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ε-N論法について、
任意のε>0についてある自然数Nが存在して、n,m>Nのとき
|Am-An|<ε
を満たすならば、数列{An}は収束する(コーシーの収束判定条件)
ということを証明するときに、
Anは有界→収束部分列をもつ
という方針で証明するのですけど、

有界性を証明するとき、
m>Nでmを固定しAmを定数化して
|Am-An|<ε⇔Am-ε<An<Am+ε
 M=max{ |A1|,…,|AN|,|Am-ε|,|Am+ε| }とおくと 
 |An|≦M
より有界性は示された・・・

って感じで証明したんですけど、実際、mを固定してAmを定数化したとき
Am=α とでもおいとくとすると

「∀ε>0、∃N、 s.t, ∀n>N ⇒|α-An|<ε」

が成り立つから即座にAnは収束する、ということが言えるのでしょうか?
またそもそもmを固定することは可能なんでしょうか?

A 回答 (2件)

質問の命題は、∀ε,∃N,∀n,∀m,…


という形をしています。
論理式の中で、隣り合う∀と∀、∃と∃の位置を
入れ替えても、式の意味は変わりませんが、
∀と∃を入れ替えたら、別の命題になってしまいます。

したがって、m = N + 1 のように
m を N に依存して固定する分には、
∀ε,∃N,∀m,(∀n,…) と、∀n と ∀m を交換するだけ
なので構いませんが、

質問文のように
m を ε に依らない定数と考えるのは、
命題を ∀m,(∀ε,∃N,∀n,…) と変形
したことになるから、マズイのです。

∃N と ∀m の前後関係は、変えられません。
その理由は、∃x,P(x) ⇔ not ∀x,not P(x)
であることを使って、論理式を展開・整理
してみれば解ります。
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m は、固定できません。


m>N でなくてはいけませんが、N は ε に依存しているので、
∀ε の ε を選択するより先に、m を決めてしまうことはできないのです。

この回答への補足

なるほど。
εを決定→Nが存在
の流れが重要なんですね。

では例えば、はじめにε=1とでもとっておけば、あるN_1が存在して
m>N_1 を満たすmを一つ固定することは可能ですか?

ちなみに使っている某教科書では、とくにm=N_1+1として固定してるようなんですが。

補足日時:2010/05/21 09:53
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