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ヒトの体内の血液のめぐりかたについてお教えください。
1 体循環と肺循環がありますが,肺胞から酸素を受けとる血管と肺胞の細胞でできたアンモニアを受け取る血管は,それぞれ別で,肺循環専用(右心室をでて左心房に帰る),体循環専用(左心室をでて右心房に帰る)の2系統の血液循環があるということなのですね。肺胞には,体循環用の血管も行っているということでいいのですね。

2 酸素は動脈内に,二酸化炭素は静脈内に入るということでいいのでしょうが,小腸で吸収される栄養分や,細胞でできたアンモニアなどは,動脈に入るのか,それとも静脈にはいるのでしょうか。

3 そもそも,右心房に戻ってくる血液は,2酸化炭素が多い静脈血100%だ思いますが,右心房の中に戻ってくる血液は,アンモニアや尿素を含むものと,栄養分を含むものなどごっちゃなのでしょうか。

A 回答 (1件)

いろいろと勘違いされているようです。



まず、アンモニアは毒性が高いので大部分が尿素に変換されます。そして腎臓でこし出されます。
肺の血管は確かに気管支動脈(体循環系)からの吻合(シャント)(つまり血液が合流するところ)がありますが、大部分(90%以上)が肺循環に由来します。
そもそも、酸素や二酸化炭素の物質交換を行うのは毛細血管です。分子レベルでは毛細血管も動脈と静脈に分けられるそうですが、形態的には分けることに意義がないです。
なので、肺胞で酸素を放出し二酸化炭素と尿素を受け取る血管は同じ毛細血管です。
ちなみに小腸で吸収される栄養は肝門脈系に入ります。肝門脈が動脈と静脈のどちらかといえば静脈ですね。
血液中では基本的に養分と老廃物がごっちゃになっていると考えてください。肺の細胞だって養分がなきゃ生きてられません!!

この回答への補足

さっそくにありがとうございます。これまでの疑問が解けそうです。
さらによろしくお願いします。

そもそも、酸素や二酸化炭素の物質交換を行うのは毛細血管です。分子レベルでは毛細血管も動脈と静脈に分けられるそうですが、形態的には分けることに意義がないです。
--->毛細血管は,要望に応じて流れの方向を変えると聞いたことがあります。

まず、アンモニアは毒性が高いので大部分が尿素に変換されます。そして腎臓でこし出されます。
--->細胞の周りの毛細血管が二酸化炭素やアンモニアを受け取り,静脈で送られて,一度右心房に帰り,右心室から,肺に送られ,肺から左心房に帰ってきて,動脈で肝臓に送られ尿素になり,静脈-右心房-右心室-肺-左心房-左心室と経由し,動脈で,腎臓に送られて,尿素を漉し取られ,また静脈に入って右心房へという旅をするということになるのでしょうか。

肺の血管は確かに気管支動脈(体循環系)からの吻合(シャント)(つまり血液が合流するところ)がありますが、大部分(90%以上)が肺循環に由来します。
なので、肺胞で酸素を放出し二酸化炭素と尿素を受け取る血管は同じ毛細血管です。
ちなみに小腸で吸収される栄養は肝門脈系に入ります。肝門脈が動脈と静脈のどちらかといえば静脈ですね。
--->了解しました。
血液中では基本的に養分と老廃物がごっちゃになっていると考えてください。肺の細胞だって養分がなきゃ生きてられません!!
---->了解しました。

補足日時:2010/07/03 23:30
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