトコロでのYS-11の評価は決して低いモノでは無かったようですが、日本製旅客機という「未知の存在」を売り込むための不慣れな営業から初めて、既存のマーケットに食い込むためにディスカウントせざるを得なかったなど、機体の評価とは別に商業的には採算割れを起こしたため、生産数182機で終わりました。
なんだかんだ言って、初めて作った旅客機が国外13カ国76機も売れたんですから・・・”航空先進国”イギリスの旅客機でもYS-11以下の総生産数で終わった機体も珍しくないんですから ねぇ。
日本の空から退役したYS-11の多くはフィリピンあたりに移籍したそうですが、「なんで日本はこんな良い状態の飛行機を手放すのか?」と不思議がっていたそうな・・・逆に、フィリピンでTACSを装備したYS-11を日本に売り込もうとしたという話しもあったそうです。
Sasakikさん回答感謝します
退役は機体の寿命だと思ってましたが、法律の問題だったのは初めて知りました。まだ飛べるなら、折角頑丈なんだから最後まで飛ばしてあげたかったなあ。
数としては少ないと思ってましたが、そうでも無かったんですね。まあ初めて作ってそれだけ売れたんだから、現場の人間には評価されたいたのかな。
アッチで元気に飛んでくれるのは嬉しいものです。でも実現したら、皮肉な逆輸入ですねw
ありがとうございました
No.2
- 回答日時:
戦後間もない日本で多くの外国製航空機が飛ぶ中、戦前に培ってきた軍用機の技術を生かして日本の航空機を飛ばしたい、というのがYS-11の原点でした。
試作段階での重大な問題点を克服し、アメリカ連邦航空局の審査でも安全性が評価されデビューし、一機あたりの飛行時間が月に300時間以上になり、定時出発率も99%と、技術的にも高評価を得ることができました。世界でもアジアや南北アメリカで導入されていました。
また軍用機の技術がもたらしたメリットとして、「頑丈さ」が挙げられます。その上初めての国産旅客機だった為、強度試験の時間を十二分にとってやっていたといいます。その後に発覚した不具合もすぐに改修し、次からの生産に活かされていました。
世界であまり売れなかったのは、アジアの発展途上国の多くには「お金がなかった」ことや、ヨーロッパでは「既に航空業界が盛り上がっていて、競争に参入できなかった」こと、そして生産・宣伝など「お金の問題」などが原因ではないでしょうか。
ただ、ロールスロイスのエンジンを積んでいたため、興味を持ったファーンボロ・エアショーで特別に展示され、知名度が上がりました。その後の各地でのデモフライトのあと、ぼちぼちと受注があった、という事実があります。
ということで、日本製らしく、丁寧に・確実な技術の元で生産されていたYS-11は、日本が誇る名機だと、胸を張って言えるのではないでしょうか。
※あくまでも私の意見です。詳しくは参考URLまで。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/YS-11
kenny3159さん回答感謝いたします
定時出発率って言葉はあまり聞き覚えは無かったのですが、ジャンボジェット何か結構エンストして遅れるって聞きますから、99パーセントは凄いんだろうなと、日本製の優秀性が分かり嬉しくなりました。
昔から宣伝は下手で売れなかったって事もあるんですね。今も相変わらず下手なようですがw
確か同じ系列で作っている遺伝子を受けついだ?、今作っているらしい中型ジェットは売れて欲しいな。
どうもありがとうございました
No.1
- 回答日時:
海上保安庁では今でもYS-11が元気に飛んでおり、名機と言っていいと思いますけどね。
羽田空港では今でも海上保安庁のYS-11を見ることができます。
製造中止になった理由は「安値で買いたたかれた(製造会社に製造実績が無いからね)結果赤字増大」やら「会社運営の問題」やらですから。
実際JACがYS-11運行を辞めたのは航空法改正により衝突予防装置搭載を義務づけられた結果、費用対効果があわないからですからね。
1962年製のYS-11が実に2006年まで実に44年も元気に民間航路を飛んでいたのは
機体が優秀だったからだと思いますが。
開発陣に軍用機設計者が多かった製で軍用機の特性が色濃く残っているとか。
おかげで頑丈性は並外れているようです。
hiroki0527さん 回答感謝します
引退ってニュース見たので勇姿を見れなく成ったと思ってましたが、定期航路だったのかな?いつか東京に行ったら何とか見たいと思います。
44年も元気に飛んでいたとはそれは長生きですね~ 頑健さでは優秀だったとは嬉しいな
ありがとうございます
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