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農業従事者の社会的立場。
日本では、江戸時代の身分制度で士農工商つまり2番目に属していました。
しかしそれは厳しい年貢の取りたてに対する不平不満を避けるためだったと習いました。
百姓という言葉は差別用語とされているようですが、じっさいは農業従事者は社会的にどのような立場なのでしょうか?
私の曾祖父は農家でした、片側の曽祖父は士族でした。
小さいころは、強化合宿などで、一粒の米にも万人の力がこめられています、感謝していただきます。と、合掌していました。
父からも、お百姓さんが作ってくれるから食べていけるんだよ、と教わりました。
大人になっていろんなものが見えてくると、社会的に不可欠な仕事でも卑しいと思われている職業があることに気づき始めました。
個人的な見聞を申しますと、農家の方は現代では農作業のみに従事していて、他業種との交流も少なく
一般的な知識を得る機会が無く、生産ばかりに追われてるように感じます。
というのも、私の周りには実家が農家で会社勤めしたものの勤まらず、大学で学んだのに帰省して何もせずゴロゴロしている人が数人いるからです。
畑で食べていけるから甘んじているのでしょうか?
日本は食物輸入率が70%にのぼり、農業は大切な産業だと思うのですが、なぜかゆるい印象をぬぐえません。
先日EUの人と話していると、こっそりとEUでは農家は尊敬されていないと聞きました。
世界の中で日本は農家を尊重する国柄なのでしょうか?
それとも、建前上そうなっているのでしょうか?

どうぞお知恵を拝借させてくださいませ<(__)>

A 回答 (2件)

 難しい問題だと思います。



 日本の国として運営をする立場にある人は、基本的に尊敬・尊重していると思いますし、地方(農産物の生産地)の方や、食品産業や飲食産業に関わる人たちも同じだと思います。しかし、一般的に都市部に住んでいる方は農家・農業従事者がどのようのものであるかを目にしておりませんから、尊敬をする念は低いと思いますし、農業を尊重することも考えられないと思います。

 30~40年前までは都市部に住んでいる人たちの半数は農村部の出身でしたから、農家・農業に対して尊敬・尊重の念は持っていたことでしょうが、現在では農村部出身者の2世代、3世代目となり農村・農業に対しての思いが薄くなっていることが背景にあるでしょう。
 都市部への人口の集中が激しいEUも同様だと思います。

 農業従事者はその立場が今、大きく変わる時期にかかっていると言えるのではないでしょうか。農家の高齢化や生産地の過疎化が進み、否応なく田畑の生産の受け手農家の規模が少しずつ拡大している事はご存じのとおりです。また、各地で農事法人が設立されております。
 何年かの間には経営手腕にすぐれた大規模な個人や農事法人が出現することが予想され(すでに年間の農業生産額が5億円を超える農家が出現しています)、もしかすると中企業並みの規模になるかも知れません。そこまで行くと、どうでしょうか?一般の企業や会社員並みになるのでは・・・

 



 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですね。生産技術、経営手腕の向上により農家というより、アグリカルチャービジネスといったほうが似合いそうな農業従事者が増えそうな気配はありますね。
アメリカのほうでは、広大な土地を持ち大量生産によって中小企業並の経営規模のところもあるようで実際お話しもしたこともあるのですが、普通の社長さんでした。
その人のお兄さんはNASAの職員でした。が、やはり親類の間では、農家社長よりNASAのほうが話題になることは多かったようです。まあ、NASAですからね・・・。無理も無いですが。
でも社長さん良い人でしたよ。

とりあえず、社会的な立場は置いておいても、経営規模は変わっていきそうな気配ですね。
回答参考になりました。

お礼日時:2010/05/05 10:11

職業に貴賎なし、とは言いますが現実はそうではないようです。


実家が農家で会社員を勤めている、両方を知ってる私からの意見です。

あくまでも私見ですが、確かに「百姓風情」という感覚があるのは否めないようです。
いくつか理由を列挙すると、
(1)農作業ばかりで学がない者が多そう
  実際は、個人事業主なので経営観念がないとやっていけないです。
  質問者さんが言うとおり、他業種との交流が少ないのも事実ですが、
  それはサラリーマンだって同じだと思います。
  「一般的な知識」って何でしょうね。
  それは質問者さんの周囲でだけ通用する「一般的」かも知れませんよ。

(2)過疎地域だと村社会で都会の常識が通用しなさそう
  これはまぁ事実かも。ただ郷には入れば郷に従うと言いますので何とも。

(3)税制(補足率の話)などサラリーマンより優遇されていて、ずるい
  これも事実ですね。ずるいとは思いますがそうでもないとやっていけないのも現実。

(4)保護政策で国から守られている存在(稲作農家の場合)
  これも事実だと思います。特に兼業農家の場合は問題だと思います。
  でも繰り返しますがそうでもしないとやってけないのも現実です。
  でもここまで意識してる人は少ないと思います。


私は実家が農家ですので1次産業の方々に対するリスペクトはあります。
が、日本のように飽食ですと食に対する感謝の念が薄くなるのも無理はないと思います。
生まれたときからスーパーにあふれるほど並んだ食品を見慣れれば、
今日のご飯にも事欠く人がいるとは想像もできないでしょうし、
食べ物ができるまでの過程など、興味の範囲外でしょう。

近頃は「食育」という概念が出てきて食に対する考え方を
幼い頃から変えていこう、という風潮になってきました。
個人的には好ましいことと思います。

日本では、現状農家は下にみられていると言って良いと思いますが、
それを見直そうとしている、という状況ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

誰が第1次産業を下に見ているのか、
見直そうとしているのは誰なのか?

輸入食品に頼っている日本を飽食とどこに書いてあるのか。

食育問題はライフスタイル、教育の概念から来ているので、食べ物に対する感謝、農家に対する尊敬とは
直結しないといえると思います。

お礼日時:2010/05/04 20:52

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