gooポイントが当たる質問投稿キャンペーン>>

日本銀行は無限にお金(日本銀行券)を発行できるのですか?
日本の国際について友人と話していた時に気づいたのですが、ちょっと頭の中で矛盾しているような気がするので教えて下さい。
国債の返済額は年々増加していますが、これってほとんど日本円ですよね?だから財務省が紙幣の発行を命令すれば、いくらでも返済できる(ただし流通するお金が増えるのでインフレ傾向になる)はずですよね?
これが当然だと思っていたのですが、1つ疑問があるのです。

そもそも、日銀が発行したお金は政府の物ではなく、日本銀行から民間金融機関に貸し出されたお金のはず。なので民間金融機関が新たに国債を買わないと政府はお金を調達できないはずです。

という事は、景気が回復して税収が増えないと、日本銀行は無限にお金を刷り続ける必要があります。
・・・それって現実的に可能なんでしょうか?お金が無限に増えるなんて・・・。

確かに、お金の発行額を決めた「最高発行額制限制度」はすでに撤廃されています。
以下のURLにもあります。
http://www.boj.or.jp/oshiete/money/05100002.htm
じゃあ、本当に発行額の上限は無いのでしょうか?何かに制限を受けて、発行できないという事は無いのでしょうか?

物凄く気になる疑問です。うまく使えば一発でデフレ解消、いやインフレを起こせるんじゃないのかなとか思います。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (3件)

日本銀行は、民間企業から「国債と交換」することでしか、市場に日本銀行券を撒くことは出来ないよう


です。

これは、日銀は「政府から直接国債を買受ける」ことが事実上禁止されていることが理由みたいです。
つまり、仮に日銀が大量に紙幣を発行したとしても、これを市場に撒くためには、その裏づけが必要と
なるわけです。

つまり、市場に流通している国債の上限額しか日銀は紙幣を流通させることができません。

普通なら。

実は、日銀は政府から直接国債を買受けることを禁止されている、という表現は誤りで、「日銀が
政府国債の直接の買受を行う為には、『国会の承認』が必要になる」というのが正しい表現である
ようです。

日銀は、日銀の意思で無限に紙幣を発行することは出来ませんが、その裏づけとして日本国政府が
発行する国債と、「国会の承認」があれば、紙幣を刷ることができます。

ですが、デフレが解消されないのは「通貨の量が足りない」からではなく、国民が貯蓄を消費に回さ
ないから解消されないのであって、仮に無限に紙幣を発行したとしても、その問題が解決されない
限り「焼け石に水」です。

必要なのは、家計に眠る現金貯蓄を消費へまわさせる為の「政策」です。そのために「国債」を発行
することは、何の問題もないと思います。
    • good
    • 10
この回答へのお礼

最も解りやすいです。
国会の承認を得れば借換え債のみOKらしいですね。
http://www.boj.or.jp/oshiete/op/06104001.htm

あと日銀の保有資産で最も価値の高いのは日本国債なのですね。ちょっと以外です。

お礼日時:2010/07/03 05:51

インフレっていうのは皆がお金があるバブルの状態ですよね。



バブルになると、皆が楽をしてしまうので

次は、消費を抑えるためにデフレにします。

デフレにすると皆、貧乏になるので必死に働きます。

根本はここにあります。

必死に働くと言う事は、何かを養うということです。

誰を養っているのか、それは、経営者や富裕層ですw

難しい理論は沢山ありますが、あれは後付けにしかならず

実はここが最大の目的です。

更に日本自体が不景気ってことになると、。。。

お分かりだと思いますが、日本ってものが何かを支えているわけです

それがアメリカであり、中国だったりします。

まぁー彼らの奴隷になるために、お金を刷らず消費税を上げるなんていって居たりしますw

スーパーインフレになると言う人がいます

なりませんww
    • good
    • 8
この回答へのお礼

ありがとうございます。

ただ、今のデフレはインフレに危機感を感じた誰かが意図的にデフレにしたものではないですよね。民間企業が投資に価値を見出さなくなったためとか、いくつかの要因があるはずです。

それと、アメリカや中国の国債を購入するのは、政府より民間企業の方が多いので、単に「支えている」というよりも安定した利益を確保するために購入しているのではないでしょうか。

お礼日時:2010/07/03 05:49

日銀が新たに大量発行した銀行券で政府の国債を直接引き受ければ(これは現在規制されています)、国家財政の問題はすべて解決します。

直接買い付けるということは利回りの設定も自由自在で、利回りゼロで買い付ければ事実上借金が消え去るからです。もちろんデフレも解消されます。

僕は銀行券発行額の上限があるかどうかは知らないです。知らないですが、「現在」どのような規制があるかはたいした問題ではないと思っています。規制があるならなくせばいいし、決まりがないなら作ればよいのです。中央銀行と政府が紙幣を増刷してすべての借金を返そうと本気で考えれば、それは実行可能なんだろうなと思うからですね。

歴史を振り返れば、そのようなことが起こらないと断言することはとてもできません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%B3% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3% …

財政破綻回避のため、日銀や政府が結託して故意に過剰なインフレを起こすことはないとは言えませんが、それは万策尽きて仕方なく行うことです。
日銀が政府から独立しているのは、紙幣乱発の結果として発生した過去のインフレの反省からです。日銀の第一目標は過剰なインフレの抑制です。

デフレの解消は重要なことかもしれませんが、何のためにデフレを解消するのかをよく考える必要があると思います。ハイパーインフレは財政問題の解決の手段ではなく、解決しなかったときに起こりうる悲劇だということを忘れないで下さい。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

とても解りやすいです。
一応、借り換えに関しては国会の承認を得て行っているようですね。
http://www.boj.or.jp/oshiete/op/06104001.htm

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/03 05:50

このQ&Aに関連する人気のQ&A

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

このQ&Aを見た人が検索しているワード

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Qなぜ、お札を増刷できないのでしょうか。

日本は借金があるのだとか。

また、円高に困っています。

もし、お札を増刷すれば、借金も返せるし、円も安くなるのではないでしょうか。
デフレになる・・・?
デフレならなおさら円安にならないでしょうか?

子供に分かる説明をお願いいたします。
子供ニュースの解説ような感じで。

Aベストアンサー

再度、No.11です。

>ところで、借金分だけを増刷するわけにはいかないのでしょうか。
>一般の人々にまわすのではなく、借金の解決です。

それは、世間で騒がれている「借金」がそもそも「悪い」という発想に基づいているからそう考えるのだと
思います。

ですが、そもそも考えてみてください。日本は、なぜ外国から借金をしないのでしょうか。

もし仮に、外国から海外通貨建てでお金を借りていた場合、日本銀行が国債の買い受けに走った、なんて
情報が流れたら、まずは国債の「格付け機関」から、日本国債の格付けが引き下げられます。

「国債の信用」に傷が付きますので、必然的に国債の売れ行きが悪くなります。
国債の信用とは、=日本円の信用でもありますから、これは為替相場にも影響し、円は売られ、海外通貨
に対する円の価値が低下します。

日本国政府は、国債の売れ行きを良くするため、「国債の金利」を上昇させます。たとえば、1%金利を
上昇させたとしても、同時に円の価値は海外通貨に対して低下しているわけですから、金利の実質的な
価値は1%ではすみません。

この悪循環で、国債の利回りが日本の国にもたらす負債は必要以上に巨額の負担となってしまうのです。

しかし、日本の国債は100%円建てで、そのほとんどが日本国内で流通しています。

もし、本当に日本の国債がそんなに「悪い」ものなら、なぜ100%国内で流通させることできるので
しょうか。

日銀が、本当に国債を買い受けに走るとしたら、それは「日本国内で国債を売りぬけ」することができな
くなったときです。

今回、日銀は30兆円の発行済み国債を買い受けるための基金を設置しましたが、これは経済音痴の民主
党から円高を日銀のせいにされ、執拗な金融緩和への圧力を受け続けたためです。

実際は国内で国債は売りぬけが可能なわけですから、このような国債の買い受けを行う必要などないはず
です。

銀行にとって、国債は必要なんです。
銀行は、預金者からお金を預かっている以上、預金者に対して金利を支払わなければなりません。支払わ
なければならない以上、銀行は預金を運用して預金者に対して支払わなければならない利息以上のお金を
どこかで稼がなければなりません。

方法はいくつかあります。たとえば、「株」「土地」「金融商品」「外国債」。そして、「国債」。

このうち、一体どの方法が銀行にとって最もリスクが少ないでしょう。
答えは簡単です。「国債」です。

前記した通り、国債の価値とは、=円の価値です。一定なんです。元本が減ったり増えたりしないんです
よ。ですから、この5つの運用方法のうち、銀行が最もほしがるのは「国債」です。

もう使い古された観もある表現ですが、「国債」とは、政府からみれば「負債」ですが、国民から見れば
「資産」です。

何の策略もなく、無意味に発行し続けるのが良いことだとは言いませんが、景気を回復させ、小規模のイ
ンフレを起こすためであれば、そのために国債を発行することは決して悪いことじゃないと思うのです。


いずれ景気が回復し、GDPが上昇し、ここから支払われる税金の総額が上昇すれば、おのずと財政問題
は解決します。また、経済がインフレの方向に推移すれば、国内における円の価値も低下するわけですか
ら、政府負債の価値も、おのずと縮小します。

・・・っと、わかりにくいですね。インフレが起こる、ということは、今まで800兆円であった政府債
務の負債としての価値が縮小するということ。実際に返すお金は800兆円であったとしても、その80
0兆円の価値は、デフレ時の500兆円の価値にしか相当しなくなるような状況も起こるということです。

何度も言いますが、「日本」という国の中で、借金を返すためにお金を刷るという行為は、余り意味のあ
ることではないと思います。

再度、No.11です。

>ところで、借金分だけを増刷するわけにはいかないのでしょうか。
>一般の人々にまわすのではなく、借金の解決です。

それは、世間で騒がれている「借金」がそもそも「悪い」という発想に基づいているからそう考えるのだと
思います。

ですが、そもそも考えてみてください。日本は、なぜ外国から借金をしないのでしょうか。

もし仮に、外国から海外通貨建てでお金を借りていた場合、日本銀行が国債の買い受けに走った、なんて
情報が流れたら、まずは国債の「格付け機関」から、日本...続きを読む

Q借金まみれの日本ですが、その分のお金を日本銀行で刷ればいいのでは?

日本は何十兆も借金があるとのことですが、
日本銀行でお金を刷れば全て解決。

なんていうふうに素人は単純に考えてしまうのですが、
現実はそんなに甘くなく、何か問題があるのだと思いますが、
このやり方には、どのような問題があるのでしょうか?

Aベストアンサー

他の超インフレの国があって、年率1000%以上のインフレ率です。今日の100円のキャベツが1年後に1000円、2年後には10000円ということです。
全ての物価がこの割合で上がっていきます。その国の中央銀行はお札を幾ら印刷しても間に合いません。一般人は、大きなカバンに1杯お金を積めて買物に行かないと行けなくなります。1週間後には大きなカバン2個分を持っていかないと同じものが買えません。
つまり、お金の価値がどんどん下がっていきます。
貯金を100万円しておくと1年後には10万円の価値しかなくなり、2年後には1万円の価値になります。
超インフレのある国では、買物するのにリヤカ(荷車)一杯の札束をもって買物にいかないといけなくなります。
かってのソ連崩壊後のロシア、大不況時のメキシコ、敗戦後直後の日本などが超インフレでした。
お金をどんどん印刷して、町中にバラまけば、超インフレになります。
1万円札の印刷原価は17円位と聞いた事があります。そんな紙を印刷するだけで1万円になります。本来のお金の価値はそのお金の価値に相当するものが安定して買えることで、お金の価値が発生します。
超インフレのときは、価値の下がらない貴金属の金や宝石を購入することが行われます。インフレの激しい国では、貴金属や宝石で財産の保全をして、お金が必要な時にその分の宝石や金をお金に換えます。お金が貯まれば宝石や貴金属を購入して財産とします。東南アジアやアフリカの貧しくインフレの激しい国では、お金の価値がなく(直ぐインフレで価値が下がる)銀行に預金する人はいません。中央銀行はお札を乱発して、印刷が間に合わないので、超高額の紙幣を発行します。1の後にいくつゼロが続くか分からないくらいのお札です。

日本銀行がお札を発行するには、それだけの価値のものが新たに市場に出されないと、貨幣価値がさがりインフレになります。
現在はお札を発行するだけの、赤字国債の紙ッきれ(政府の借用証書:返済の見込みがあるか疑問=増税してその税金で赤字国債を買ってくれた人や会社に赤字国債の額面のお金を5年後、10年後に返す)が発行されています。政府の赤字国債=国民からの借金なのです。その赤字国債を乱発して、そのお金を日本銀行から印刷させて政府が毎年30兆円前後使い続けているのです。
この赤字国債の国民への政府の借金は、現在及び将来の国民から税金として取り立てることと同じです。現在850兆円前後の赤字国債も毎年30兆円位ずつ政府が発行し続けています。それで得たお金を海外援助や米軍への思い足り予算、ODAや銀行や大企業の支援などに湯水のごとく使い続けています。赤ちゃんから高齢者までの国民1人あたり全部から、毎年3万円の借金を押し付けている事になります。現在、日本国民1人あたり850万円の借金を背負っているという事です。
日本銀行の発行するお札の額=相当する価値のもの=紙ッ切れの借用証書(赤字国債)=国民が返済しないといけない借金 なのです。

経済が発展し、価値のある物が大量に生産され、土地や家の価値が上がる場合は、それだけの紙幣が印刷され、銀行を経由して、給料として国民の手に渡り、価値のあるもの(衣食住や電気製品や車や家)を購入することで、発行されたお札が市中に出回り、子供の学費やマイホーム資金として貯蓄されるようなお札の印刷は健全な価値に裏付けられた健全な姿です。
赤字国債(政府の借用証書)に伴うお札の印刷・発行はさせてはいけないのです。特に政府が返す見込みの無いほどの赤字国債を増やし続けているのは先進国で日本だけです(日本の将来は真っ暗。いずれ赤字国債の付けが国民に降りかかります。戦前から戦後になるときの貨幣価値が1/360になった。)。多くの国民が買わされていた国債がただの紙ッ切れ同然になった。

他の超インフレの国があって、年率1000%以上のインフレ率です。今日の100円のキャベツが1年後に1000円、2年後には10000円ということです。
全ての物価がこの割合で上がっていきます。その国の中央銀行はお札を幾ら印刷しても間に合いません。一般人は、大きなカバンに1杯お金を積めて買物に行かないと行けなくなります。1週間後には大きなカバン2個分を持っていかないと同じものが買えません。
つまり、お金の価値がどんどん下がっていきます。
貯金を100万円しておくと1年後には10万円の価値しかなくなり、2年...続きを読む

Q国の財政が赤字の場合、紙幣を増刷してまかなったらどうなる?

全くの素人の質問ですが、知り合いの子供(中高生)から税金の話をしている時、「国や公的機関が赤字なら国が紙幣を新しく印刷してまかなったらどうなの?」「造幣局は大蔵省の管轄だから出来るでしょう?」と聞かれ、答えに困ってしまいました。

本当にこんな事をするとその国の経済はどうなるのでしょう。
素人の頭では何となく超インフレを招くような気がするくらいしかわかりません。
どなたか教えて下さい。

Aベストアンサー

お近くに、大正生まれくらいのご老人はいらっしゃらないでしょうか?
そういう方に、太平洋戦争末期から戦後数年間の日本の経済状況を(特に「物価」について)語っていただくというのが、どんな理論よりも良い、「インフレ」を感覚的にわかってもらえる方法だと思います。

当時の日本は、戦中は戦費調達のため、戦後は復興のために、
通貨(不換紙幣)の増発→インフレの悪化
という状況にありました。

また、過去問に、似たようなものがありましたので参考にしてください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=235188

なお蛇足ながら、日本の紙幣(日本銀行券)を印刷するのは財務省の造幣局ではなく「印刷局」ですが、その紙幣を市中に流す権限を持っているのは「日本銀行」です。
そして、日本銀行には法律で、一定の独立した権限が与えられていますので、財務省の指示によって、紙幣の発行量を増加させることは制度上、困難です。
これは、政府が紙幣を増発することによって赤字を賄い、その結果としてのインフレで国民が苦しんだという歴史が、第一次大戦後のドイツを始めとして世界に何度となくあったことの教訓から、政府が簡単には紙幣の増発ができないようにしているもので、現在では大抵の先進国が、そのような仕組みをとっています。

お近くに、大正生まれくらいのご老人はいらっしゃらないでしょうか?
そういう方に、太平洋戦争末期から戦後数年間の日本の経済状況を(特に「物価」について)語っていただくというのが、どんな理論よりも良い、「インフレ」を感覚的にわかってもらえる方法だと思います。

当時の日本は、戦中は戦費調達のため、戦後は復興のために、
通貨(不換紙幣)の増発→インフレの悪化
という状況にありました。

また、過去問に、似たようなものがありましたので参考にしてください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kota...続きを読む

Q日本政府には紙幣(お金)の発行権がないですか?

日本政府には、どうして紙幣(お金)の発行権がないのですか?

Aベストアンサー

政府紙幣の発行権がありますよね。

最近話題になっていたと思います。

Q紙幣を造幣して市場に流通するまで

過去の質問では解決しませんでしたので、質問させていただきます。

紙幣を造幣して市場に流通するまでの過程について疑問があります。
流通に至るまでいくつか手段はあると思うのですが、そのひとつとして・・・

(1)日銀が紙幣を刷って造幣

(2)その刷りたての紙幣で国から国債を購入

(3)国はそのお金で公共投資などをして紙幣が流通

おおまかな流れは上記だと思うのですが、
(2)の段階で、日銀が作った紙ぺらが紙幣としての価値が生まれてますよね。
実態のないものからいきなり価値が生まれていまいちピンときません。
どうして価値が生まれるのでしょうか?

また、造幣して流通するまでのほかの過程などもありましたら教えてください。

幼稚な質問で申し訳ありません

Aベストアンサー

> (2)の段階で、日銀が作った紙ぺらが紙幣としての価値が生まれてますよね。実態のないものからいきなり価値が生まれていまいちピンときません。どうして価値が生まれるのでしょうか?

という質問は非常に鋭いです。
なぜ例えば一万円札が一万円として流通するのか、ということですが、簡単に言えば、みんなが一万円札は一万円の価値があると信じているからです。
一度、一万円札が本当は紙切れだったとみんなに認知されると、お札はただ同然の紙くずになります。したがって、一万円札の価値の根元は、実はみんなが一万円札が一万円の価値があるという「信用」であったわけです。
因みに、昔の紙幣は兌換紙幣といって、銀行に持っていくと一定の重さの金と換えてくれました。つまり、この時代は価値の根本は金であったわけです。



余談ですが、紙幣の流通に関して。
日本の紙幣の正式名称は「日本銀行券」です。発行元は日本銀行ですが、印刷しているのは財務省(旧大蔵省)造幣局、現在は国立印刷局です。

印刷したお金が流通するルートは、
a)印刷したのを日銀が受け取る
 ↓
b)日銀が市中銀行(三菱とか三井住友とか拓銀とか)に渡す(=市中銀行が日銀の預金を引き出す)
 ↓
c)市中銀行から一般社会に出回る
 ↓
d)使われたお金が銀行を通じて日銀へ戻る
 ↓
e)日銀でチェックした後、良さそうなのはb)へ、ダメそうなのは廃棄される
というルートです。

日銀が通貨を発行する手段は、現在は主に国債を買い入れることであり、国債を買って通貨を銀行に渡しています。ただし、実際にはこの時点では動いているのは帳簿の上の数字だけです。勿論、あまりやられていませんが、国債以外の資産を買い取って通貨を発行することも出来ます。
したがって、日銀が発行している通貨は別段、なんの裏付けもないものではありません。

因みに言うと、日本国内にある通貨量(日本円の量)は約 700 兆円ほど。この内、紙幣と硬貨の額は 70 兆円ほどです。


ついでに政府の話ですが、政府が国債を発行しても通貨量は増えません(が、日銀は政府と協調して通貨量を増やすかも知れません)。
政府は国債を発行して自分の財布の中のお金を増やし、そのお金を公共事業などで使います。国債の引き受け手の中には日銀はいません。法律で直接政府から日銀が国債を引き受けることが禁じられているからです。

> (2)の段階で、日銀が作った紙ぺらが紙幣としての価値が生まれてますよね。実態のないものからいきなり価値が生まれていまいちピンときません。どうして価値が生まれるのでしょうか?

という質問は非常に鋭いです。
なぜ例えば一万円札が一万円として流通するのか、ということですが、簡単に言えば、みんなが一万円札は一万円の価値があると信じているからです。
一度、一万円札が本当は紙切れだったとみんなに認知されると、お札はただ同然の紙くずになります。したがって、一万円札の価値の根元は、実はみ...続きを読む

Qリベラルとは?

・左派、革新、社会主義
・右派、保守
という分類ができると思うのですが、
リベラルや自由主義は、どう考えたらいいのでしょうか?
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

 政治思想は、下記のXY軸に表す事が出来ます。(リベラルを日本語に訳したのが「革新」あるいは左派です。)

 Y軸 Libertarian(自由・市場主義 = 小さな政府) - Statist(統制主義 = 大きな政府)
 X軸 Liberal(革新) - Conservative(保守)
 真中 Centrist(中間主義)

 各派の解説は下のURLの解説部分を参照してください。
   http://meinesache.seesaa.net/category/719933-1.html

 自由主義と言うとリバタリアンの範疇になりますが、アメリカの政治に例えると、レーガン大統領より前の共和党政策が旧保守主義(右派リバタリアン)で、それ以後を新保守主義(ネオコン)といい保守と名乗っていますが、実態は左派リバタリアン(左派が保守に転換し、現状を保守する為に革新的手法(戦争など過激な改革を許容する)を執ると言う主義)です。

 自由主義の反対となる統制主義も左派だと共産主義や社会主義、比べると右派に成るイギリスの「ゆりかごから墓場まで(高福祉政策)」などが有ります。

 簡単に言うと、積極的に変えようとするのが左派で、変わらないように規制するのが右派です。そして変える方向(変えない方向)が自由か統制かで分類できます。

 日本には明確に保守を謳う政党が無いので、イメージがわき難いのかも知れませんが…。
 (自民・民主党は中道で、共産党は左派統制主義ですから…。)

 政治思想は、下記のXY軸に表す事が出来ます。(リベラルを日本語に訳したのが「革新」あるいは左派です。)

 Y軸 Libertarian(自由・市場主義 = 小さな政府) - Statist(統制主義 = 大きな政府)
 X軸 Liberal(革新) - Conservative(保守)
 真中 Centrist(中間主義)

 各派の解説は下のURLの解説部分を参照してください。
   http://meinesache.seesaa.net/category/719933-1.html

 自由主義と言うとリバタリアンの範疇になりますが、アメリカの政治に例えると、レーガン大統領より前の共...続きを読む

Q[素人] 日本銀行がお金を発行する??

どうも経済ド素人の者です。
先日、小学生からこんな質問を受けました。

「日本銀行がお金をつくれるんやったら、どんどんつくって国民に配ればええやんか?」

僕も同じように思いますが、なんとなくダメだということくらいしか分かりません。もちろん、うまく説明してあげることもできません。
何故ダメなのか小学生でも分かるように教えて頂けませんか?

よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

教科書のインフレとデフレの項参照
その他もろもろの理由はありますが、小学生に説明するのなら

日本を1つ商店街にして考えましょう

A商店街では円を使ってます
B商店街ではドルをつかってます

Aでは平均で一人10万円の月給をもらってます。
Bでは平均で一人2000ドルの月給をもらってます。(大体倍として)

Aはちょっと貧乏なので、A商店街銀行がお金をいっぱい作りました
で、Aのみんなの給料を100万円にしました。

Aの人は大喜び、安い肉や、ちくわカレーとの生活はおさらば。豪華な生活が出来ます。

さて

みんなが高い肉や野菜、車、を欲しがるのですが、作る人が足りないので生産が間に合いません。作っても作ってもどんどん、売れます
ウハウハ、に見えますが、これでは「需要と供給」のバランスが崩れるので、肉も野菜も車も値上げしちゃいました。

なんで値上げするの?
それはね、ダイアモンドも、数が少ない貴重な物だから高いのです。
作るのが間に合わない=数が足りない=少ない=高くなったのです。

元々、100円の肉が1000円に、50円の野菜が500円に、10万円の車が100万円になりました。これでは前の給料のときと同じですよね?

さて、

A商店街の肉、野菜、車が値上がりして、生活水準は元の給料の時と同じになっちゃいました、もらうお金が10倍になっても、物も10倍になってますからね。

じゃぁ安いB商店街から買っちゃいましょう。
B商店街に旅行に行っちゃいましょう^^

旅行にいくには?
そう、円をドルにする=円を売ってドルを買うのです
どんどん、ドルが買われます。ドルが少なくなります。ドルが高くなります。
円はどんどん、売られます、円はドルに対して安くなりますね。

B商店街の物は沢山売れます、Bの人は大喜び、大繁盛
Aの物は高いから売れません

今度はBの人だって旅行に行きたいと言って、Aに行こうとしました
円が安いから、少しのドルでいっぱい円が手に入るんだから良いじゃない?

と、思って、Bの人がAに来たらびっくり
Aのお土産は高いのなんの。結局、Bの人はAには行かなくなりました。

観光客も減り、Aの人すら、Aの物を買わなくなったので、Aの野菜や肉や車を作ってる人は、商品を安くしました。でも、商品を安くしたので、給料も減ってしまいました。そうすると、魚や、豆腐、米は高いままなので、買えなくなっちゃいました、結局値下げは失敗。値下げしなかったら誰も買ってくれません。どれだけ作っても売れないので作らなくなりました。

Aの生産はストップ、でもBとAはケンカしちゃったのです。

Aは何も作る力がなくなってます。でもBから物を買えません
Aはどんどん、寂れていき、商店街はつぶれましたとさ。

と、言う事です。

本来はもっと複雑な経済の仕組みもありますが、このくらいわかれば良いんじゃないかと思います。

教科書のインフレとデフレの項参照
その他もろもろの理由はありますが、小学生に説明するのなら

日本を1つ商店街にして考えましょう

A商店街では円を使ってます
B商店街ではドルをつかってます

Aでは平均で一人10万円の月給をもらってます。
Bでは平均で一人2000ドルの月給をもらってます。(大体倍として)

Aはちょっと貧乏なので、A商店街銀行がお金をいっぱい作りました
で、Aのみんなの給料を100万円にしました。

Aの人は大喜び、安い肉や、ちくわカレーとの生活はおさ...続きを読む

Qなぜ、政府が大量に紙幣を刷るとインフレになるのか?

景気対策のために、政府が数兆円もの紙幣を刷ってばらまくとインフレになるということは、何となくは理解していましたが、自分で具体的に説明できません。
例えば、東日本大震災対策で政府が数十兆円の紙幣を刷ったと仮定して、インフレになる理由を具体的に説明してください。
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

どなたかが既におっしゃっていましたが、あなたが議題にしたいのは政府紙幣の話でしょう
か、日銀券の話でしょうか。

日銀券である、と仮定してお話させていただきます。
日銀が日銀券を印刷したとしても、これを流通させなければ、まったく意味がありません。
市場にお金が流通しないわけですから、インフレにもデフレにもなりません。

日銀が発行したお金を市場に流通させるには、

・日銀が金融機関にお金を貸し出す。
・日銀が市場から金融商品を回収する(国債を含む)。
・日銀が政府から直接国債を買い受ける。

そして、これとは別に、
・政府が政府紙幣を発行して市場に直接流通させる。

という方法が考えられます。同じ「紙幣をする」だけでも、これだけの流通させる方法が
あるのです。

また、一概に「インフレ」と言っても、ここにも様々な考え方があります。

今、テレビ等で盛んに言われているのは、「デフレギャップ」の問題。
つまり、消費総額である年間のGDPと、年間の供給量との間に、30兆~40兆円の大幅な需給
ギャップがある、ということ。

仮に紙幣を印刷して、仮に30兆円市場にばらまくとして、はたしてこの「デフレギャップ」
は減少するでしょうか。

ひょっとしたら、1兆円~2兆円程度デフレが解消するかもしれません。物価が上昇するわけ
ですから、確かに「インフレ」は起こっているかもしれませんが、経済は未だに「デフレ」
ですよね。この状態を「インフレになった」と果たして言うでしょうか。

ひょっとしたら、ちょうど30兆円、GDPが上昇し、供給量とのバランスが合致するかもしれ
ません。デフレは解消しました。ですが、需要と供給のバランスは丁度釣り合いが取れてい
ますから、この経済の事も「インフレになった」とは言わないでしょう。ですが、確かに
物価が上昇しているわけですから、「インフレ」は起きています。

では、この需給バランスが逆転した場合はどうでしょう。
供給量に比べて、需要量が数%~10%程度上回るとします。

どうでしょう。この状態。これ、「物を作っても作ってもまだまだ生産が追いつかない」っ
ていう状況を意味しています。この状態をなんて言いますか?

「好景気」って呼ぶんです。

さて。最後に考えられるのが、馬鹿な経済学者たちが起こりもしない事態をあたかも発生す
るかの如く必死に煽り続けてる「ハイパーインフレ」。これ、定義的には物価が年間で
13000%に上昇する事を言うのだそうです。

まあ、そこまでいかないとしても、日本の戦後経済のように、極端に物価が上昇するような
急激なインフレが日本で紙幣を印刷すると起こる、って言ってますよね。

はたしてそんなことがあり得るのでしょうか。
考えていただきたいのは、発行した紙幣を市場に流通させるための方法のうち2番目。

・日銀が市場から金融商品を回収する(国債を含む)。

という項目です。まあ、日銀はわざわざ紙幣を印刷などしなくても、十分な発行済み紙幣を
保有しているので、「印刷してばらまく」事例としてご紹介するのはちょっと違う気がして
いるのですが、理屈は同じですから。

日銀は、今回の東日本大震災で、急激な株価の落ち込みをシャットアウトし、市場を安定さ
せるため、1週間連続で、合計82兆円に上る短期金融商品(1年間で満期が到来する金融商
品)を市場から買い上げました。

つまり、「日銀は発行した紙幣を合計で82兆円、市場にばらまき」ました。
この中には恐らく短期国債なども含まれていたかと思います。

ところがどうでしょう。インフレなんてものが今、この日本に起きていますか?
むしろ、今、日本で一部商品に関してインフレ傾向にあるものがありますが、それは日銀が
市場に82兆円ばらまいたからではなく、「水」「ガソリン」「農産物」をはじめとして、
「市場から物資が不足した」ことが原因で起こった物価の上昇です。

値下げしなくても物が売れるんですから、わざわざ安売りをする馬鹿な人はいませんよね。

いいですか。インフレが起きる要因となるのは、日銀や政府が紙幣を刷るかどうか、なんて
事が問題になるのではありません。

インフレは、「物資が不足する」から起こるんです。ドイツだってそうですよ。
ルール地方が戦争で破壊され、他国に占領され、ドイツの生産が大幅に減少した中で政府が
紙幣を刷ってばらまいたからあの国はハイパーインフレに陥ったんです。

戦後の日本で起こったインフレも同じ理屈。戦争で日本の生産拠点が各所で破壊され、悲惨
な状況の中で、日本が軍需国債を発行し続けていたから起こったインフレです。

一見すると、今の日本は、東日本で多くの生産拠点が破壊され、あたかも戦後と同じような
状況にある、と勘違いしている人もいるかもしれません。ですが、あの地震で破壊されたの
は、日本の国土全体から考えれば、それほど大きな割合ではありません。

そんな状況の中で、「インフレが起きる」などとばか騒ぎしている連中のたわごとを真に受
けないで下さい。そして、日本が取るべき選択は、

・日銀が政府から直接国債を買い受ける。
ことや、
・政府が政府紙幣を発行して市場に直接流通させる。
ことではありません。そんなことをせずとも、

・日銀が市場から金融商品を回収する(国債を含む)。
だけで十分に事足ります。日本の金融市場はそういう特性をもった市場です。

どなたかが既におっしゃっていましたが、あなたが議題にしたいのは政府紙幣の話でしょう
か、日銀券の話でしょうか。

日銀券である、と仮定してお話させていただきます。
日銀が日銀券を印刷したとしても、これを流通させなければ、まったく意味がありません。
市場にお金が流通しないわけですから、インフレにもデフレにもなりません。

日銀が発行したお金を市場に流通させるには、

・日銀が金融機関にお金を貸し出す。
・日銀が市場から金融商品を回収する(国債を含む)。
・日銀が政府から直接国債を買い受...続きを読む

Q国債を小学生にも分かるぐらい分かりやすく教えてください

国債とは何ですか?

小学生でも分かるように簡単に説明してくださいませんか?

Aベストアンサー

普通、国(日本国政府)が高速道路を作ったり、空港を作ったり、ダムを作ったり、ムネオハウスを作ったりするお金は私達納税者(税金を払う人)が払っています。
でも、私達納税者やその代表者である代議士が、「高速道路を作って下さい、空港を作って下さい、ダムを作って下さい」と、国にあんまり言い過ぎるので税金だけではお金が足りなくなってしまうことがあります。
そこで、国はお金を持っている人からお金を借りることにします。それが国債です。

お金が足りないのなら、がまんすればいいのですが(普通そうしますよね)、なぜか私達納税者とその代表者である代議士はそんなことはしません。
お金がないのを知っていて、相変わらず「高速道路を作って下さい、空港を作って下さい、ダムを作って下さい」と言いつづけています。なぜかは解りません。
そこで、国はしかたなく今年も去年も一昨年も国債を発行して、私達納税者とその代表者である代議士が気に入るようにがんばって借金をし続けているわけです。

因みに、実は日本では国が国債を発行することはホーリツで禁止されているそうです。

ちょっと古いですが(なにしろ1997年のころのハナシです)↓に少し説明があります
今は、当時よりも~っと悪化しているそうです

参考URL:http://www.nhk.or.jp/kdns/_wakaran/97/0309.html

普通、国(日本国政府)が高速道路を作ったり、空港を作ったり、ダムを作ったり、ムネオハウスを作ったりするお金は私達納税者(税金を払う人)が払っています。
でも、私達納税者やその代表者である代議士が、「高速道路を作って下さい、空港を作って下さい、ダムを作って下さい」と、国にあんまり言い過ぎるので税金だけではお金が足りなくなってしまうことがあります。
そこで、国はお金を持っている人からお金を借りることにします。それが国債です。

お金が足りないのなら、がまんすればいいのですが(...続きを読む

Q世の中のお金の仕組み

世の中のお金の仕組みについて教えて下さい。
もし日銀が無制限にお金を発行したらどのような問題が発生し、誰が損をしますか?

Aベストアンサー

他の方の回答を読みましたが……、まあ確かに間違ってはいないんですが、今の経済情勢を理解するにはちょっと説明不足かな。


1.インフレとデフレ

超簡単に説明すると、物価が継続的に上昇する状況をインフレーション(略してインフレ)。
逆に継続して物価が継続的に下落する状況をデフレーション(略してデフレ)と呼びます。


2.インフレまたはデフレになる理由

世の中には「あれが欲しい。これが欲しい」という要望(需要)があり、それに対してその要望をかなえる能力(供給)があります。
世の中、売り手と買い手で成り立っていますから、買い手の要望の方が強ければ少しでも儲けたい売り手側が物の値段を上げるのが人の世の常なので、物価上昇すなわちインフレになります。

逆に、財布の紐が縛られて売り手側の欲望が減退すれば、少しでも売上を減らしたくない売り手側は物の値段を下げてきます。この状況が続けば物価下落。すなわちデフレとなるわけです。


3.デフレ不況

デフレって、物の値段が安くなるから庶民には有利だようねと単純に考えてしまいがちですが、ところが庶民の給料も多くは会社から出ていますので、会社が儲からなければ給料が上がらなくなります。
すると、生活防衛のため財布の紐を引き締め、その結果需要が減ったので売る側の会社もますます儲からなくなって、給料を上げるどころか人減らしに着手せざるをえなくなりという悪循環となるわけです。
この状況を「デフレ不況」と呼びますが、日本は長い目で見ればバブル崩壊から二十数年、短く見てもリーマンショックから数年、その状況が継続してきたわけです。


4.デフレ不況を克服するためには

この長引くデフレ不況を克服するための政策が、いわゆるアベノミクスです。

(1)金融緩和
ぶっちゃけ、この世で要望をかなえるのに必要なのは「お金」です。よって、世の中に出回るお金の量を増やせば、タイムラグがありますが、最後には庶民の財布まで潤うだろうということです。(詳しくは、マクロ経済のお勉強となります。「マネタリズム」でググッてください)

(2)財政出動
金融緩和で儲かるのは、主に投資家(銀行や証券会社、個人投資家、あるいはハゲタカファンドなんかも入ります)です。
まあ、お金は天下の回りものなので、ここから少しずつお金が企業や個人に回っていきますが、個人投資家の数が少ない日本では時間がかかります。
よって、次の政策は政府が強制的に需要を増やすこと。つまり財政出動です。

こういうことを言うと、「じゃあ財源は」と突っ込む輩が出てくるのですが、その財源はぶっちゃけ国債です。
そうすると「また国の借金増えるのか」となるのですが、ここで(1)の金融緩和が効いてきます。
増やした国債を企業や個人が買えば、国は利息の支払いが大変ですが、まあ日銀が買い取っちゃえばまあたいした問題ではなくなります。(日銀は日本政府の子会社です)

直接、国が買い取るのは法律にも触れますし、「財政ファイナンス」といって国際的にも国の信用が落ちるのですが、日銀が市場から国債を買う分には通常業務の延長ですので、何も問題はありません。
ぶっちゃけ、ECB(欧州中央銀行)やFRB(アメリカ合衆国の中央銀行に相当)は、ユーロ危機対策やQEなどで、同様の金融政策を行っています。むしろ、日本の方が遅れていたわけです。

(3)成長戦略
ここ数年のデフレ不況下でもiPhoneやAndroidなどのスマートフォンが売れまくったように、デフレでも魅力的な商品があれば消費者は財布の紐を緩めます。
また、アメリカでは、シュールガスにより燃料費が下がって、景気回復の大きな力となっています。
こういった新規ビジネスの動きが広がれば、企業はそれに向かって投資しますので、これまたデフレ対策の大きな力となるわけです。


4.最後に

ここまで説明して、ようやく最初の質問に戻るわけですが、じゃあ日銀が際限なく金融緩和したらどうなるのよ、ということです。
最初に説明したように、デフレを克服したら、今度はインフレになります。
金融緩和はインフレを助長しますので、際限なく金融緩和すれば、やがて極端なインフレつまり「ハイパーインフレ」になるのでは、というのが教科書的な答えです。
しかし、現実には、そう簡単には「ハイパーインフレ」は起きません。

極端なインフレというと、例えば第一次大戦後のドイツ、あるいは敗戦直後の日本などが思い浮かびますが、どちらも戦争で国土が荒廃し、供給力が極端に落ちていました。
しかし、人々が生きるために最低限の需要は発生しますので、供給が需要に追いつかず大幅な物価高となったのですが、今の日本で、そんな状況が起きうるのかということです。

あと、近年のジンバブエでは、政府がガンガン通貨を発行してハイパーインフレとなりました。
しかし、ジンバブエはもともと発展途上国。つまり、もともと供給力が少なかったわけで、そこに通貨の量を際限なく増やせばハイパーインフレとなったわけですが、最先端の国である日本がジンバブエと同様な状況になるには、どれだけ通貨を増やせばそうなるのか、ちょっと想像がつきません。

なお、政府と日銀は、そういった極端な物価上昇が起きないように手を打っています。
それが「インフレターゲット」であり、具体的には「今後2年間で2%の物価上昇を目標とする」です。
日銀の黒田総裁は、「継続して2%の物価上昇を達成したら、金融緩和はやめる」と言っています。
まあ継続してですので、一時的には3%くらいになることもあるかもしれませんが、どちらにしよ目標を達成したら金融緩和は、そこで終わりです。よって、ハイパーインフレにはなりません。

他の方の回答を読みましたが……、まあ確かに間違ってはいないんですが、今の経済情勢を理解するにはちょっと説明不足かな。


1.インフレとデフレ

超簡単に説明すると、物価が継続的に上昇する状況をインフレーション(略してインフレ)。
逆に継続して物価が継続的に下落する状況をデフレーション(略してデフレ)と呼びます。


2.インフレまたはデフレになる理由

世の中には「あれが欲しい。これが欲しい」という要望(需要)があり、それに対してその要望をかなえる能力(供給)があります。
世の中、売...続きを読む


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A

人気Q&Aランキング