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週間プレイボーイ今号の堺屋太一氏の中国コラムについて 日本がかつて1970年代のオイルショック不況で苦しむ欧米諸国を尻目に不況から脱出し円高を克服し更なる発展をしたように、中国もいち早くリーマンショックから立ち直り、人民元切り上げも乗り切る。そして、年内にバブルは弾けるが、日本が最大の被害者になり、中国は更なる発展をするだろう。と予想していました。

つまり、堺屋氏は中国バブル崩壊はソフトランディングだということですが、日本はバブル崩壊で強烈な痛手を受けました。なぜ中国だけがバブル後も発展すると言い切れるのでしょうか?

日本は自国の資本と技術革新で高度成長し、世界標準規格を確立し、付加価値の高い商品を作れたので労働者の賃金が向上し内需拡大し国民も豊かになりました。

しかし、中国は資本も技術も借り物で他力本願の高度成長です。現に、中国発の世界的な特許や発明とかは全く聞きませんし、メイドインチャイナの信頼性は低く、人民切り上げをしたら製品価格が向上したら国際市場で駆逐されるような気がするのですが・・・?

中国はソフトランディング・ハードランディングどちらになるのでしょうか?

難民が押し寄せてくるのは真っ平ごめんですし、大発展して軍事的な脅威にさらされるのもイヤです。

詳しい方教えてください。 

A 回答 (4件)

竹中平蔵が民間人で大臣になる以前、テレビに出ている頃はソフトランディングなどありえないというというスタンスでした。

大臣になってからもしばらくは、ハードを目指していたのは記憶されていると思います。

彼の進めた新自由主義の善悪は別にして、ハードであったならば、2年は多くの銀行が倒産し経済はグチャグチャになったでしょうが、5年以内に新たな構造が生まれ今とは違う社会だったでしょう。まあ、その後リーマンショックではヨーロッパより被害が大きくなって、結局は同じかもしんないが^^;

で、彼が結局ソフトランディングを選択せざるおえなかったのは、それをすると社会混乱が大きすぎて、いかな温厚な日本国民といえど、経済が立ち直る前に政府(自民党)が転覆するのが明白だったので、小泉くんの命令だったのでしょう。

中国人民は、日本国民に比べおとなしくはありませんので、中国政府がハードランディングを選択することは決してないですね。まあ、中国政府がバブルを認識して対応しているのは日本に比べいい材料ではありますが^^。

しかし、結局のところソフトというのは本質的な問題の解決にはならないので、今抱えている貧富の差と内部構造の矛盾が徐々に蓄積されてゆっくりと破局を迎えるということであり、最終的には長い苦しみのあとに破局がくるということでしかないのですが、、、まあ、自民党が結局のところ政権を失ったように共産党政権が失脚するでしょうね。ただ、あの国は軍があるんでどんな変化を起こすかは予想不能ですが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>まあ、自民党が結局のところ政権を失ったように共産党政権が失脚するでしょうね。ただ、あの国は軍>があるんでどんな変化を起こすかは予想不能ですが。

あれだけ日本を上手く導いていた自民党が政権を失ったように、中共も人民を上手く、コントロールしてきたと思います。

しかし、そろそろ賞味期限切れかなと思います。
ホント、中国は人民解放軍が不気味ですね。

お礼日時:2010/05/14 06:02

個人的見解はソフトランディングの確率が高いと思います。



堺屋氏の見解は日本がオイルショックの話でまだ日本経済が伸び代がある時代の話で質問者さんがバブル崩壊とした日本の90年代の伸び代がない状況でのバブル崩壊ではないと思います。

また、IMFとか世界銀行とか国家を横断したセーフティーネットもあるので難民までは行かないでしょう。

それと日本が世界標準を特定の分野で打ち出せるようになったのは最近のことです。それも相当苦労してます。

それと中国の現実を見くびると痛い目にあうと思います。
中国のメーカー、Huawei Technologies(華為技術、ファーウェイ)
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_topp …
同時に知的財産、つまり特許の取得にも力を入れていて、2006年12月時点で2,742の特許を取得している。3GPP関連の特許としては、ノキアとエリクソンに次ぐ3番目の特許数を持つという。
ファーウェイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% …
2008年の特許の国際出願件数で、中国通信機器大手の華為技術が世界一になった。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>堺屋氏の見解は日本がオイルショックの話でまだ日本経済が伸び代がある時代の話で質問者さんがバブ>ル崩壊とした日本の90年代の伸び代がない状況でのバブル崩壊ではないと思います。

つまり、「中国は伸び代があるのでバブルの被害は小さくて日本は伸び代がなかったので大きかった。」とても分かりやすい説明ですね。

>中国の現実を見くびると痛い目にあうと思います。

決して見くびってはおりませんが、中国は最近まで「赤い資本主義」と欧米諸国に言われていました。思想は社会主義(言論人権弾圧)、経済は資本主義という矛盾した状況でした。
やがて矛盾が吹き出し、中国の経済は成長は終わる。バブルは弾ける。という意見が多かったと思います。

技術革新や文化は閉塞した社会からは生まれません。現に旧ソ連や東欧諸国は産業スパイを送り込んで西側の技術を盗んでいました。中国もそうだったと思います。

しかし、「ウソも1000回つけば本当になる。」という言葉が示すように、中国は独裁資本主義になったようですね。もちろん、共産党の存在意義が損なわれるので「社会主義の看板」は絶対に降ろせません。

最近では、ソフトとハード半々かな!と思うようになりました。
でも、バブル崩壊と人民元切り上げ後の企業倒産、失業、貧富の格差、外国資本の撤退、賃金の上昇etc.ただでは済まないような気もします。

多分、中共政府は中国が世界標準規格を確立するまで人民元の切り上げを引き伸ばしたいのでしょうね。

お礼日時:2010/05/07 14:50

当たらないでしょう。

中国人が徹底して労働に不誠実だという事で、多々耳にするんだけど、その事を自分なりに分析してみたところ、どうも資本主義的価値感に疲れてる、あるいは精神を壊されてしまったと、そういう風に見えるんですよね。
共産主義では労働すれば配給が、共産主義者なら政局が手に入るけど官僚が汚染されていると夢がない。それこそ資本主義者の革命(これ、共産主義的視点で言うと反動って言います)を夢見るしかない。
が、資本主義社会では金が全て。国王に尊敬と忠誠を示すために多額の税金を献上しつつ、金を稼ぐ。金を稼げる人が評価の対象。なぜなら人が買えるから。そうしてくると管理社会でも段々好き勝手な風潮が自然と出てきて、そこでの一生の目標は、いかに自己実現を図るかが重要で、そのためには金があった方が便利、社会科学なんぞ知った事ではない、それで先ず検閲できなくなる。”10000セールス10億円のRP”とかあって発禁にしたり、禁読推奨とか宣伝したり、そんな事よりも明日の金が大事だから、むしろ放って置くんです。そして皆が集金ゲームに夢中になる。これが資本主義の進行過程です(退廃の一面だけ示したつもりはないので)。
今中国はご存知通り、選民投票議会政治で、資本主義です。集金ゲームだけに夢中な人が増えると生産活動の士気が乱れます。資本主義は何こそ主役かと言うと紙と、鉛筆、剣、そして米です。集金ゲームが過熱した上で、中央の搾取の度合いが酷い場合、1遍にやる気がなくなるでしょう。自分達も集金ゲームしたい。いつまでも、当てにならない手形のために働いて居たくないってね。そして紙幣が紙になります。なぜなら潤沢なタンス紙幣束に当てられるべき生産物が圧倒的に足りなくなるからです。
バブルというヤツはいつか紙幣が紙の様になって日常生活に飢えと多大な不便をもたらし、餓死者も出すから放って置くわけにはいきませんからバブルは弾けるんじゃ無しに弾くわけです。そうなったときに(別に勝者を出すためにバブルを弾くわけじゃない)勝者への嫉妬や憎悪がさらに生産活動を阻害する(士気)可能性はあります。難民は、あきらめるしかありませんね。ただ、今、反日感情が収まり不満が中央政府に集まり始めているらしいけど、農村は満足いく収入か知らないけど対日輸出で円を稼ぐことができ、日本観光と日本製品を買うことができる。そこは多少ガス抜きになるんでしょうね。難民も出ないかもしれないし。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/07 14:15

堺屋太一氏の予測はノストラダムスの予言みたいなものでして、当たったようで外れており、外れたようで当たっているようでもある。


ちっとも心配する必要は有りません、というより心配しても始まりませんね。
彼らは本が売れさえすれば、何とでも書きます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>堺屋太一氏の予測はノストラダムスの予言みたいなもの
>彼らは本が売れさえすれば、何とでも書きます。

仰るとおりですね。

お礼日時:2010/05/07 14:14

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