この人頭いいなと思ったエピソード

かぶと虫の蛹室を壊してしまったと思うのですが…2
おととい質問したものです。ご回答頂いた方法で、土に穴をあけて入れようと思い見たら…
写真のように脱皮?して蛹化が始まっていました。この状態で触って移動させていいものなのでしょうか?
本来は頭が上で縦にならなければいけないようですが、頭が少しもぐった状態なのでちょっと心配です。クネクネ動いてます、苦しいのでしょうか?
よろしくお願いします。

「かぶと虫の蛹室を壊してしまったと思うので」の質問画像

A 回答 (2件)

トイレットペーパーの芯で上手くいくかどうかはやったことが無いので私には解りません。


一点、幼虫からサナギになる場合は、平坦なところでも問題ありませんが、一番難しいのが、羽化です。蛹室は、サナギになるために作っているのではなく、キレイに羽化するために作っています。
羽化不全といって、後ろのハネの先端が閉じなかったり、飛ぶための後ろ羽根が伸びなかったりします。キレイにこうもり傘のようにサヤ羽根に収まるかというところがポイントです。
飼育している人は、そこに苦労しているのです。
後ろ羽根を伸ばすためには、お尻の下にスペースが必要なので、脱皮した成虫は、蛹室の壁を這い上がって天井に頭を着けます。こうすることでお尻の下方にスペースを確保して、後ろ羽根を伸ばし、乾かし、折りたたんで収納する、という工程にかかります。そのときにツメが壁に掛からず滑ると這い上がることが出来ず羽化不全となります。
湿り気の問題とか、本来のマテリアルから考えると「土」に勝るものはありません。天井の無い人工蛹室の場合は、穴のフチに上半身を出した(乗せた)姿で羽根を伸ばしますが、そのときには絶対に刺激してはいけません。驚いて歩きだすと一巻の終わりです。
羽根が収まって、色が着いてくると自分で歩いてもう一度穴にはいるか土にもぐるかします。万が一転んで仰向けになった場合は、頭から穴に追い込んでやると大丈夫です。自力で潜っていきます。6月頃にはエサを求めて表面に出てきますのでゼリーを入れてやります。
脱皮した幼虫当時の皮が付着している場合は、単にゴミとして着いているだけならそのままでよいのですが、脱皮のしぞこないの場合はピンセットで慎重に取り除きますが、サナギのからだが固まっていない脱皮直後でないと意味がありません。しかし、その皮が羽化するときに災いするかもしれないので、除去するほうがよいと言えばよいです。ピンセットが触れると急に暴れますので、慎重のうえにも慎重におこなってください。

>それと、また別の問題が…カビた木(ペットショップで売っている幼虫が餌にす
るというやわらかめの木?)を外に置いておいたのですが、なんとその木に蛹室?
を作って1匹いたのです(よけた時は土がくっついていて気付きませんでした…)。
いまはその木ごとボウルに入れて水をかけてラップして置いてます。ちょっと茶
色がかっています。移動させるべきなのでしょうか?。土じゃないので掘り出す
のにうまくできる自身がなく…。ただその木はあっという間にカビてしまうので、
そのままも不安で…。カビをふきながらかなと考えてはいます。
お礼のはずが、質問になってしまいましたが、もしアドバイス頂ければ幸いです。
もし木を割るのなら、マイナスドライバーとトンカチで、ムシを刺激しないように割ることはできます。
しかし、一番良いのは、加水したマットにそのまま埋め戻すことだと思います。
土中の朽木をかじってその木に幼虫が潜ってしまうことはよくありますが、単においしいから入っただけであって、たいていはサナギになるためにそこから出てきて別途にマットの中に蛹室を作ります。
ですから、出たいときに出て行けるようにマットに埋めるのが一番だと思います。
そこが蛹室に適していれば、その朽木の中でサナギになる可能性もあります。
しかし、成虫にはキバがないので、普通は羽化したときに自力で簡単に地上に出られないような場所には蛹室は作りません。
カビは幼虫にとって害があれば、幼虫自ら避けて行くので問題無いと思います。アオカビであれば土中にあるものには増殖できません。木を空気中に出したからこれ幸いに増殖したのだと思います。
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この回答へのお礼

毎回、丁寧なご回答、ほんとうにありがとうございます。

皮が残った蛹はできるだけそ~っと皮をとりました。でも頭部付近のは取れませんでした。あと皮をとって解ったのですが片側の羽状の部分が半開きの形になってしまっていました。相変わらずクネクネ元気に動いてはいるので、自分勝手かもしれませんが、どんなかたちにせよ無事羽化してくれればと思います。

また、朽木にいる幼虫は本日夕方、蛹になっていました。こちらは上部が穴が小さいので、羽化時にじゃまにならないよう、何日か経って落ち着いた頃に、多少穴を広げておこうかと思います。土の人工蛹室に移す自信がもてたら移してみようかとも思いますが。

本当にいろいろ具体的なアドバイス頂いて、とても勉強になります。ありがとうございました。

またトラブる可能性は大ですが、そのときも懲りずにご教示下さい(ずうずうしいですが、すみません)

お礼日時:2010/05/11 22:32

カブトムシの幼虫は、縮んでアメ色っぽくなると、20度C以上の雰囲気温度であれば、どのような条件でもサナギになろうとします。


この写真の場合は、
1.別途に土で人工蛹室を作り(崩れないようによいう押し固めてください)
2.この写真のサナギの周囲の土をくずしていき、土ごと大きいスプーンですくって、いったん平坦な土の上に転がし、改めて大きめのスプーンでサナギだけをすくって、
3.アタマが上になるように入れてやります。
4.先の質問で示した最後の写真のような感じにすればOKです。
なお、昆虫は、腹の側部にある「気門」という穴で呼吸しているので、顔がふさがれていても窒息することはありません。また酸素の消費量は微々たるものです。
サナギは常にクネクネして寝返りを打ちますが心配ありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。実は昨日トイレットペーパーの芯の人工蛹室に移動させました(慎重に扱ったつもりです)が、脱皮した皮が頭のほうにくっついています。とったほうがいいのか(とれるものなのか解りませんが)どうしたらいいのか…。今のところたまにクネクネ動いていて元気そうではあります。
それと、また別の問題が…カビた木(ペットショップで売っている幼虫が餌にするというやわらかめの木?)を外に置いておいたのですが、なんとその木に蛹室?を作って1匹いたのです(よけた時は土がくっついていて気付きませんでした…)。いまはその木ごとボウルに入れて水をかけてラップして置いてます。ちょっと茶色がかっています。移動させるべきなのでしょうか?。土じゃないので掘り出すのにうまくできる自身がなく…。ただその木はあっという間にカビてしまうので、そのままも不安で…。カビをふきながらかなと考えてはいます。
お礼のはずが、質問になってしまいましたが、もしアドバイス頂ければ幸いです。

お礼日時:2010/05/10 14:35

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