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今日ある会社の絵画展示会に行ってまいりました。
販売も兼ねた展示会に足を運んだのは初めてでして、
今日たくさんのことを知りました。

スタッフさんの仰っていた事をこちらで改めて確認したい気持ちがありまして質問させていただきます。

(1) 販売されているのはもちろん版画であった訳ですが、
それは原画の発色などを落とさないために最近の画家さんは自ら望んで版画の作成を望んでいる。

(2) 一般的にいかにして複製(版画)を作成しているのか。
調べたのですがイマイチ良く分かりません。

(3) 原画でないという事は、買われる方はサインとシリアルナンバーに価値を置いているのでしょうか。

こういった個人の価値観によって様々な解釈・判断ができてしまう「絵」の世界は自分がどこに重点を置くかによって1つの絵画に出せる金額もほんと変わってしまうので、みなさんのご意見もお聞きしたいと思います。
私は1枚の絵を高いお金出して買うより、その画家さんの画集を買う方のタイプです。
お金がないだけなんですけどね・・・。
だからそれなりのお金を出して版画を買う方の気持ちが知りたいと言いますか。
素人意見なんですが。

よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

以前絵画の販売をしていました。

結果的には#1さん#23と同じことになろうかと思いますが…
(1)原画の発色を落とさないために版画という作家もいるでしょうがそれ以上に自分の得意な画材を優先して使う作家のほうが多いです。
(2)印刷技術が進歩しているので一概にはコレと特定はできません。すばらしい印刷技術としかいいようがないです。
(3)中には1番のみを集めている方、ぞろ目のみの方色々います。そしてサイン本の感覚でコレに絵画としての付加価値がつきます。
akkさんのようにお金がないから画集という方も絵画の楽しみ方の一つだと思いますし、好きな絵を飾っておきたいというのも理由でしょうし、やっぱり原画はタッチの加減が現れますし色もダイレクトに見る側の心に響きます。
最後に金額のつけ方についての独り言です。
要は「その顧客がその絵に対して幾らお金を払えるか」で計算します。日用品などの価格は需要と供給関係でコレぐらいで利益が出るという考え方ですが絵画の場合の顧客はお金に多少の余裕のある人です。その人が最高これぐらいならお金を出すだろうという計算です。だから高いんです。
以上私の独り言でした。
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この回答へのお礼

(3)のご回答、そういう方もいらっしゃるんですね!

やはりできることなら原画を手元におきたいですよね。
自分の好きな画家さんの原画を手元において眺める事が出来たらどんなに良いでしょうね♪

missa-nさんをはじめ、お三方のご回答で、
「原画でなくても手元に置いて眺めたい」という方のお気持ちが理解できたような気がします。

どうもありがとうございました♪

お礼日時:2003/06/30 01:36

お邪魔します。


主人が昔、リトグラフを1つ買ったことがあります。
イラストレーターさんのリトグラフ(石版画)なのに50万位しました。
私から見ると、「え~~それちょっと高すぎ~」なんですが、
まぁ、本人が良ければ、それはそれですよね。
私自身も欲しいと思ったことはありますが、大きい版画をもう一枚置くところもないので断念。
ホイホイ買えるようなお金持ちでもないし。

(1)は単に売るための方便なんじゃないでしょうか。
画家さんに知り合いはいますが、そんなの聞いた事ないですよ~。

(2)は版画の手法によって違うので、手法がわからなければ調べても判らないと思います。
木版、エッチング、ドライポイント、シルクスクリーン、リトグラフなど色々ありますよね?
詳しくないので、他にもあるかもしれないですが、ぱっと思いつくだけでも、この位は種類が・・・。

(3)いろんな方がいらっしゃると思いますが、私はサインやシリアルナンバーに価値を置いてはいません。主人も。

版画自体を見て、それを手元に置いて眺める事の喜びと
それに対して払うべきお金や買った後の保存なんかに使う労力や置く場所を秤に掛けて納得がいけば買います。

油絵とかだと保存に自信はないし、すごく小さくても気に入ったものを買おうとすると桁違いに高いですから・・・。
リトグラフ程度なら頑張れば買えるかも?って感じです。

画集も買いますが、サイズが小さいし飾って眺めるにはあまり向いていませんよね。
あと、本物と印刷された画集って色味とか雰囲気とか全然違うので
好きな絵は出来れば、見るだけあっても、生で見たいですv
画集ではぴんと来なくても、生で見ると圧倒される絵ってありますよね?

はっ、語りすぎ?長々とすみませんでした。
この辺で失礼します。参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

こんにちは。

toranputanさんのご意見を伺って今まで自分は絵画というものを物理的?に見すぎていた気がします。
> 版画自体を見て、それを手元に置いて眺める事の喜び
> 好きな絵は出来れば、見るだけあっても、生で見たいです

というご意見で他の方の気持ちが多少なりとも理解できました。

版画の手法たくさんありがとうございます。
ちょっと検索してみまーす!

「絵」に対して今までとちょっと違う見方ができそうです。
どうもありがとうございました♪

お礼日時:2003/06/22 13:33

自分は画家ですが、


<<原画の発色などを落とさないために最近の画家さんは自ら望んで版画の作成を望んでいる。>>という発想をする事はまずないと思います。
原画が色褪せる事があっても、それはそれでいいです。その絵こそが「絵」ですから。
作品の魂は「その絵」にのみです。
ちなみに、版画とはシルクスクリーンであったり、石版画であったりが、絵画の複製としての版画には多く使われていますが、画集などの「印刷本」も当然版画の一種です。
ただ作家には当然「版画家」もいる訳で、版画を主として原画は「した図」としか見ないという場合もあります。
ただ今回の場合は前者の場合(絵(ペインテイング)を描く作家が石版やシルクスクリーンで複製のようなものを作る場合だと限って話しさせていただきますと、まず、ほとんどが、業者による依頼であったり、自らの金もうけであったりが目的だと思います。

多くは、シルクスクリーンという技法で版画を作りますが、業者が作家の所、あるいは、権利を持っている人との交渉に行き「シルクスクリーンという版画であなたの絵を印刷(版画)させてください、というような内容と金額交渉をし、原画、あるいは原画の写真等を業者の契約している版画(印刷)制作工房に持って行き版画(シルクスクリーン)にさせて、後日その
版画(印刷物)を作家が存命のひとであれば、その当人のところへ持って行き(あるいは来てもらい)
限定枚数を確認して限定版号とサインを入れてもらい
それを販売するわけですが。

それでも、安価だから買いたいと思う人が買う。
という「金」の問題ですね。
*ただしこの場合、かなり原画に厳密に制作している場合のものもあるんですよ、それは原画は買えないが
どうしても、そばに置いて勉強したいとか、
原画は買えないが、好きで好きで仕方ないひとの場合、「他者に値うちがあるかどうか」には関係なく、そばに置きたいと、、僕なんかはそう思って買ったりしますが、粗悪な商売人が安易に作ったものなどは、
作家にとっても胃が痛むものであります。
しかし背に腹はかえられない場合、あるいは、当人の死後、その後の複製などの権利を持っている者などの銭儲けで作られた場合など、さまざまな背景があります。
制作する側の作家が油絵、水彩、日本画等のペインテイングの場合はたいていが「この一枚!」に魂を込めてます。
買う方は、その絵、あるいは版画を「好き」かどうかです。
「値うちがあるかどうか」は投機の為の目的であり、
それについてはよく考え,,,,,,,
、、たくもありません。(^.^;)

*版画家の版画はあくまでも版画こそが作品ですし、上記の限りではありません。また上記以外の例外も、ある事はあると思います。
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この回答へのお礼

> 原画が色褪せる事があっても、それはそれでいいです。その絵こそが「絵」ですから。

同感です!
marinfishさんのご回答から「シルクスクリーン」検索してみました。実際に画像等を見てみて改めて納得することが出来ました。

後半のmarinfishさんのご意見・お気持ち「なるほど」と思いました。絵というものは描かれる方にとっても作品を手に入れる方にとっても、難しい環境にあるものだとつくづく思います。

丁寧なご回答ありがとうございます。
お仕事頑張ってください!

お礼日時:2003/06/22 13:18

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