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エアサスとバネサス

エアサスとバネサスはどっちの方が乗り心地がいいですか?

エアサスだと自由に車高を調節できるんですか?

教えてください

A 回答 (3件)

エアサスの耐荷重力は空気圧と受圧面積で決まり、ばね定数はエアボリュームも関係するので、耐荷重力とばね定数は独立して決められます。


また先の回答にもあるように荷重変動に対して、圧力を変えることにより車高を一定に保つことができます。
このためエアサスの利点としてばね定数を低く設定することができます。しかし欠点としてベローズがこすれる所があるのでフリクションがあります。

金属ばねでは、ばね自体が常に金属疲労試験を受けているみたいなもので、応力の設定に限界があり、耐荷重力とばね定数のバランスはエアサスほど自由にならず、比較的ばね定数は高くなります。
また複数枚のリーフスプリングを用いたばねではフリクションは存在しますが、一枚モノのリーフスプリングやコイルスプリングでは(細かいことを除けば)フリクションは存在しません。

乗り心地と言ってもいろいろあります。観光バスのようなふわふわした乗り心地は私は嫌いです。マツダの旧タイタンはキャブサスが柔らかくNVH性能は最高でしたが、キャンターやエルフに乗っていた人には柔らかすぎて酔うと言う人もいました(現行タイタンはエルフのOEMだったはずなので除外します)

結論として
1)車両重量の重いバスやトラックには、ばね定数を低く設定することができますが、乗り心地がいいかどうかは、各人の好みに左右されるでしょう。(フリクションは相対的に目立たなくなるでしょう)
2)車両重量の軽い乗用車では(コストの問題を除いても)フリクションの問題が残ります。ばね定数を低く設定することができても、フリクションのためNVH性能は悪化します。言葉で言えば、ふわふわの割にコツコツとした振動があるという感じですね。
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大型バスにエアサスが多い様に、バスの場合は定員が乗った場合と空の状態では重量が大きく異なります。

だから車高を調整する必要性(あった方が都合が良い)があった事と、定員が乗って重量が重くなったときでも、少ないときでも同じ様に乗り心地を確保する為にはエアサス機構の方が向いています。サス内のエアー量を変える事で伸びたり縮んだり(車高を変える)する事ができるからであり、どちらでも乗り心地は確保できます。一方バネサスではバネは一定である為、車高を変更するとなると、バネの付けてある部分に機械的に車高を変える仕組みが必要になり、結局その部分はエアーを使う事が多くなります。つまりバネサスでも車高調整機構はあります。普通はコストに跳ね返る為、あまり使われません。
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おそらくエアサスの方が乗り心地がソフトになるかと思います。


最近は大型車でも、精密機器輸送用のトラックや観光バスなどはエアサス装備が多いです。
乗用車でも、一部の高級セダンにはエアサスがついています。
車高調整に関しては、車体側にそういう機構がついていれば、調整可能かと思います。
と言っても、ローライダー系のハイドロサスのような急激な車高の変化はできないようになっているのが普通ですけれど。
なぜ一般の乗用車などにも装備されないのか、と言えば、構造が複雑になるため、コストがめちゃめちゃ高くなるから、かと思います。
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この回答へのお礼

さすがにローライダーほどは動かないですよね!

ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/01 08:49

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