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手皿は日本独特?

和食において手皿はマナー違反というのは意外と知られていないことですが、他の国においては手皿というものがそもそもないような気がします。

そこで気になったのが、マナー違反とされている手皿がなぜ一般的にされるようになったのか?です。
日本以外で見ないなら海外から入ってきたわけでもなく、日本ではマナー違反だったのだから一般的に広まるのもおかしいと思うんですよね。

手皿の起源って何なのでしょうか?日本独特のもの?

A 回答 (5件)

推察の域を出ないのですが、日本独特のものだと思いますよ★



料理を見れば一目瞭然かもしれませんが、お茶碗などの食器を持って食べるという習慣は海外には全くと言って良いほどありません。
日本では煮物や煮つけなど、汁の多い料理や汁ごと頂く料理も多いため、一般的には大皿や半皿を除いてはお皿を持って食べます。しかし、テレビ番組を見ていても分かるとおり、汁が垂れるにも関わらず小皿が用意されていないんですよね~★
一般的には小皿がなくともお椀のふたなどは使っていいわけですが、何もなければ、「涙箸」になってしまいます。この「涙箸」は箸のマナー違反です。これを回避したいが、受け皿になるお皿などが全くないという場面で、誰かが手を受け皿の代わりにしたという所から、手皿は生まれたのではないでしょうか?
最初に手皿をやった人物を仮に江戸時代で考えたとして、恐らくは商人や農民といった一般庶民だとも思います。
 でもって、庶民の間に、「涙箸」と「手皿」の二つのマナー違反をするよりは・・・という事でひっそりと広まってしまったのかも??と思うのですが・・・

こういう考え方はいかがでしょう?
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この回答へのお礼

面白いと思いました。
手皿という食事する側のマナー違反は、小皿を用意しておかなかったという提供する側のマナー違反から始まったということですね。
目には目をなのか、「小皿を用意しておかないなんて失礼だ」とツッコむのも何なのでお互い様ということで・・・という気遣いからなのか(^_^;
道徳の教科書(今はないんでしたっけ?)に出てきそうなお話です。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/31 11:58

和食では受け皿に懐紙を使うのがマナー。


手皿は懐紙を使わないからマナー違反。
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この回答へのお礼

その通りです。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/31 11:59

ウーン、考えてみました。



マナー違反というより、必然としてどうしても「手皿」になるからではないでしょうか?

「懐紙」を使うというのは、「懐紙」をちゃんと持っているような階層の人々は
「そうしなさい」ということであって、
「手皿」を使うような場面というのは致し方なく、日本食ならあるということでしょう。

今は、テーブルやお膳ですが、昔は
どのようなうちであろうと、個別のせいぜいが床上がり20cmとないような箱膳です。
その床に、正座して、食事をする。
やってみればわかるが、当然に口までの距離が遠い。

汁物は椀なら、口まで運ぶ。
飯茶碗も運ぶ。

犬食いなどといって、食器まで口を運ぶのは嫌いますから、むしろ
口まで運ぶあいだに汁がたれないほうが難しい。

貧しいというより、時代小説など読んでいて、それなりに
時代考証してあると、武家のうちでも、そうそう、魚など出ません。
お菜というように、菜っ葉の煮炊きしたものがおかずです。
よって、汁がたれる。
しかし、これを口に運ぶに器ごとは作法としてありえない。

いわば、「手皿」ということばに一種のさげすみのニュアンスがあるので、
「手皿」を使わざるを得ない「食事内容」との意味合いがあるから、
手皿して、「ご馳走を食べる」というのが「マナー違反」になるのでしょう。

今現在、手皿してしまうに、お刺身などのしょうゆをつけたときなどが
一番遭遇しやすいですが、昔から、刺身はご馳走の最たるものです、冷蔵庫もない時代です、
そして、刺身を出すような宴席ということなら、マナーにもうるさいでしょう。

これを「手皿」することの意味合いを考えると、
ご馳走はご馳走として、ゆったり、品よく、どっぷりしょうゆして、ポタポタして
あせって食べるのはどうかな→「手皿」はマナー違反・・・という図式です。

ですので、家の中では日常的にしても当然、外ではやってはいけないという、よそ行きマナーの
最たるものではということです。
ダッテ、家の中で「懐紙」を日常的に庶民が毎日使うわけないじゃないですか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

家庭の色というかマナーの手抜きというか、食事をもっと気軽に楽しむために変えていったのかもしれませんね。
僕のように根っからの庶民は手皿すらしないことの方が多いわけで、マナー違反でありながらどこかしら手皿に品の良さを感じてしまいます。
手皿が上品だと勘違いされているのは、懐紙を使うような方独特の手抜きだからなんでしょうね。

しょうゆ皿のようなこぼれるかもしれない物を持つのも、懐紙を用意するのも面倒だし、かといって涙箸もみっともない。
形だけ残して懐紙を持たない手皿が生まれたのかもしれません。
マナー違反と言われる物は見た目が汚かったりで見る人を不愉快にさせるからという意味合いが多いですが、手皿については本人の怠惰なところを蔑む意味でのマナー違反かもしれませんね。
庶民からすれば懐紙そのものを知らないでしょうから、手皿で充分、品の良いマナーとして受け止められて広まったのかもしれません。

僕からすれば、そこまで目くじら立てて指摘するほどのもんじゃないだろと思ってしまいますから(^_^;
手皿をしたからと必ず汚れるわけでもなく、汚れてから手持ちのハンカチやら専用のナプキン(和食だから手ぬぐい?)やらで拭くという形でも良いような・・・。
ああ、でもそれだとその度に箸をおかないといけないからダメなのかな?(^_^;

日本のマナーって、いろいろと繊細に理由が織り交ぜられてますよね。

お礼日時:2010/05/31 15:00

あらまぁNo.3の方の回答がとても自然(^^;)



「懐紙」って庶民は持っているわけではなっかたでしょうし、現在なんか「懐紙」を知っている人もだいぶ少なくなっているような気がします。現在30代の私は幸いな事に祖母から茶道を習っていた時期があったので知っていますが、同年代や下の年代でどれだけ「懐紙」というものを知っているのだろうと思ってしまい、思わず回答をクリックしてしまいましたm(_ _)m

そうですよね~昔の いわゆるご馳走は、焦らずゆったりと食べるものだったんですから、普段の庶民の食事は質素+早く食べて仕事をするというものだったわけですから、No.3の方の回答に納得です。
言われてみれば、食べるのが遅かった私は、祖母に「早く食べないと仕事できないでしょ!」という内容でよく怒られた記憶があります(^^;)
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この回答へのお礼

僕も30代ですが、懐紙なんて三十路を超えてから知りました(^_^;
それまで手皿するのがマナーと思ってたものの、でも手にこぼれた物はどうするんだろう?と疑問に思って調べたら、手皿そのものが間違いだったと知って驚きました。

やはり家柄が出るんでしょうね。
こういう基本的なところは学校で教えてくれれば良いのにな~(^_^;

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/31 15:17

もともと日本での食事は食器を持って食べるものでした。


そこに諸外国の食事のマナーが入ってきた時に、食器を持たないというマナーが入ってきたのではないでしょうか。
ひたすら外国に学べという風潮もあったでしょうから、みんな必死に真似をしたのかも・・・と想像しています。

正式なマナーを知る前に、間違ったマナーを知ってしまい、それが正しいと信じてしまうことってけっこうあるように思います。

仕事関係の若い人たちと食事に行った時に、私が刺身の醤油皿を持って食べることを注意されたことがあるのですよ。
さすがにその時は、お店の大将が
「持って食べるもんだよ。」
と言ってくれましたが、さすがにビックリしました。

それがきっかけでいろいろとマナーについて話してみましたが
様々な“なんちゃってルール”が出来上がってしまっていることに驚きました。
特に冠婚葬祭の間違ったマナーは、笑わせてもらいました。
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この回答へのお礼

僕もしょうゆ皿を手に持つものだと知った時は驚きました。あんな液体が入った不安定なものを手に持つなんてと。

間違ったマナーって、勝手な解釈からの思い込みの場合もありますよね。
僕の場合は今回の手皿にしても、それそのものはマナーとして良くて、手にこぼれた物はハンカチやティッシュでスマートに拭くものだと勝手に思い込んでいましたが、そもそも手皿が間違いと知った時はものすごく恥ずかしなって一人で唸ってました(^_^;

最近はこの手のことが書かれた本も多いですし、下手な冒険譚より意外性があってハラハラできるかもしれませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/31 15:37

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