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大卒で専業主婦をしている方に質問です。 私は薬科大学を卒業し、結婚して製薬関連企業に勤めています。 日本の教育レベルは高く、女性もどんどん大学へ行っている時代です。税金で義務教育を受け、親に高い授業料を支払ってもらって大学を卒業したのに、なぜ専業主婦になるのですか?専業主婦になるなら勉強なんてせず料理学校にでも行った方が良かったのでは、と思ってしまいます。

前述したように、税金で教育してもらった以上、納税して社会に還すべきと私は考えていますが、専業主婦って納税してませんよね。

気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうしても理解できません。ご意見の程よろしくお願い致します。

A 回答 (18件中1~10件)

50代の専業主婦です。



やはり女性が生涯働き続けていくのが難しい社会というのが大きいのではないでしょうか?
勿論、それは甘えがある、そういわれれば認めます。私だってきっと雇っていただける所はあったでしょうし、そういうところで働きながら立派に兼業主婦をされている方も多く存じてます。

女性の地位向上のために、多くの先達の方が、今よりももっともっと恵まれない条件の中で頑張ってこられた、それもよく知っております。
それなのに、頑張ることもなく、ぬくぬくと、と思われることも理解できます。

実は、このことについては、結婚してすぐの頃から、子育ての期間を通じて、私も悩んだことですし、今でも結論が出ないことです。

私も若い時は共働きが希望、ともに支えあう家庭が理想でした。しかし、、、結婚した相手がそうでなかったら。。。。
結婚相手を間違えたのかなと思うこともございましたし、つくづく、私って主婦に向かないと鬱々してしまってた時期もありました。
専業主婦って、自己評価も低いし、孤独ですし、ストレスはかなりありますよ。特に、おっしゃるようにせっかく大学を出たのに、誰でもできる飯炊き女だと思うと本当に落ち込みます。
世の中、自己実現、自己責任などが喧伝される時代でした。
三食昼寝付き(本当はそんなに生易しいものではありませんが)の結構なご身分が何を言っているという夫との溝も深かったです。

うちは転勤がある勤めですし、核家族です。24時間戦っている夫がいれば、その妻は外での仕事を持つことは相当困難です。(でしたといったほうがいいかもしれません。今は少し時代が変わったかもしれません)何よりも夫が嫌がるというのが一番でした。
大喧嘩をし、離婚も辞さずの覚悟か、今までと同じくそれ以上に主婦業をこなしてからでないと許さないという夫の基準をクリアするべく頑張るか?
そこまでにしても、手に職のない女には、よい仕事は見つかりません。単に時間をお金に変えるだけの仕事しかありません。

話を少し飛ばします。
私には娘がいます。一人はまだ学生ですが、一人はすでに社会に出てます。まだ未婚です。
自分の経験から、生涯働ける職業を考えるように誘導して育てました。期待通り国立の医学部に進学、医者になってくれました。(自慢するように受け取られたら困るのですが、話が通りやすいようにあえて具体的に出しました)でも、その子が今、幸せかどうか判らなくなってます。
子供に会うと、「専業主婦になりたい、お母さんは勝ち組だよ」「AちゃんやBちゃんのように、私立文系から大企業に入って、エリートの旦那見つけるのが一番効率がいいわ」
仕事がやはりきついようです。とても結婚してから続けられそうにない。

あなたのおっしゃるような税金泥棒の考えです。一人の医師を育てるのに、6千万とも一億とも言われてます。お国に返さないといけないよと言ってきているので、きっと彼女は仕事をやめることはないでしょう、でも結婚をしないかもしれない。そこを覚悟しないといけないというのも母親として大変辛いです。
もっと気楽な職業を選んでくれたらよかった、今はそう思います。

ここで、男性の例を出します。こういう人にはどういう感想をお持ちになります?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%B1%B1% …
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この回答へのお礼

polpol-v様のような世代の方から貴重なご意見を頂き、大変有り難くまた、恐縮しております。

ご意見からして、非常に高等な教育を受けられているとお見受けします。
またお子様へも然りと拝見致します。

丁度均等法施行前後のご世代でしょうか。
文中にもありますように、今とは比べものにならない位のご苦労を先達の女性方がされてきたからこそ、今があると思っています。

お子様のように、近年女医の就労問題を良く目にします。
医師というこの上ない貢献度の高い職業である一方、子供を持てない、心身を壊してしまうなど、多くの問題があるとも聞きます。

私の従姉妹も医師ですが、医師の方と結婚し、子供も産まれ、今はバリバリ現場復帰しています。
「ある程度を越えれば楽になる」と言っていましたが・・。

また例の男性はひとこと『すごい』と思います。
ただ男性なので(また時代からも)、女性と違って人生の努力に比例した人生を送れる、羨ましい、と感じました。

資格が無いと女性は厳しいと親に教えられ薬学を選択しましたが、ご意見からも『良かった』と感じています。

私の周りでも「働きたい」と言いながら何もしていない専業主婦がたくさん居ます。
資格の勉強でもすれば良いのに、と本当に思います。

日本の社会は、税金の流れや社会の流れを教えなさ過ぎです。
その結果がこれなのかと、日々思っています。

polpol-v様のような主婦の方が増えてくれますよう、祈っています。
本当に貴重なご意見有り難うございました。

お礼日時:2010/06/06 19:25

ちょっと聞いて見たいんですが、こういう人にどういう感想を持ちますか?



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AE%AE% …

別に東大の薬学部に行かなくてもよかった人ですよね。
この人の入学枠も一生薬学で働く男に回すべきだった?
もったいないのか、さすがなのか、よくわからないけど、働いて税金さえ払ってたら関係ないの?

私は大学なんて行ってませんから、気楽な身分?
立派な大学に行ったら、一生懸命働いて税金を払わないと非国民?
馬鹿は税金を払わなくて良いという法律を作ってくれたら、嬉しいことは確かだけど、税金と学力とどう関係があるのかわからないですよ。
なんだかものすごく思い込みが激しくないですか?

あなたの選んだ道はそれはそれは立派かもしれないけど、別の生き方もきっと価値はあるはず。
そして、どんなに頑張って立派でも、だからって、子育てをした専業主婦より上です、なんて言えないんじゃないかと思います。
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通りすがりのものですが、因みに独身女です。



>専業主婦になるなら勉強なんてせず料理学校にでも行った方が良かったのでは、と思ってしまいます。
>大学を出て専業主婦になるのであれば、その大学合格枠、その就職内定枠を諦めた男性に申し訳ない

ここは2ちゃんねるですか?

男並みに働け!出来ないなら家庭に帰れ!女はすっこんでろ!と吼えてる人たちと同じ精神構造ですか?

男が取り付かれている成果主義や出世主義に女まで巻き込まれることないんじゃないの?
自己実現のつもりが結局、社畜だったりなんて、笑えないよ。
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NO.7で回答した者です。


お礼文を読ませていただきました。

>専業主婦の『仕事』については、必要ないとも思いませんし、また大変であることも承知しています。

 私は、必要性ですとか、大変であるとか、そのようなことは一切申しておりません。
 次元がちがうと書きました。

>男性であれば人生の努力に比例した(極端に言えば学歴に比例した)人生が待っているのに、女性は東大を出ようが大学を出まいが、『専業主婦』横一線です。同性として全く解せません。

 専業主婦で横一線だとか、男性であれば努力に比例した人生が待っているだとか、
 そんなことはないでしょうとしか思えませんが――。

 しかし、男性と女性の人生に違いがあるのは、当然のことでしょう。
 女性は『産む』性だからです。

 性による違いのある、そういう社会を変えたいというお気持ちは理解できますが、
 どのように制度や環境を整えたとしても、
 男性と女性の生物学的なちがいだけは、変えようがありません。
 (もちろんより良い制度や環境を目指すことには同意します)

 育児における男女平等な負担といっても、現実的にはどうしようもない部分というのは必ずあるわけです。
 なので、制度は助けにはなっても、根本的な解決にはならないのです。

 質問者さまの仰る種類の『悔しい思い』は、女性にとって世界共通のものではないでしょうか。

 日本が外国がという問題ではないと思いますよ。
 国によって制度の違いというものはありますが、それはそれぞれの国に生きる男性も女性もが、その国の国民として等しく人生に影響を受けるものでしょうから。


>大学を出て専業主婦になるのであれば、その大学合格枠、その就職内定枠を諦めた男性に申し訳ない、と私だったら思います。

 大学に合格したのは、その方が勉学に励み努力した結果でしょう。
 そして大卒の女性が専業主婦になったからといって、大学へ行くことによって身につけた専門知識や、人間性の幅や豊かさや交友関係等が、その方から消えてしまうわけではありません。

 それはたとえ「税金」というかたちでなくとも、育児などを通して社会へ還元され続けるものであると思います。

 どうも質問者さまは「専業主婦」という言葉に対して、非常に画一的なイメージを持たれているように感じます。

 質問者さまが『専業主婦になっては申しわけない』『専業主婦になるために勉強してきたのではない』と思われるのならば、その価値観に基づき、質問者さまは専業主婦にならないよう、ぜひがんばってください。
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私も参加させてください。



スレ主様の言われることにも、少々加担したい考えのものです。

専業主婦をすることは、勿論いけないことではないです。
女性の生き方として、独身で仕事を続ける、結婚して兼業主婦をする、結婚して専業主婦をする、それぞれ、自分の好きな道が選べれるのもとても良いことだと思いますし、男女とも同程度働き同程度家庭にも力を入れる、そういう社会も良いなと思います。
でも、現実はどうかといえば、なのです。

専業主婦が後ろについている男性。それと伍して働かなくてはならなくなる女性ということも考えてもらえないでしょうか?
それがあるために、結婚後も働き続けていくことが困難になる。
なんだか、女同士で女性の首を絞めているような気がします。

では、公務員のような共働きがしやすいような職に就き、配偶者も同じような人を選ぶ。
これが最強だと思います。
でも、皆が皆、それが出来ない、これが悩みです。

また、そういうつもりの人生設計だったのに、好きになった人がそういう環境でなかったら、別れて都合のいい人を探しなおすのかという問題もあります。

共産国のような強制的な制度でもない限り、簡単にはいきません。
民間企業がみな公務員並みの待遇をしていたら、倒産します。

本当に、どうしたら良いのでしょうね?
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いやはや、えらいことになっておりますな。



質問氏が高い理想をお持ちのことはよくわかりましたが、果たしてそのレベルの人がどの程度いるのか?

>努力に相応した人生を送りたいからこそ一つでも偏差値の良い大学を目指しました。女性の意識が変わらないと、日本の社会的レベルは下がる一方(現にとても低いです)だと私は考えています。

ここまでおっしゃるというのなら、関西ということで、京大か阪大の薬学出身の方だと推察しますが、そのレベルの人は人口比で少数派です。あなたを基準に考えたら、そりゃ、話が噛み合いません。
なんですな、賢い人は往々にしてそういう間違いをされる。皆、身に合ったように生きております。

ついでに、
>専業主婦でないと心身の健康を守ることは出来ませんでしょうか。
また、やはり「家族を守る」ことに学歴は必要なしとお考えでしょうか。

これについて回答します。
専業主婦でなくとも当然出来るでしょう、が、余裕と申しますか、余力そういうことを考えてしまいます。ぎりぎりまで頑張ることもないではないか。腹八分目と申します。それくらいで生きていかないと人生長いです。妻が病に倒れたら万事休すです。
また、主婦でも学歴は有効だと考えております。やはり、賢いほうが家事も育児も安心して任せられます。また、人生のパートナーとしても知性教養のない女とはやっていきたくないです。家政婦や子守と結婚したのではないです。
また、産業労働力としての値は下がっても、女性としての優雅さも失ってもらいたくないです。何のために一緒になったのかわからなくなります。
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#6です、過分のお褒めをいただき、身が縮まる思いです。



私も迷い多い人間ですし、それほど立派なことはいえません。でも、質問者様は、物事の一面からばかり見ておられているように感じられて残念です。
専業主婦はなりたくてしている人もあれば、心ならずもの場合もあります。特に女性が家庭を持って働く場合、子供のことは大きいですよ。
質問者様は、恵まれた職場にお勤めなのでしょうか?9時5時で終われる、土日が休める職場が中々ないのです。あっても、子供ができると、病気の時、夏休み冬休み、どうしたら良いのでしょう?
更に、長らく専業主婦ができる家は、一般に夫の収入は多いです。しかしそういう仕事は、特にサラリーマンの場合、多くは、長時間労働、過剰労働をしてます。土日もない。そういう中で、家事を手伝うことも、奥さんが外で仕事をすることも「物理的に出来ない」のです。
そこを見ておられないから専業主婦に偏見を持たれてるのではないかと思ってしまいます。
まだ、私共は良いです。偏見をもたれても、それでも子供たちを大学までやり、マイホームも持てました。問題は、それほど収入がなくても共働きが出来なく、復帰しようとしても良い職に恵まれない中流以下です。ここは本当に行政がしっかりしてもらわないといけないと思ってます。

それと、別の方の回答にレスをつけるのはルール違反ですが、扶養控除のこと。
私、これ言われるの、すごく嫌いです。わずか28万くらいで言われたくないです。
こんな所で、個人情報を出すのも嫌ですが、所得税、地方税で年で500万以上取られてます。累進課税ですので税額は多いです。
夫のみで1000万、扶養妻、子供二人(A)
夫500万、妻500万でそれぞれ一人ずつ子供を扶養につける(B)
どちらが税金が高いかご存知だと思います。日本は専業主婦に対する優遇などはなきに等しいです。共働きが絶対にお得です。年金もつきます。

ついでに、書きますが、今は所得に関係なく頂けるそうですが、私の子供の頃は、児童手当も一銭も貰ってませんし、医療費や色々な施策があったのですが、見事なくらい全て優遇策からははずされてます。
勿論、税金以外にも色々な負担はあります。そういう場では専業主婦というものはものすごく不利です。はっきり言って、お金で行けば正職員のそこそこ残業の少ない楽な仕事が一番効率が良いです。
だからといって、夫にそういう仕事に変われとはいえません。

日本で、高学歴同士のカップルで、結婚のみなら何とかなっても子供ができると、共働きは非常に困難になります。妻が働かなくてもやれる収入があれば、仕事をやめざるを得なくなるケースは枚挙に暇がありません。
シンガポールのように、外国人家政婦が雇えれば出来ます。または、戦前や戦後間もなくのように所得格差があれば、お手伝いさんが雇えます。そうでなければ、非常に厳しいです。
多くの働き続けてるお母さんの後ろには、実家の母や義母の助けがあります。それがない場合は本当に厳しいこと、ご理解できませんかしら?
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回答ではなく恐縮なのですが、疑問に思ったので書かせて頂ければと思います。


大学を卒業してその後結婚し、旦那さんが自営業の場合で奥さんは手伝っているが給料を貰うわけではなく専業主婦と同じで税金は払えず・・・この場合は質問者さんはどの様に思うのでしょうか?
皆、企業に勤めてお給料をもらえるってわけじゃないんですよ・・・
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たくさんお方にお礼をつけておられてお忙しいと思いますが、どうしても気になるので、また、書かせてください。



主婦には学歴がいらないというのはどうでしょうか?
主婦にもピンからキリまでいます。勉強したことは無駄ではないですよ。

私は地方都市に住んでます。上の世代は勿論のこと、同世代でも女性の4大卒は少ないです。都会に出たまま帰ってこないということです。それで高卒、専門卒が非常に多いです。
大学教育というものが(現在のFランクのような所はしりませんが)、それ以外とやはり違うということを感じました。
それは、偏差値等に裏打ちされた部分ではなく、(受験を経験したかどうかはあると思います)、学問というものが体系的なものであり、基礎から積み上げていくものだということを理解していることや、卒論、レポートなどで、理論だった考察や実践をしてきたという経験が大きいということです。
更に、大卒で就職して仕事をしてきた人は顕著ですし、また、大卒者でなくても同等の訓練ができている人は違います。

それと、どなたかが触れておられますが、文化というものを身につけている率が高いことです。これは、どちらかというと、文系の人が目立ちます。理系の人は、夫もですが、やや専門馬鹿です。
文化ってどういうことか簡単にはいえませんが、判りやすく比喩的に言えば、視野が広くて色んな価値観を理解する、楽しむことができるという能力です。

ごめんなさい。またまた、失礼なことを言ってしまいますが、スレ主さんは少し頭が固いです。
価値観の種が少ないように見えます。
東大卒も中卒も同じ専業主婦。分類するとそうでしょう。でも、中身は違いますよ。
レッテルではなく、みんな中身で生きているのです。
どうも、レッテルで仕分けするのが習い性になっておられるのかな?

あなたが、専門教育を受け、それを活かして社会で活躍されていることは、それはそれで有意義なことです。でも、例えば経済などを出ると、ほとんどの男性も女性も専門など関係ない会社員になります。それを無駄と言い出すと、職業教育しか教育でないとなってしまいます。
教育というものは、即役立つものもあれば、人の思考の奥深くで役立つもの、人生の岐路に立ったときに役立つもの、子供を見るときに力になるもの、色々ありますよ。
学んだことは必ず役にたってます。
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この回答へのお礼

ご返答有り難うございました。

先のお礼にも書かせて頂きましたが、私は子育ての為に、もちろん専業主婦になる為に勉強してきたのでは無く、やはり努力に相応した人生を送りたいからこそ一つでも偏差値の良い大学を目指しました。女性の意識が変わらないと、日本の社会的レベルは下がる一方(現にとても低いです)だと私は考えています。

自分の子供がもし女だったら、必ず社会に貢献するような生き方をするように教えます。

結局その辺の日本の対応が遅すぎた、と考えています。

失礼をお許し下さい。
有り難うございました。

お礼日時:2010/06/06 21:44

#2です。

お礼を拝見しました。

>今少子化が問題になっているのは、国力が下がるとの問題もありますが、結局税金を納める人口が減っていることが大きな問題ですよね。
いやー、どうでしょう。
総合的な税収としては、実際は十分な金額が納められていると思いますよ。
そよれりも、納められた税金が適切に使われないから、必要なところに必要なだけ回っていかないだけなのだと思います。個人も、法人も、自治体も、各々が足るを知り分相応に暮らしていけば、税金は余るほどだと思いますよ。
少子化の原因は、人が子供を産み育てることに、個人の生産と消費以上の価値を感じていないからだと思います。わたしはそれはとても悪い流れだと思うので、だからこそ声高に「生めよ育てよ」と言いたいのです。一つの命として、次の世代を育てることより、生産と消費を重視していたのでは、世の中が良くなるはずはありません。だから、物事をしっかりと見極め、考え、行動できる子孫を残すべく、子に高い教育を与えようと思うのです。


>しかも男性は人生の努力に比例した人生が待っていて(極端に言えば大学偏差値に比例した人生が送れる)、女性は東大へ行こうが3流へ行こうが『専業主婦』で横一線です。
>その辺悔しいな、と考えたことはありませんか。
まったくありませんね。
たしかに一般的に見ればかなり高い部類の教育を受けましたが、専業主婦であり扶養家族である今の自分の処遇には心から満足し、感謝しています。
夫と出会い、結婚して子を産み育てている生活と、結婚前の職場でキャリアを重ね続け、結婚せずに生きるのとでは、自分の人生のどの段階を切り取って選択しても、前者を選ぶと思います。
もし仕事を続けながら結婚して子育てもして、という道を選択肢に入れても、やはりわたしは現在の生活により価値を見いだすと思います。
そもそも、専業主婦にもいろいろありますから・・・。男と言っても様々、女と言っても様々であるのと同じですよね。

受けた教育が無駄になったと感じることもないですね。よく、算数から数学に切り替わりつつある学生が、こんな数式覚えたって、社会に出てなんの役にも立たないじゃないか、なんて言いますけど、実際はけっこういろんな場面で役に立っているものです。それと同じことで、過去に得た教育や知識が全くの無駄ではありません。はっきり言えば、そのような教育が施される環境に身を置いていた経験そのものが、一つの大きな価値なのです。日本で育てば日本語を話すようになるのと同じで、高い教育を受けることで得る最大のものは、知識ではなく文化だと思っています。つまり、何を知っているか、何ができるかではなく、どんな人々と交流し、どんな会話をし、どんな思想で生きるのか、それが問題だということです。
わたしの知人は、開業医の親の跡を継ぐのが嫌で東大の法学部を出て銀行に就職しました。が、数年後、やはり家を継ぐ気になり、一念発起して勉強し直して国立大の医学部に入学しました。そろそろ卒業する頃だと思います。彼にとって、法学部を出て銀行勤めをした経験は無駄ではなく、医師として生きていく時間の中で大変な価値を発揮することだと思います。

わたし自身も、幼い頃から退職するまでの間に得た経験によってこそ、今の暮らしの中で誰に対しても身構えることなく、心豊かに生きていられるのだと考えています。もちろん、日常の雑多な不平、不満もそれなりにはありますが。まぁそれも人生のメリハリかな、と。

だから、
>また子育てに必要な知識や社会を見る目を養うのであれば高卒で十分だと思っています。
とは思いません。子育てと言ったって、とりあえず成人まで生存させればいいのではなく、それこそ高い教育、すなわち文化に触れさせるには、育てる親自身の文化レベルが問われます(もちろん、それは完全に学歴に比例すると言い切るつもりはありませんが)。
赤い花を見て、自分に知識や文化的な背景がなければ、その花についてただの「赤い花」であるとしか子に伝えられませんが、より深い考察を経れば、例えば赤の色素について、例えば花言葉について、例えば生薬としての効能について、原産について、類種について、さらに、歴史上でどんな絵画や文学に描かれたことがあるのかなど、あらゆる視点で子供に語りかけることができます。その中から、子供がどんな分野に興味を持つのか、子供の可能性が広がっていくわけです。


質問者さんにとって、受けた教育、それにかけた時間やお金がもったいなくない状況とはどんなものですか?
おそらく、わたしはその状況にそれほど価値を感じないのだと思います。
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この回答へのお礼

ご返答有り難うございました。

>質問者さんにとって、受けた教育、それにかけた時間やお金がもったいなくない状況とはどんなものですか?
私は女性男性関係なく、社会にも家庭にも関われるような社会がバランスの取れた社会だと思っています。
子供を産むというのは女性しか出来ませんが、子育て、家事、仕事は性別に関係ないと思います。

私は子育ての為に勉強してきたのでは無く、やはり努力に相応した人生を送りたいからこそ一つでも偏差値の良い大学を目指しました。女性の意識が変わらないと、日本の社会的レベルは下がる一方(現にとても低いです)だと私は考えています。

日本の対応が遅すぎた、と考えています。

失礼をお許し下さい。
有り難うございました。

お礼日時:2010/06/06 21:36

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