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身近な形容動詞について。どんなものがありますか?

現在外国人に日本語を教えています。
「きれい」が形容動詞ということで、活用が形容詞と違うことに気がつき、
他にどんな言葉が(できれば日常会話でよく使われる、例えば「大事」とか)
同じような活用をするかが知りたいです。

簡単な表を作れればと思っているので、沢山の言葉をお待ちしています。
また、そのような言葉が一覧になっているウェブサイト等があれば教えてください。

A 回答 (4件)

形容動詞は日本語には800あると言われています。

嘘八百?
え、そんなにと思うかもしれませんが、近代的、合理的のように「的」がつく言葉、漢語(漢字)の多くは同じように「的」か「な」をつければ形容動詞になります。そして外来語の形容詞はハンサム、ビューティフルのように「な」をつければほとんど形容動詞となります。

名詞を修飾する時「な」がつくのに特徴があります。形容動詞は外国人に教える日本語文法ではナ形容詞と呼ばれています。

基本的なナ形容詞はナを抜いた形で列記すると
きれい、静か、好き、嫌い、上手、下手、暇、いろいろ、有名、親切、元気、便利、不便、素敵、簡単、大変、大切、大丈夫、無理
などです。

広辞苑などの多くの辞典では名詞にして形容動詞を品詞として扱っていません。名詞を修飾する時に「な」でなく「の」がつくこと以外に活用が名詞と同じだからです。「~だ。」の形は名詞と同じです。
一方、
普通、赤色、昔、最高
などは形容詞のように見えて名詞に分類されます。これらはナ形容詞にはならないようです。
ところが、
普通、沢山
などは手元にある小学館の新国語辞典では形容動詞になっています。

形容詞か名詞の見分け方は副詞に修飾されるかどうかになります。たとえば「すごい」がつかく「すごく」が前につくかどうかです。

しかし
元気、健康、自由、特別、最高、親切、安全、不思議、厄介
などは主語にもなります。名詞を修飾する時には「な」の時も「の」時もあります。形容動詞と名詞の両方の品詞に分類されます。


深入りすればするほど何が何だか分からなくなります。外国人に教えるときは形容動詞ははじめにあげたような基本的な形容動詞だけに限って教えたほうがいいようです。


ナ形容詞か名詞かを見分ける方法があれば、ぜひ知りたいのですが。
名詞を修飾する文節にした時、結果としてナがついた時は、ナ形容詞と呼ぶしかないように思います。
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日本語文法で形容動詞と呼ばれているものは、外国人に教える場合


な形容詞と云う呼び方をする場合が多いです。名詞の前に「な」が来る形容詞
もう一つは名詞の前に「い」が来る形容詞をい形容詞と分類しています。

なおな形容詞は終止形が「だ」でおわるので、見分けるのはかんたんです。
教材の本の後ろに、まとめて乗っているのがあります。

静かな 元気な 大切な 綺麗な 丁寧な かんたんな 大げさな 孤独な

賑やかな 粗末な 乱雑な 複雑な 困難な 極端な 豊かな けなげな

ご参考までに
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名詞は下に助詞「が」がついて主語になれるもの。

「きれい」「鮮明」は、そんな例文を作れないのでは? だから名詞とは認めにくいと思うのです。辞書には「名・ダナ」と載ってますが…。「キレイが簡単!」なんて言わないでくださいよ。
活用は、形容動詞ならみな同じです。(「同じだ」「こんなだ」を除く)ということは、活用が違えば形容動詞ではない、ということです。

さて、形容動詞ですが、あるパターンがあります。
後ろに「やか・らか・か」が付く。「~だ」とも「~な」とも言えるのが形容動詞なので、「~やかだ」「~らかだ」「~かだ」となります。もちろん「漢字+だ」その他の形もありますが。簡単に見つけるにはこの3パターンで。

あざやかだ、はなやかだ、おだやかだ、きらびやかだ、しめやかだ、ひそやかだ…

あきらかだ、ほがらかだ、うららかだ…

ほのかだ、わずかだ、あえかだ、ひそかだ、のどかだ、はるかだ…


もうひとつ、外来語(カタカナ)に「だ」を付け、無理矢理作られたものも。
キュートだ、リズミカルだ、シャイだ、ストレートだ、グーだ…
もともと様子を表す外来語に「だ」をつけるとできます。
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「きれい」は形容動詞ではなく名詞ですよ。

「きれいだ」は形容動詞ですけど。

という感じで,形容動詞は「名詞+だ」の形になっているものが多い気がします。「鮮明 だ」とか「律儀 だ」とか,「みじめ だ」とか,「大事 だ」とか…

形容動詞は「~だ」の形(終止形)で使われるよりも,「~な」の形(連体形)で使われることが多いようですから,それから探すのがいいでしょう。

そのほかに「鮮やかだ」や「静かだ」などは中学生の国文法で「形容動詞」を学習する際の例としてよくあげられるようです。
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