牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

「えをえがく」?
最近、テレビを見ていると「えをえがく」という表現を頻繁に耳にします。しかし、「えをかく」で良いのではないでしょうか。「えをえがく」と言う人は、「描く」を必ず「えがく」と読まなければいけないと思っているのではないでしょうか。また、当用漢字音訓表において「描」の「かく」の読みが認められていないことが「えをえがく」と言われることの原因なのでしょうか。ご意見を宜しくお願いします。

A 回答 (7件)

4番です。

下のURLを見てください。
エライ作家はみんな「絵をかく」です。
「絵を描く」になっているのも「絵をかく」と読むんでしょうね。

http://www.google.com/search?as_dt=i&as_sitesear …

坊主が屏風に上手な坊主の絵をエガイタ・・・爆
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この回答へのお礼

前の方へのお礼にも書いたように、この問題で最も重要なのは、過去の用例だと思っており、ご紹介の情報は大いに参考になりました。有難うございます。個人的には、20年前、50年前、100年前の日本人が「えをえがく」をどのくらいの頻度で使っていたのかを知りたいと思っています。

お礼日時:2010/06/12 00:48

4番、6番です。


先程の資料の中で「絵をかく」になっていたものは、原文は「描(か)く」と書いていたのを、文部省の音訓表の関係で編集者が仮名に直したんじゃないかと思います。
そして、直されていない「絵を描く」の読み方は、「えをかく」だろうと思います。
下のURLは戦前の新聞で、仮名が振られていますので、読み方を調べるのに便利です。
一つだけ調べましたが「絵を描(か)く」になっています。
おヒマでしたら、どんどん調べられたらいかがでしょう。

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentVi …

音訓表のことですが、一般人、とくに中高年の人は音訓表に縛られることは少ないと思います。
辞書を引いて、「例外的な訓」とあっても、それが適当であればその読み方を使います。
漢字の和語読みなんてものは、もともといい加減なところがあります。
経験がものを言います。
しかし、若い人で読書量が少ないとそうもいかんでしょう。
「描く」・・・「これに振り仮名をつけなさい」というテストがあれば、みんな「えがく」と答えます。
こんなことで覚えた人が増えたんじゃないかという気がしてきました。

「絵をえがく」というのはダブり表現だと思います。
言葉の発生学的には「絵をかく」⇒「えがく」ですから。
(「かく」の大本は「掻く」です。大昔、縄文人?は地面や木の幹を尖ったもので引っ掻いてシルシをつけていたんだろうと想像しています)
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この回答へのお礼

再度の情報、有難うございます。「絵をえがく」でグーグルの検索をしてみましたが、文学作品等の信頼できそうな用例はまだ見つけていません。その代わり、辞書風のサイトや、絵画関係・絵画指導関係のサイトが多くヒットします。日常会話にはあまり使われていないようです。最近「えをえがく」をよく耳にする原因については、前に記したような自分なりの考えは一応ありますが、他の可能性も含めて検討する必要があるかもしれません。比較的若い人の読みについてのご指摘は、有力な感じがします。有難うございました。

お礼日時:2010/06/12 23:16

 現在は当用漢字音訓表はなく,これに代えて常用漢字表があります。

この中に「描」の漢字があり,音訓とそれらの語例として,
ビョウ 描写,素描,点描
えがく 描く,描き出す
とあり,「かく」の訓は認められておりません。
 ところが今年秋ごろ,常用漢字表の改定が予定されており,改定案では「かく」の訓が含まれており,語例欄に「描く,絵描き」とあります。
 以上です。
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この回答へのお礼

「当用漢字音訓表」は、質問する直前に検索して見つけたので、これが原因だと思ったのですが、有益な情報を有難うございます。

お礼日時:2010/06/12 00:46

私は「えをえがく」とはいいません。

ダブっているような気がして言いません。

しかし、次のような言い方は、ダブりだとは思いませんので、使います。
A踊りを踊る。
B朝食を食う。
C歌を歌う。
D後で後悔するなよ!

A~Bの言い方はよく使われていますし、それなりの理由があると思います。

「絵を描く」の読みは「えをかく」が普通だと思います。
「えがく」はチョッと大層な言い方だと思います。

辞書の用例にも「えをかく」はあっても、「えをえがく」は載っていません。

テレビで「絵をえがく」と言っている人が多い!?

これは最近の風潮・・・敬語の使い過ぎ、物事を丁寧に言い過ぎる傾向・・・などに通じるところがあるのではないでしょうか。

「人(ひと)」でいいところを「方(かた)」と言ったり、
犬に餌をあげたり・・・。

>「えをえがく」と言う人は、「描く」を必ず「えがく」と読まなければいけないと思っているのではないでしょうか。

・・・「えをえがく」の方がていねいな言い方だと思っているんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答、有難うございます。私は、台本か何かに「絵を描く」と書かれていて、「描く」は正式には「えがく」としか読まないので、みな「えをえがく」と読むのではないかと思っていましたが、この点については他の可能性も考えられるかもしれません。

お礼日時:2010/06/12 00:44

 今回の鳩山辞任、菅首相誕生でよく使われた「絵をかく」とは「設計図を描く」って意味です。


ようするに、いろいろ画策するってことなんですが・・・って、質問ではないですよね?(笑)
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この回答へのお礼

回答、有難うございます。その用例では、単に「書く」より「描く」の方がよさそうに思うのですが、それでも「えをかく」と言うところが興味深いと思います。

お礼日時:2010/06/12 00:42

長く趣味で水彩画を描いていますが、


教室でも、先生からも、えがくと云う言葉は聞いたことがありません。
実際に絵はかくと云う作業だから、かくでいいと思います。

えがくと云うと心象的な物を思わせます。面影を描く、ふるさとの風景を思い描く
とか、頭の中で描く場合は描くのほうがいいと思います。

第三者が絵についての解説をしている場合 この壁にえがかれているのはニ体の仏像です。
というほうが丁寧に聞こえていいと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。私も「えをえがく」という表現を口にする気にはなりません。「えがく」が他の目的語をとる場合は別ですが。

お礼日時:2010/06/12 00:39

「かく」は「えがく」という意味を含みます。


だから、「えをかく」でも何ら問題はありません。

広辞苑によると、「えがく」は平安時代から「物の形や姿を絵にあらわす」という意味で使われています。
そのほか、「文章や音楽などに表現する(例:嵐の情景を描く)」という意味もあります。

つまり、「えがく」は「かく」行為のうち、とくに抽象的・芸術的表現をするときに使われる言葉といえます。

だから、「えをえがく」という表現はごく普通の表現です。(最近の言葉ではありません)

個人的には、「かく」は広い意味を持つので、「えをかく」よりは「えをえがく」と言ったほうが、
芸術的な行為であることを印象づけられると思います。
より率直に言うと、「えがく」のほうがより相応しいと感じます。

とは言いつつも、「描く」と書いて「かく」と読ませる流儀も好きです。
「かく」という読みが認められていないからこそ、粋な、あるいは知的な感じがします。

どんな言葉でもそうですが、大切なのは字面ではなく、
その言葉を使おうとするときの状況・相手・媒体・時代等によって適切な選択をすることです。


最後に、「えをえがく」と言われることの原因をお知りになりたいようですが、
既に述べたように言ってはいけないという理由はなく、最近の言葉というわけでもないので、何とも申し上げようがありません。
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この回答へのお礼

ご回答、有難うございます。ただ、ご回答はズレているという感じがします。

質問の意図を誤解されているようですが、ここで問題になっているのは「えがく」の意味ではありません。「えがく」の意味は分かりきったものであって、「ふうけいを(絵画として)えがく」が正しい表現であることは誰でも認めるでしょう。問題なのは、「えがく」や「かく」といった動詞の意味は何かではなく、それらがどんな目的語をとりうるか、どんな目的語と共用しやすくて、どんな目的語と共用しにくいか、ということなのです。「えがく」について辞書的定義を紹介されていますが、辞書的定義は、通常、ある動詞がどんな目的語をとるか(とらないか)を規定するほど精密なものではないので、あまり役に立ちません。この問題にとって有益なのは、過去(平安時代や20年前や100年前)の用例だろうと思います。

私は、子供の時から「えかき」や「おえかき」をはじめとして、「えをかく」系の表現は頻繁に耳にしてきたのに、「えをえがく」は記憶にありません。記憶は不確かなので、記憶にないからといって皆無だったとは言えないかもしれませんが、とにかく「えをかく」より聞いた頻度が極めて少ないであろうとは言えます。一方、最近のテレビでは、「えをえがく」は頻繁に耳にするのに、「えをかく」は皆無かまたは非常に少ないようです。まるで、「えをかく」という表現が存在しないか、誤りと考えられているかのようです。

個人的には、一般社会とテレビ・ラジオのそれぞれにおいて、2、30年前と今日とで、両者の使用頻度がどうなっているのかを知りたいと思っております。何が正しい日本語とされているかについて、少なからぬ日本人の感覚に変化が生じている可能性があるからです。最近、「誹謗中傷」を四字熟語、「雪辱を果たす」をイディオム、と捉えているように見える人がよくいます(彼らは「誹謗」や「中傷」を単独で、あるいは「雪辱する」という単純な形を使いません)が、「えをえがく」も、最も単純な表現を避けるという点では似ており、単純な形式を使わないのは無知のためではないかと思っております。

お礼日時:2010/06/12 00:37

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