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最近、希望が叶い、公設児童クラブの指導員として働き始めました。当初の想像以上に大変な仕事ですが、子供たちの笑顔に癒されつつ、これからも日々努力したいと思っています。

さて、先日、先輩指導員の方々から「あなたの指導は甘すぎる、もっと厳しく子供に叱って下さい。もっと怒鳴って下さい。」や「子供に舐められたらダメですよ。」という指摘を受けました。私としては、あまり子供たちに厳しく叱ったり大声で怒鳴ったり、大人から緊張感を与えるような事はしたくないのですが…。

私の考えは甘すぎるのでしょうか?

A 回答 (3件)

教員です。



最近、「厳しく叱れない先生」が増えてきています。
そして、「叱らずに育てる親」も増えてきています。
その結果、「大人に生意気な態度を見せる子ども」が増えてきています。

厳しくしかる、というのは、何も大声で、金切り声で怒鳴るだけではないのですよ。
いつも怒鳴ってばかりでは、逆にそれに慣れてしまうということもあります。

いつも些細なことでキャンキャンヒステリックに怒っている母親と、
いつもは穏やかだけれど、ある一線を越えたら、ギロッとにらんで、一言「ちょっとこい」という父親。
どっちが怖いですか?

大切なのは、「怒ると怖い」ということを子どもが認識することです。
そのためには、
「怖さ」と「優しさ」を上手に演じなければなりません。

また、叱ることは、信頼を得ることでもあります。

「この先生は、僕が悪いことをしたら、ちゃんと叱ってくれる」
「でも、いいことをしたら、ちゃんとほめてくれる」
「友達が悪いことをしたら、ちゃんと叱ってくれる。」
「だから僕は、安心して児童クラブへ行ける」

これは、子どもが、
「この先生は、きちんと基準をもっている」
と思う、ということです。

いつも、些細なことで怒鳴っていたり、気分で怒ったり褒めたりするのはよくありません。
いつもは優しい、でも、ある一線(たとえば危害を加えるなど)を越えたらとんでもなく怒られる
そう子どもたちが思うことで、子どもたちはとても安心できるのです。
そして、その「基準」が明確であればあるほど、子どもたちはその「基準」を超えないように行動するようになっていきます。

もし、あなたが「あまり怒りたくない」と思っているのなら、
・いつもは優しく
・「基準」を越えたら、サッと顔色を変えて、声のトーンを落として、低い声でゆっくりと、「おいで」と一言、言う。
・低い声のまま、ゆっくりと間を置きながら、「今、○○したよね?」「それは、いいこと?悪いこと?」
「どうしたらよかったのかな」等、「諭す」ように心がけると良いでしょう。
上手に諭せるようになれば、あなたが大声を出さなくても、子どもは、話しながら、涙を流して謝るようになります。

子どもたちと、友達になろう、対等になろう、と思うと、指導はうまくいきません。
子どもの反応に一喜一憂して、自分が傷つくからです。
むしろ、母親になろう、父親になろう、と思わないといけません。
その違いは、
間違った行為を見たときに、「友達としてなあなあに対応して終わるか」
「母親としてその子のためを思い、心は痛くとも、厳しく注意するか」です。

集団として預かっている以上は、ただのお友達、では、その集団はなりたちません。
けれど、叱る基準さえはっきりさせておけば、いつもは優しく、楽しく、笑顔いっぱいでいいのですよ。
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 まず、あなたはそのクラブの親としての存在でもあります。

わが子が通う学童保育では怒鳴り声も聞こえてきます。悪いことは悪いと叱ることも大切です。ただ感情的に叱るのでは駄目ですが、理由が有って叱っている事を子供に理解させて下さい。
 子供の声は大きいです。小さい声ではあなたの近くの子供だけの物になります。 実は昔なら叱られていた子供と周囲がそれを聞いて気をつけようという形でしたが,最近は「自分にとっては関係無い」として聞いていません。しかり方もちょっと難しくなっているようですね。

 上下関係もありますので、何かあったときに、あなたに注意を向いてくれるように強く指導して下さいね。

 それとしかる力加減は、子供よって異なりますので子供の観察もしていてね。それと子供の話も聞いて上げてね。
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児童クラブなどの指導者の印象は、一様に声が大きく遠慮がないことかな?


意味も無く怒鳴ってばかりの人は確かに緊張感を与えるでしょうが、悪い時はやさしく言うよりも厳しく言ったほうが子どもたちのためには良いと思います。
そういう指導者の方が子どもに人気があるし、親も安心して預けられるんです。
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