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こんにちは。
今年公務員試験を受ける予定の者です。
論文試験があるのですが、下記文章の添削をお願いします。
また、下記評価を頂けるだけでも構いません。
A:問題なし
B:可もなく、不可もなく、ただ合格答案。
C:ボーダーぎりぎり
D:不合格
カテ違いでした申し訳ありません。

テーマ「○市ができる地震対策について」

 今年で、阪神・淡路大震災から15年が経った。また世界各地でも大地震が発生しており、その甚大な被害を目の当たりにして、改めて地震の恐ろしさ、対策の必要性を感じた住民も多いのではないか。今後、直下型地震の発生が予想される○県は、よりいっそうの災害対策が必要である。
 ○県の基礎自治体として○市はこれまでに様々な災害対策を行ってきた。定期的な防災訓練の実施、ハザードマップなどによる避難場所の整備、震災復興マニュアルの作成などである。しかし、これまでの対策だけでは十分とはいえずまだまだやるべき課題は多い。
 第一に更なるハード面での防災体制を整える必要があるだろう。例えば、現在作成されているハザードマップは、そのほとんどが行政機関の資源(役所、学校、公民館など)で構成されている。今後は民間企業にも協力を仰ぎ、企業の資源も活用していくべきである。道路や公園などの公共空間が少ない○市においては、できる限り多くの避難場所確保することが極めて重要となるからである。また、災害時に倒壊の恐れのある住宅・建築物の耐震改修は、阪神・淡路大震災の犠牲者の約8割が建築物の倒壊による圧死や窒息死であったという事実からも、早急に取り組むべき課題である。しかし、耐震改修については、費用が平均で200万円ほどかかるため、なかなか進んでいないのが現状である。最近は、様々な安価で信頼できる耐震改修工法・装置が企業から提案されている。今後は、そのような工法・装置を活用し、更なる補助金の支援も考慮に入れ、広く普及させていくことが必要だろう。
 また、第二に、住民の防災意識をより高めていくことが必要である。相次ぐ災害を見て、防災の大切さを実感しながらも、災害に備えて非難用品をそろえたり、住まいの点検をしたり、避難場所の確認をしたりという基礎的な実践はまだ不十分である。これを是正するためにまず考えられるのが、タイムリーな防災訓練の実施である。世界各地で地震による被害は後を絶たない。これはこれで不幸なことであるが、住民の防災意識が高まるのは事実である。このようなときにこそ、防災訓練をおこなうべきであり、訓練を通じてより高い防犯意識を持った住民は以後意識的に防災対策を行うようになるだろう。また、、ハザードマップを行政のみで作成するのではなく、作成の場に住民を参加させ協同で防災について考えることも有効である。ハザードマップには、避難場所や被害想定地域の情報のみならず、住民の意見を取り入れた災害時に役立つ情報なども載せるべきである。例えば、救助に役立つ工具を使っている工務店や材木店、災害時の初期消火に役立つ銭湯、飲み水を確保するための井戸の場所などである。このように災害対策の話し合いの場に行政のみならず、地域の住民、さらには上述した地元企業の参加を促すことで、地域いったいとなった防災活動が可能になり、一人ひとりの防災意識も高まるであろう。
 今後、○市は上述のようにハード面での対策をさらに充実させた上で、住民、地元企業と一体となった防災対策を行っていく必要があるだろう。

A 回答 (5件)

No.2ですが、まぁ試験としてはこれがお題になるかどうかもわからんようなので、まるで無意味かもしれませんが、「皆さん、けったいこと言われるなぁ」と思ったのでちょっとだけ。



震災経験地域に住んでるわけですが、私の家にある市製作の「あなたの街のハザードマップ」という資料は、単なる危険地域だけでなく避難場所も主要避難経路も全部載ってます。
危険地域も、場所的には局部的ですが、「水害ならこっちのここに逃げる」「土砂崩れならこっちに逃げる」と予想災害別に1枚のマップで印してある物もあります。

確かに、「ハザードマップ」の学問的?な定義は、「危険箇所を示すもん」だということくらいは、私も知らないわけじゃないですが、現場はとっくにそんな小手先の定義とは違う手法で住民周知を図ってます。
これで、「市がくれたハザードマップ見ればわかる」「困ったらハザードマップ見る」「ハザードマップはすぐに出せる所に置いておかんといかんな」…一般市民が「ハザードマップ」という単語に強くそういう印象持ってくれりゃ、別に言葉の定義なんざどーでもよいわけですな。

逆に言えば、専門用語を逆手に取って、市民へのPRを図っている例もあるわけです。
これは悪くない話だと思いますね。実家のばーちゃんでも「ハザードマップみたら避難場所わかる」とインプットされてますから。『経験もないくせに机上で語る学者さん』たちは、どう思うか知らないが。

また、防災業務計画なんか一般市民が中身を知る事は、現実にはありません。
閲覧できるったって、そんな物読みに行く暇人は何人も居ない。
なので、市民目線で論じるなら防災業務計画なんかどうでも良い事です。あれは役所内部の一部の人のためだけにある「憲法」ですから、それだけでは大したモンではない。
もっとも「憲法」なので、学者さんはかならずこれをスタートに論戦張りたがりますが、役所でも実際には部署毎のマニュアルで動きます。そのマニュアルが十分かどうかはまた別の話。

いくら民間施設がリストアップされてても、実質的に常時受け入れ態勢が取れていない場所は山とあります。
当地でも、結構大きなホテル施設が「災害時の避難拠点」になってますが、ホテルそのものは宿泊客最優先で動きますし、まぁそれも当たり前。なので、リストアップされてる事知ってても、他に選択肢が有れば近隣の人は行きません。そんなの当たり前だから。
業務計画にはリストが載ってますが、その民間施設が自治体のリストに載る事に「YES」を出した根拠は、個別もしくは地元業界団体等との「協定」なので、そこに「定常業務優先」にあたる文言があったら実質的には強制力はないということも。そんな協定も山とあります。
そんなこともあるので、防災業務計画だけでは全く「全てわかったような事」にはならないです。

・・・なんていう、『未経験学者肌の方々とは全く相容れない、現実世界に生きる市民側の目線』というのもあるんですなぁ。

実際災害が起きたら、被災地ど真ん中の人間には、そんな理屈なんかどうでも良いんですよ。そういう場合にこう動くと決まった組織がきっちり機能する事が、最大のポイント。逆に、それ以上の事は被災地ど真ん中では、どちみち初動時には誰もできないんです。それ以上のことができるのは「被害がない地域でのうのうと高みの見物が出来る奴らだけ」ですから。

この回答への補足

補足回答ありがとうございます。

皆様のアドバイスに従い、前の文章添削しました。
再度ネット上にアップすると文章が試験で使えなくなってしまうので
アップはしませんが、投稿時のと比べると大分良くなったと思います。
皆様のおかげです。

正直、全くの赤の他人の論文添削にこんなに回答が頂けるとは思っていなかったので
ネットの力の大きさと皆様のご好意に感謝感激です。

ありがとうございました!

補足日時:2010/04/27 18:29
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 こんにちは。


 文章内容のみの添削となることをお許しください。
 △「今年で、」→「今年で」
 ●読点の多用が気になりました。
 以前作文の際に言われたことがあります。
 「私は、……」ではなく、「私は……」という文章を書きなさいと。
 質問者様の場合も同様かと思います。
 △「また世界各地」→「世界各地」
 ●「また」が「再び」と解釈出来ます。
 この場合、「また」を取ってしまった方が良いと思います。
 ○「改めて地震の……を感じた」→「地震の……を改めて感じた」
 ●修飾語、非修飾語は近づけた方が分かり易いです。
 「改めて」を強調する場合には文頭に持ってきても悪くはありません。
 △「よりいっそう」→「より一層」or「更なる」
 ●「よりいっそう」では単語の区切れが分かりません。
 出来るだけ漢字表記をした方が良いと思います。
 ○「これまでに」
 ●「今まで」という言い方もあります。
 ×「ハザードマップなど……作成などである。」
 ●「など」が1文に2つ入っていて読み辛いです。
 △「これまでに……これまでの」
 ●同じ語句の繰り返しは出来るだけ避けて下さい。
 △「十分とはいえずまだまだ」→「十分でなく、依然として」
 ●「いえず」は「言えず」と表記して下さい。
 また、「まだまだ」よりは「依然として」の方が硬い表現なので好印象を与えられると思います。
 △「やるべき課題」→「課題」
 ●「課題」自体に「やる」、つまり「行う」意味が含まれています。
 ×「避難場所確保することが」→「避難場所の確保が」or「避難場所を確保することが」
 ●語句を繋げるだけでなく、意味が取れるようにして下さい。
 「避難場所確保する」は明らかに不自然です。
 △「住宅・建築物」→「建築物」
 ●住宅は建築物の一種ではありませんか?
 「住宅・建築物」と並列させる意味が無いと思います。
 △「圧死や窒息死」→「圧死」or「死亡」
 ●「窒息死」も「圧死」の一種ではありませんか?
 ×「様々な安価で……」→「信頼できる……の安価かつ様々な」
 ●「安価」の種類が「様々」と解釈できます。
 これは避けるべきです。
 ○「そのような」→「その様な」
 ●漢字で表記して下さい。
 △「広く普及させていく」
 ●「普及される」という動詞に対応する主語がやや不明確です。
 ○「そろえたり」→「揃えたり」
 ●漢字表記をお願いします。
 ×「タイムリー」→「定期的」
 ●公文書の「タイムリー」という単語は見たことがありません。
 世代の違いかもしれませんが……。
 ×「このようなとき」→「この様な時」
 ●「とき」は流石に漢字で表記すべきです。
 ×「おこなう」→「行う」
 ●同上です。
 △「以後意識的」→「これからは意識的」
 ●漢字を多用するだけでなく、読み易さも大事かと思います。
 ×「また、、」
 ●論外です。
 △「住民を参加させ」→「住民の意見も踏まえて」
 ●「参加させる」では住民に対して失礼かと思います。
 また、「参加させ」と「考える」の両方が1文に入っているのは良くないでしょう。
 ×「取り入れた災害時」→「取り入れた、災害時」
 ●「災害時」が取り入れられては困ります。
 読点で内容を分かり易くして下さい。
 ×「地域いったい」→「地域一体」
 ●論外です。
 この場に於ける私の添削内容はあくまで「私流」なので、他の方とは意見が違う場合もあります。
 質問者様が私の回答を上手に使って頂けたら幸いです。
 因みに私は「C」だと思います。
 公務員試験までそれ程時間が無いかと思いますが、受かる見込みは高いと思います。
 後は奢らず、弛まずコツコツと続けることが大事ではないでしょうか。
 恐らく公務員試験を受ける他の方とは力量に於いて大きな差は無いと感じます。
 私も勉強になりました。
 地震・雷・火事・親父という言葉を思い出してしまいました。
 偉そうにしてすみませんでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

すいません。誤字、脱字、誤用のオンパレードですね(汗
急いでタイピングし、あまり確認しないで投稿していました。
皆様に添削をお願いする以前の問題でした。反省しております。

ただ、自分一人では気づかなかった箇所もたくさんありましたので
大変参考になりました。早速修正いたします。

ありがとうございました!

お礼日時:2010/04/27 18:36

先ずハザードマップは危険が発生する可能性のある場所を表示してあるに過ぎません。

その上で使えそうな避難場所はどこか、避難経路をどうするか、危険場所の巡視体制はどうするのか、連絡体制はどうするのか・・と考え地域防災計画が立てられているのです。また危険区域に居る住民の移転を促進させる必要が有ります。その時に現行の法令や条例で適用できそうなものも既にあげられています。

避難場所として民間の施設としては講堂のあるお寺などの宗教施設や体育館のある私立学校(創価学会など新興宗教や朝鮮高校はドン引きですが)や民間の保障施設および旅館などの宿泊施設等があります。このような施設は住民に周知していないだけで既にリストアップされているはずです。

先ず地域防災計画を読んでください。その上で関係する部署がどう対応しているのか調べた上で提言しないと「なーんにも知らない素人が」となります。あらかじめ試験論文のお題を公表すると言うことは、受験者の調査能力も試されているのです。調査能力ゼロでは落第必須です。

頑張ってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

実はテーマはこれで決まってるわけではなく、何がお題になるかは試験当日まで分かりません。
ただ調査不足は否めません。もっとしっかり対策して望みたいと思います。

ありがとうございました!

お礼日時:2010/04/26 23:31

阪神大震災経験者で、今も神戸に住み、まぁ行政の対策にも自分の身の回りの範囲でウジャウジャ関わった(当地の人間ならよくある話)程度の人間の、単なる感想レベルです。



ただまぁ一応は経験者なので、これが試験でなく単なる論文だったら構成的にはBですが、「点数の辛い経験者の採点」として見たらBの下、Cの上かなと(^^ゞ(勝手にほざいております)

専門家の方からは、たぶんダメ出しが出ると思いますが、被災経験地の経験者の感覚としては…

民間企業の協力を広く仰いででも、避難場所の確保が必要な論点がいまいち不明。
具体的に避難場所が足りなくて、公的機関だけでは徒歩圏域の地域住民を収容しきれないならOKだか、そこんとこどうか。
収容量が足りないならそっちが優先でOKだけど、収容量がほぼあるなら、やみくもに避難場所を小出しに増やせば増やすほど、通信と補給の問題が加速度的に増えて、公的機関の対応だけではロジスティクスが破綻することは忘れずに(その対案には触れて欲しい)。

また、民間の占有地を避難場所にする場合は、備蓄品の対応や非常時の連絡体制、指揮体制、救護体制を、平時からどう確保するかが問題。物資関係は公的機関から提供するとしても、民営地での保管料は普通はタダではない。また「いざ」の際に、避難場所での受け入れサービス人員等は必ず必要。そこまで企業が協力してくれるのか。
避難場所が公的機関に偏っているのは、公的機関なら「役所の職員」が原則居てて(居なくてもすぐ派遣して)、防災指揮者は何のしがらみもなく職員を倒れるまで使い倒せることと、平時の物資機材の備蓄に公的機関側が何も気を(余分な管理費も)使わなくて良いからという面もある。
ただ、そんなこともひっくるめて地元企業がフル体制で協力してくれる(ことになっている)例はあるが…やっぱ、別の面で自治体から見返りは出すんですけどね。タダではやってくんないす。
ま、そういうブラックな裏面は別としても「公的機関を避難所にする事の優位性」を踏まえた上での民間協力の必要性まで踏み込まないと、経験者には「納得力」が無いです。

避難訓練は良いことですが、機能しているのは人口の少ない(特に昼間も仕事場が当該地域内の人が大多数)地域だけです。
と書くと、すぐに「近いより田舎の方が住民コミュニティの力がどうこう」という論点を語る人が多いですが、そんなことより「職住同一地域」である!という点の方が遙かに大きいファクター。昼間は他地域に働きに行く通勤サラリーマンがほとんどの地域では、定期訓練自体がそもそも成立しない…ということをお忘れ無く。
それを踏まえて…そゃ訓練自体は悪くない…じゃ、住民をどう巻き込むかの論点が欠如してたら絵に描いた餅だにゃと。
結局は、「どういう住民に働きかけるべきか」という観点が必要です。で、そういう積極的な住民でなりゃ、ハザードマップ策定への参画なんか出来ないのでね。
「住民を動かせる住民」が当該地域で誰か、それをどう活かすかって観点が欲しいッすね。

こんな事書くのも、文章が、私が上に書いたような事を全くわかっちゃ居ない「現場を知らない役人の作文」のまんま…と読めるからです。まぁ試験の作文なので、質問者の方を小馬鹿にするような意図は毛頭無いですが、『経験者の素朴な読み筋』として、そう見えてしまう面はあります。

参考になりゃいいんですが(^^ゞ
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

確かにハザードマップの民間資源の活用は、安直に考えすぎていました。
やはりそういう反論がありますよね。
もう少し掘り下げてみます。

お礼日時:2010/04/26 23:16

評価をする気はありませんが、気になったところを指摘しておきます。


1.阪神大震災から15年経ったから、恐ろしさを感じたからでは、○県でよりいっそうの災害対策が必要な理由にならない。対策を取らなければこんな被害や損失を招くから、それを防ぐために対策すべき、というのが本来の理由。
2.ハザードマップと避難場所の整備は別物なので、きちんと分けて整理しておくこと。
3.上とも関連するが、ハザードマップはむしろソフト面での対策である。ちなみにハード面での対策には重要なものもの多いが、大きな財政負担となりやすいことも事実であり、あまり流行らない。よほどハード面を強調したいのでない限り、ハードと書くのはやめてはどうか。
4.補助金の財源が示されていない。財源を示すことができないならば、その経済効果や乗数効果を示して、公金投入に意味があると論じなければ、単なる夢物語で終わる。
5.誤字はチェックしましょう。非難用品⇒避難用品(防災用品)。他にも言葉の使い方が若干気になるところがある。(特別多いわけではないですが)

ご参考になれば幸いです。

なお、これをそっくり写して書くと単なるネット上の文章の剽窃と疑われたりする可能性がありますので(上の文章の作者であるあなたと受験生であるあなたの同一性は証明できません)、しっかり再構成されることを強くおすすめします。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

参考になります。
特に補助金の財源については、当然の反論ですよね。
(民主党の子供手当てみたい)

もちろん、回答者様のご意見も参考にして再構築します。

ありがとうございました!

補足日時:2010/04/26 23:24
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