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韓国と北朝鮮が全面戦争したらどのような展開になりますか?
北朝鮮が電撃作戦で陸空海より決死の先制攻撃をしたとします。
テポドンも飛びます。
ソウルなどは何日くらい耐えられますか?
そしてそのあと、アメリカ、中国を交え、どのように展開していゆくと考えられますか?

よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

アメリカ軍と韓国軍には北朝鮮有事を想定した計画が幾つかあります。


北朝鮮が侵攻してきた場合は「作戦5027計画」が発動されます。
実際、去年の3月にアメリカ下院の軍事公聴会において在韓アメリカ軍司令官が、北朝鮮が攻撃してきた場合は「5027計画」を発動すると発言しました。
また、この時、アメリカ太平洋軍司令官は北朝鮮の弾道ミサイルからアメリカ本土と同盟国を守る用意があると発言しています。
なお「5027計画」はかなり昔から立てられているもので、2年毎に改定されていると言われます。

かつて北朝鮮の先制攻撃にあった場合はソウルは占領される事は確実とアメリカでも見られていたようですが、1992年頃から「5027計画」では北朝鮮軍をソウルの北で阻止し、アメリカ軍の増援の到着とともに反撃に転じ38度線を突破、首都平壌を攻略し金政権を崩壊させるというものになっているそうです。
段階的には・・・
1.海空からの北朝鮮の封鎖。
2.ソウルの北において北朝鮮軍の侵攻を食い止めるとともに、北朝鮮のミサイル、ロケット、長距離砲部隊を攻撃し無力化する。
3.アメリカ軍増援部隊の到着とともに反撃を開始し、また別途上陸作戦を行う。
4.平壌や重要拠点の占領。

ソ連崩壊以後、ソ連からの援助の無くなった北朝鮮の軍備は最新兵器を多数揃える事ができず、経済状況もよくない事からその軍事力の近代化に苦労しています。石油の不足から満足に軍の訓練を行えていないという話もあります。その結果、90年代から韓国やアメリカに比べ総合戦力が劣っている事がはっきりしてきました。
そのため「5027計画」でもソウルの北で阻止するという計画になったようです。在韓米軍も有事の際に韓国に速やかに来援できればいいという考えで、韓国に駐留する在韓米軍もこれまで削減してきていたほどです。
それだけ北朝鮮の侵攻を食い止める自信があったのでしょう。


ただし、北朝鮮部隊の侵攻は食い止める事ができても、一部のロケットやミサイルの攻撃は防ぎきれないと思います。旧式兵器が多いですが数が非常に多いのです。
アメリカや韓国でも北朝鮮のミサイル基地、ミサイル部隊、ロケット部隊、空軍基地の全てを一度に破壊する事は不可能です。かなりのアメリカ空軍・海軍の戦力を朝鮮半島に前もって準備していれば、あるいはできるかもしれませんが、それでも打ちもらしはでるでしょう。ですから韓国にかなりの被害がでるでしょう。
とくに北朝鮮の240ミリロケット砲は射程が長く充分にソウルを攻撃でき、それを数百も軍事境界線のそばの地下陣地に配置していますし、それより長射程の地対地ミサイルもかなりあります。この攻撃はソウルにとりかなりの脅威です。
また北朝鮮の地対地ミサイルが韓国の原子力発電所を狙うかもしれません。その攻撃がもし成功すれば韓国にとり打撃となるでしょう。
さらに去年の10月に韓国国防省は北朝鮮が2500トンから5000トンの生物・化学兵器を保有していると発表しています。こうした大量破壊兵器が使われれば、韓国には大きな打撃となります。

また北朝鮮は世界最大級の特殊部隊を保有しています。この部隊による後方への撹乱攻撃が成功すれば、韓国には手痛い事になるでしょう。

アメリカ・韓国が北朝鮮に勝利する事は確実だとは思いますが、下手をすれば韓国もかなりの打撃を受ける事になるでしょう。

中国は手を出さないでしょう。アメリカ・韓国の勝利は確実であり、たとえ中国が援軍を出したところで勝ち目は全くありません。
中国は戦争の早期終結を望み、また北朝鮮からの難民が自国に大量に流入してくる事を憂慮するでしょう。
せっかくこれまで経済発展に力を尽くしてきたのに、その成果を戦争で失うような事になる事態を招くのは避けると思います。
ですから主に軍事よりも外交的な面で、戦局の推移を見据えて北朝鮮、アメリカ・韓国と色々と交渉し影響力を発揮し、朝鮮半島における権益・発言権を確保してくると思います。
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 (1)北朝鮮が電撃作戦で陸空海より決死の先制攻撃をしたとします。



予想される電撃的進攻は絶望的である。
休戦状態である朝鮮情勢において、局所的な戦闘状態は想定できるが、
陸上は緩衝地帯によって奇襲は奇襲たりえなくなる
海上は国際政治的な監視状態によって散発的攻撃ですら困難
上空も圧倒的韓国・在韓国連部隊の存在から十分な迎撃が可能

 (2)テポドンも飛びます。

テポドンよりもノドンであろう。距離的にも
核搭載の投射兵器の投入も考えられなくないが、むしろ怖いのは、生物化学兵器搭載が想定されること。
日本のミリヲタは完全に失念しているが、北朝鮮は、生物化学兵器条約を批准していない数少ない国であるし、生物化学兵器の存在は水準が低いながらも否定できない。(識者は保有している認識である)

 (3)ソウルなどは何日くらい耐えられますか?

漢城まで北朝鮮の通常兵器が到達する可能性は、ミサイル兵器しか想定できない。
よって、耐えられるの意味も不明瞭なので回答できない。
下諸氏の言葉の意味を吟味しない回答ほど妄想力が逞しくないので、回答できない

 (4)アメリカ、中国を交え、どのように展開していゆくと考えられますか?
安保理決議によって変わるケースが想定されるが、その展開は、北朝鮮次第である。なにより、先制する側に応戦する方式になるのであって、展開は北朝鮮次第であろう。
 なお、反転して、対北朝鮮包囲網の軍事展開を想定する意見があるが、現在の国際法では、多国籍軍の展開は望めない。
 なお、アメリカ・EU諸国政府の動向にしても、”対岸の火事”で腰が重い。

そもそも小規模の軍事衝突が日常的だった1960年代に戻るだけで、その緊張感(戦時緊張)で両国とも内心の引締めを意識している節が感じられる。
 要は、「やるぞ、やるぞ」で一定の緊張感を演出して、相手の外交展開を伺っているだけの可能性も高い。
 これまでの国際紛争と違って、”休戦明け”であることから、当事国の内的政治判断が重要視されるので、国際政治が手出ししにくいのは言うまでもない。

 ここらは、国際法・戦時国際法・軍法の知識がない日本人には馴染まない話かもしれない。
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こんにちは




> 韓国と北朝鮮が全面戦争したらどのような展開になりますか?
> 北朝鮮が電撃作戦で陸空海より決死の先制攻撃をしたとします。

なるほど。
北側から南侵を開始する、という前提ですね。

今の状況でしたら、北が攻撃準備を始めた時点で韓国側に察知されて
しまうと思います。
何故なら韓国はつい先日ウォッチコン(WATCHCON=Watch Condition:
情報監視態勢)を上から2番目の"2"に上げたばかりですので・・・。
攻撃近し、となったら同時にデフコン(DEFCON:Defense Readiness
Condition:防衛準備体制)も準戦時の"3"に上がると思います。

もし、そのまま北が先制攻撃を開始したとしても、即座に南からの猛烈
な反撃があり、仮に一部の北の正規軍がDMZを超えて侵攻しても、その
まま一定の領域を支配・確保し続けるのは、極めて難しいと思われます。
ごくごく短時間のうちに撃退、駆逐、されてしまうでしょう。


> テポドンも飛びます。

これは、韓国よりもむしろ我が国の一部やアメリカ(と言ってもグアム?)
への攻撃という事になりますね。アメリカはさておき、前述のWATCHCON、
DEFCON、のレベルに呼応し、我が自衛隊も警戒レベルを上げていれば
ある程度の対処は可能ですが、今の我が国の状況を見ていると・・・、
ちょっと心配になりますね。(´ヘ`;)


> ソウルなどは何日くらい耐えられますか?

第一撃(砲撃)による被害は発生するかもしれませんが、肝心の敵地上
軍が前述の通りの状況に陥ると思われますので、北がソウルを制圧する、
というのは難しいでしょうね。

ただ、潜入・浸透した北の特殊部隊ないしは工作員によるテロ活動が
市内及び周辺地区、仁川(空港)などで多発する可能性はあります。
でもそれでも「攪乱」にはなっても、「制圧」という事態までにはなら
ないでしょう。

ひとつだけやっかいな(懸念される)のは、初期の段階から"化学弾頭
などの非通常型兵器を北が使用した場合"、これはかなりの混乱を引き
起こす可能性が高く、市民の避難誘導、汚染地域の除染などで多くの
兵力を一時的に投入せざるを得なくなり、首都防衛にとってはマイナス
になると思います。


> そしてそのあと、アメリカ、中国を交え、どのように展開していゆく
> と考えられますか?

まず中国は開戦と同時に中朝国境を封鎖し、ともかく余計な人やモノの
流れを完全に遮断してしまうでしょう。
ロシアも(中国ほど国境線は長くはありませんが)同様な措置をこうじ
ると思います。

両国とも国境付近に部隊を展開し、万が一のために防備を固めると共に
国境付近に居住する"朝鮮系住民"の監視、統制を強化するでしょう。

さてアメリカは、地上戦は韓国陸軍をバックアップする形で、在韓陸軍
にてひとまずは対処し、航空攻撃は在韓空軍+半島東側の日本海に展開
したG.Washinton CSG(G.ワシントン空母打撃群)が共同で、北の短距離
ミサイル部隊や海空軍基地への攻撃を即座に実施し、彼らの持つ数少ない
遠方投射能力を減損せしめる作戦を行うでしょう。

次いで、本土及びアラスカ、グアム、ハワイから、我が国の前方展開
拠点(嘉手納、岩国、横田、三沢)に航空戦力を増派し、準備が整い
次第 北の複数軍事及び戦略拠点への攻撃を行い、敵の通信・補給兵站
など、戦争継続に必要な機能を破壊します。
当然北も、それを手をこまねいて見ていることはありえず、中距離弾道
ミサイル(ノドン、テポドン2も?)による攻撃の準備をするでしょう。
それに呼応し、アメリカ海軍も日本海にMD対応のイージス艦を海自と
共同し展開すると思います。

アメリカによる北の防空能力排除作戦がある程度済んだ時点で、特殊
部隊による"核施設及び、核兵器(物質?)の制圧ないしは無力化"
作戦が実行されるでしょう。
これはアメリカ単独で行うのか、中ロと共同で行うのか、は判りませ
んが、その三カ国が協力することは確実です。

通信・補給兵站機能が破壊され、核施設・核兵器も制圧され米軍の管理
下に入った時点でこの戦争は概ね終息の方向に向かうと思われます。
既にその時点で"将軍様"は 消息不明になっている可能性が高いので。

ただしこれらは"アメリカ及び韓国にとって"全て上手く事が運んだ場合
のことであり、北が思わぬ隠し球をもっていたり、中国が米軍による
攻撃自体を頑として認めなかったり、した場合はその限りではありませ
ん。
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北朝鮮が負ける事はないんじゃないですか。


戦争が再開されても中国・ロシアが仲介して停戦です。
金正日を追い詰めて原発を自爆されたら核汚染で周辺諸国は終わりです。
ミサイルより恐ろしいです。
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韓国と北朝鮮が全面戦争したら…


という前提なので、その前提の上に立って話をすれば…

この前提は成り立つ可能性があります。偶発的な衝突から大規模戦に発展するのは良くあること。南北共にそれは望んでいないはずですが、勢いでやってしまうかも?

韓国側では有事の際の軍の統帥権は現在はまだ米国側にありますから、対北朝鮮戦の指揮は米軍が取り、韓国軍は原則それに従う立場。
米軍が北朝鮮と本格戦争を行うのならば、事前に中国と話を付けておかなければならない。
でないと、朝鮮半島紛争が第3次世界大戦へと発展しかねません。

米国との密約に中国が応ずる場合は、結果として北朝鮮の北半分が中国支配地域となる事が確約された場合。
ここにロシアへも配慮し、北朝鮮の北東部分をロシアに割譲するのも同時に確約しておかなければならない。
この事前の密約が実現されれば、北朝鮮の崩壊によって中国とロシアは莫大な利益を得ます。
中国は日本海に面する軍港を所持することが出来、ロシアはウラジオ以南に不凍港を持てる。
また、これは米国にとってもベターな日本海戦略となる。(中国とロシアを日本海で牽制し合わせる)
勿論当然北朝鮮の南半分は韓国領若しくは米国支配地域となります。

米国はまた、韓国の核兵器被弾の受諾を得ておかなければならない。
同時にソウル壊滅の覚悟をさせておかなければ。

これら全ての条件が満足されれば、韓国国内で核兵器が1つか2つ程度爆発し、ソウルが焼け野原となり、韓国人が100万人程度死に、日本国内の米軍基地が数発の通常ミサイルの攻撃を受け、日本人が100人程度死に… この程度のこちら側の被害で朝鮮半島問題は解決します。

米国が中国の承諾を取り付けられない場合、偶発戦から本格戦には発展していきにくい。米韓合同軍側が手控えます。
と同時に北朝鮮側は口でギャーギャー言い続ける。

問題のカナメは中国がどこまでエゴイスティックになれるかですね。

この回答への補足

ありがとうございます。
韓国側では有事の際の軍の統帥権は現在はまだ米国側にあるとは知りませんでした。
中国やロシアとの密約には時間がかかりそうなので、長期の消耗戦が予想されますね。

補足日時:2010/05/28 01:51
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三日持てばというところでしょうか。

北朝鮮はまず石油がない。石油がなければ戦車も動かなければ飛行機も飛ばない。大砲引っ張るトラックも動かない。石油がないから発電所も満足に動かない。電気が足りないからレーダー基地も充分に動くこともできません。
食料がないから兵士へのメシも充分に続かない。ハラが減っては戦さはできません。

なお、テポドンミサイルは今日突然撃つことはできません。いつも実験発射をする前にニュースで「北朝鮮のミサイルが発射準備」なんてやっていますでしょ。不思議に思いませんか?なぜ事前に知っているのかって。別に北朝鮮のスポークスマンが「我々は準備している」なんていいません。軍事衛星で見ているとすぐに分かるんですよ。準備に何日もかかるのです。
だから、もし北朝鮮が戦争準備をしたとなるともうあからさまに分かるはずです。ミサイルの発射準備を始めるし、それまで滅多に飛ぶことがなかった戦闘機が飛び始めます。動かなかった戦車や大砲が動き始めます。

ソウルは国境から砲撃の射程範囲内ですから、いよいよ戦争が避けえられないとなったら米韓が先制攻撃をすることも考えられると思います。その頃には米軍も準備をしているでしょう。沖縄の海兵隊第一師団は韓国に展開するでしょうし、米空母は少なくとも数隻が黄海と日本海に展開しているでしょう。日本からは沖縄や横田基地からB52が発進します。

世界最新鋭の武装を誇る米軍に対し、北朝鮮軍の持っている戦闘機は旧ソ連のMig-15です。なんと朝鮮戦争で使われた骨董品ともいうべき品物です。戦車はT-34です。こちらはなんと第二次大戦で使われていた大変なおじいちゃんです。
北朝鮮軍に比べればはるかに新しい兵器を持って訓練も実戦経験も豊富だったフセインのイラク軍でさえ湾岸戦争とイラク戦争では実質的に米軍に傷ひとつつけることもできませんでした。

では中国軍はどうでしょうか?中国軍にはロシア製の最新鋭戦闘機がありますが、数も少ないし虎の子です。米軍に比べると訓練も充分でなくはっきりって勝ち目はありません。また陸軍も戦車の質は北朝鮮よりいくらかましという程度です。そもそも、中国製兵器は湾岸戦争当時に大量にイラク軍に使われていました。当時、「質が悪いけど安いので数があればなんとなかるだろう」と思われていたのですが、湾岸戦争で「数のうちにも入らない」ことが分かって世界の軍事市場で中国製兵器は機関銃のような小火器以外は全く売れなくなります。中国軍の装甲車なんて、米軍の前では三国無双の兵士も同然のやられキャラです。
それを当の中国政府もよくわかっています。今、中国は世界で一番勢いのある国で列強への仲間入りをしようとしています。そういうときに勝てない戦さに首を突っ込んで国家の威信を落とすような真似をするほど政治的に愚かな国ではありません、どっかの国と違って。口先ではアメリカを非難するでしょうが、水面下ではきちんと密約をするはずです。

この回答への補足

ありがとうございます。
戦争の準備が分かると聞いて安心しました。
北朝鮮は韓国のショウカイ船を魚雷で沈没させたので、ステルス潜水艦など持っており、侮れないと思っておりました。

補足日時:2010/05/28 01:45
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僕が見る分には、ちょっと前までは世界一はアメリカと言われていましたが


今軍事費を一番使ってるのはアメリカを抜いて中国だと聞きました。
だから中国のほうが強いと一眼には言えませんが、戦争にならずに話し合い
で解決となってるのは韓国についてるアメリカも中国に出てこられるとまずいとか思ってるんじゃないのかなとかちょっと考えちゃいますね・・・
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