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野菜を植える前に完熟堆肥を土に混ぜています。

混ぜ方ですが、土と完全に混ざるようにすればいいでしょうか?
それとも穴をほって堆肥だけを入れるようにしたほうがいいですか?

野菜の種類によってまき方は違いますか?

A 回答 (3件)

堆肥と言うのは肥料ではなく、通気性や保水性や保肥性を改善するため


に使用する土壌改良材の一種です。通常は単体では使用が出来ませんか
ら、土に混ぜて使用するようにします。土壌改良をする訳ですから、土
の上にバラ撒いただけでは堆肥を使用した意味がありません。

土に混ぜる割合ですが、これは土壌改良をする前の土質によります。
例えば粘土質の場合なら排水性を良くするために使用しますし、砂質の
場合は保水性を高めなくてはいけません。肥沃(有機質を富み土が良く
肥えている事)の場合なら大量に施す必要はないので、大量に施してし
まうと逆に土壌を悪くさせてしまいます。
作物を植えようとする場所の土を軽く耕して見て、手で握って団子状に
して下さい。その団子状の土を手の平の上に置いて、指で押して見て下
さい。団子状にならないとか団子状になっても指で押す前に崩れるよう
なら、土の状態は砂質と言う事になります。逆に指で押しても崩れる事
もなく指先で押した所が窪むだけなら、土の状態は粘土質と言う事にな
ります。また土の匂いを嗅いで見て、本来の土の匂いとは違うようなら
土が死んでいるか死にかけていますから、土の中の微生物は居なくなっ
ている事になり、作物の生育が芳しく無い事になります。
こんな時には化成肥料の使用を必要最小限にし、堆肥を多めに入れて土
の活性化をする必要があります。

長々とくだらない事を書きましたが、要は土壌改良をするためですから
穴を掘って埋めただけでは何の意味も無いと言う事です。
作物を植えようとする場所の土を鍬で軽く耕してから、必要量の堆肥を
均等にバラ撒いてから、再び鍬で十分に耕して完全に土に混ざるように
します。混ぜ方は全て同じですが、大根や牛蒡などのように地中深くに
入り込む種類は深めに耕す必要があります。作物の種類によって深さは
考えて耕して下さい。

鍬で耕すのは大変ですから、出来ればミニ耕運機などを使用されたら、
作業的にも楽ですし完全に混ぜ合わせる事が出来ます。

それと本当に完熟堆肥なのでしょうか。市販されている堆肥の中にも、
完熟と書いてあっても完熟とは言えない堆肥も出回っています。完熟と
書いてある方が売れ行きが良いので、ホームセンターや園芸店で特売で
売られている物に簡単に手を出さないようにして下さい。
もしそのような堆肥の場合は、秋から冬に先程に書いた事を行って春先
に作物を植えるまで寝かせて自然に完熟をさせます。未完熟の堆肥をそ
のまま使用すると、発酵熱で根を痛めますから完熟するまで何も植えな
いで下さい。これは野菜に限らず、樹木や草花にも共通して言えます。
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>混ぜ方ですが、土と完全に混ざるようにすればいいでしょうか?


>それとも穴をほって堆肥だけを入れるようにしたほうがいいですか?

であれば
完全に混ぜて下さい。

NHKの野菜の時間のDVDが出てたかな?
あれば見てみて下さい。

「鋤き込んで下さい。鋤き込むと言うことは
何度も何度も土と肥料を混ぜ合わせて…云々…」

と何度も念押しなさっています。
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堆肥は肥料としての効果より土壌改良として使用するのですから、均一に使用するべきです。


野菜等の苗を植える前に鍬等で耕して堆肥を混ぜ合わせた方が良い土壌になります。
更に、堆肥だけでは養分が不足しますから、元肥になる肥料を苗の周囲に施肥します。
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この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございました。助かりました。

お礼日時:2010/03/23 10:28

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