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ロングレールの施工方法
鉄道のロングレールは度のようにして施工するんでしょうか?
現場に長いレールを持ってくるわけにもいかず、やはり溶接ですかね?
熱膨張等の変化にはどのように対応してるんでしょうか?

A 回答 (2件)

はじめまして。


東京の私鉄で電車運転士をしております。


>鉄道のロングレールは度のようにして施工するんでしょうか?
現場に長いレールを持ってくるわけにもいかず、やはり溶接ですかね?

そうです。
JFEなどで生産される鉄道用レールは25m。
この25mレールを「定尺レール」といい、全ての基本になります。

これらを移動用の保線モーターカーなどに搭載できる長さに溶接、終電後に現場にもって行きます。

ロングレールにする際の溶接は、

■ ゴールドサミット溶接
■ フラッシュバット溶接
■ エンクローズアース溶接←難易度が高い
■ ガス圧接

・・・・の4つになります。
採用例が多いのは、一番上のゴールドサミット溶接か、一番下のガス圧接でしょうか?
ほかの2例につきましては、敷設条件上の理由などになります。

レール交換後、時間がたってしまうと見つけにくくなってしまうのですが、
ゴールドサミット溶接の場合、レールとレールのつなぎ目の部分の色が変わるので、見つけやすいかなと思います。



>熱膨張等の変化にはどのように対応してるんでしょうか?

そうですね。
質問者様がイメージされているように、レールは気象状況如何で収縮したり膨張したりします。
もともと、その敷設箇所の気象条件を想定したレールを敷設しているのですが、(北海道と九州などでは、気象条件が異なるので使われるレールが異なる)
「伸縮継目」を使い、熱膨張に対応しています。

ロングレール区間で、斜めに筋が入っている箇所になります。
場所によっては、絶縁体を間に挟み、信号電流を区切ったりしています。
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少しは参考になるでしょう



参考URL:http://journal.mycom.co.jp/series/trivia/009/ind …
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