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なぜFXのような取引が可能なんですか?

FXは証拠金の数十倍の取引ができますが、なぜこんなことが可能なんでしょうか?
証拠金を担保にするような形らしいですけど、実際の取引金額より少ないお金がなぜ担保として成り立つんでしょうか?
証券会社が立て替える形だとは思うんですが、証券会社としては何十分の一の証拠金なんか貰ったところで儲けも何もないような気がするんですけど。

FXの取引の仕方はよく見かけますが、こういった仕組みについて詳しく書かれてある物が見つかりません。
せいぜい「少ない証拠金で大きな取引ができる」止まりです。
どなたかお詳しい方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

1で回答しました。

お礼ありがとうございました。

参考になったも2件いただき、1の説明で理解された方もいたようで良かったです。

1は、儲けの仕組みではありませんが、質問者様がそう思われたなら、もう少し易しい解説が必要ですね。

例を挙げて、わかりやすく見ていきます。

あなたは、FXの会社に「証拠金」(以降、証拠金=10000円を例にして書きます。)を預けました。

あなたは、FX会社に、「証拠金限度の10000円までの損失を補償します。
もし負けたら、この10000円は、あなたに回収されても構いませんから、
85円のドルを1万単位、買ってください。」と注文しました。

FX会社は、あなたに言われたとおり、10000円を証拠金にして、
1枚=100円で売っている「権利(以降、わかりやすく「金の紙」とします。」を1万枚、
相対取引なり、東京金融取引所に注文して、証拠金(担保)と引き換えに「その紙を持って眺める権利」を、
あなたの代わりに「借りてきてあげました。」(レンタル貸出)

すると、その金の紙は、あなたが眺めているうちに価値が下がり、1枚=84円になってしまいました。

あなたは、10000円分しか証拠金を預けていなかったので、金の紙が84万円分になってしまったので、
あなたは仕方なく、金の紙を眺めるのをあきらめ、金の紙を取引所に返してもらうようにFX会社に取次をお願いしました。(売り)

FX会社は、その1枚=84円になってしまった「金の紙」1万枚(84万円)に、
下がった分の補償分、あなたが(証拠金)補償の限度として渡した10000円を補てんして、
もともとあった85円×1万枚分の値段にし、また東京取引所なり、相対取引なりに借りものを「借りた額でお返しします。」と言って返しました。(レンタル返却)

ですから、あなたは10000円損をし、FX会社は、さらにあなたに取引の手数料として数百円を請求しました。


別の例 さらに簡単に。

1室100円の部屋を、10円の敷金で、FX会社(不動産屋)に取り次いでもらって、取引所(大家)から賃貸しました。
その部屋から、あなたは実家に帰る事にしましたが、もうその部屋は95円の価値になってしまいました。
取引所(大家)は、「部屋を貸した時は1部屋100円だ、今は住んで汚れた分95円になってしまった。
あなたの敷金から5円分補てんします。残りの敷金、5円返金です。」と言いました。

部屋はそのまま、リフォームされて残っています。どこに行ったわけでもなく、そこにあるのです。
また95円なり、100円なりの価値で、誰かが借りるまでそこにあります。

実際に、部屋を自分のものにしているわけではありません。あくまで、賃貸、レンタル、権利(目に見えない権利書)です。
持ち主は自分ではなく大家さんであって、それを借りているのです。
そして、証拠金分のマイナスまで価値が下がったら返します、という約束をしています。

ですから、証拠金100倍なら、すぐにお返ししますというくらいの、少ない汚れの分までしか借りられず、
証拠金1倍なら、どれほど汚しても返さなくても良い、汚れたら買い取ってしまえるまで、敷金(証拠金)を担保にできるのです。

権利という部屋や物に例え、権利という名前の部屋をレンタルしている、買った額で返さねばならない(現状回復)と考えれば、
どれだけ汚せるか(負けられるか)が証拠金額、仲介手数料で儲ける不動産屋、大家さん役の取引所(おおもとの親会社)というシステムがわかると思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
実際の取引上の金額がどうとかではなく、損失だけを見たような仕組みなんですね。
じゃあ、倍率を大きくした方が客の損失も少なくなるしメリットは高いと思いますが、なぜか規制されていますよね。
低いと利益にならないし、難しい世界です。

お礼日時:2010/09/27 11:00

>そうすると会社によってレバレッジに差があるのが気になります。


>今は規制がしかれていますが、以前はふりーだったのだから何百倍でも会社としては構わないだろうに。
>400倍だったり、50倍だったりと開きがありますよね。
>不思議な世界だ・・・。

不思議ではない。

Fx会社がどれだけ利益を求めるかとリスクを取るか。
レバレッジの倍率を上げると瞬間的な大きな値動きで証拠金以上の損失が出ることがある。例えば月曜日朝の取引再開時にドル円で1円以上の窓明けで始まった時にレバレッジ400倍だと証拠金の倍以上の損失になることがある。その時に顧客が証拠金不足分を支払わずに逃げるかもしれない。そうするとFX会社は損をする。請求するのもコストがかかる。高いレバレッジはFX業者にとってリスク。
しかし、レバレッジの倍率を上げると証拠金が少なく済むので多くの顧客を取り込める。またレバレッジが高い=すぐに決済しないといけないので、高いレバレッジで利用する人ほど取引頻度が大きくなる。だから多くの取引手数料を期待できる。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
上げればいいというものでもないんですね。
確かに週明けを狙われたら、自動ロスカットも機能しないかもしれません。
いろいろな調整の元で取引が行われてるんですね。

お礼日時:2010/09/27 11:08

FXに限らず信用取引は借金をして取引をしているようなものです。



FXで85万円で1万ドルの買いをする場合、
85万円を借りて、1万ドルを買うことになります。
このとき1万ドルは同時に担保として差し出しているようなものです。
ただこの場合円が高くなって損失が出ると、
担保割れになってしまい回収できなくなるかもしれません。
そこで、あらかじめある程度損失が出ても大丈夫なように、
証拠金を預けておいてくださいということです。

その場合の損失のレベルを幾ら程度に想定するかで、
証拠金の割合が違ってきます。

実際のところは違うと思いますがわたくしなりの理解です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
担保というと取引金額と同じ価値のものでないといけないと思っていましたが、あくまで損失分を入れときなさいということなんですね。
なんとなく見えてきました。

お礼日時:2010/09/27 11:04

 ヘッジのために必要なんですよ 先物なんかも同じことです もしなければとんでもないリスクを負って商売します

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この回答へのお礼

ちょっと内容が理解できませんでした。FXは先物と同じという話も聞きますが・・・。

お礼日時:2010/08/24 10:19

>なぜFXのような取引が可能なんですか?



差金取引で、損益は原則として証拠金の範囲で収まるようにしか取引しない(強制決済、追証)から。



>証券会社としては何十分の一の証拠金なんか貰ったところで儲けも何もない

証拠金は貰ったお金ではなく、取引の担保としての証拠金。儲けの源泉は取引手数料(スプレッド込み)。
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この回答へのお礼

レバレッジなどの言葉を使うから分かりにくいのかもしれませんね。
最初から「掛け金最低○○円。通貨レートで判断し、1pips動くごとに1口○○円の損益が出るゲームです」という話なら分かりやすいんですけど。

お礼日時:2010/08/24 10:18

私は専門家では無いので、以下、多少の間違いが有るかもしれない旨ご了承願います。



FXは通常の取引(対価を満額支払う)とは違い、
為替差益(又は差損)分の対価だけで取引しているのです。

例えばその瞬間、1ドル=100円だったとします。
そして、資金として1万円持っているとします。
この場合、1万円は100ドルの価値が有るわけです。
そこで、通常の取引(両替?)で1万円を100ドルと買ったとしましょう。
次の日、1ドル=99円になったとします。
ドルが値下がりし、円が値上がりした格好です。
この時、前日得た100ドルを円で売ったらどうなるでしょう?
9900円になってしまい、100円の損となります。

上記の 売り と 買い をセットにして考えると、
100ドルの売買は100円の差損だけで済んでいるのです。
別の言い方をすれば、相場の変動分しか益も損も発生しないのです。
という事で、その可能性のある差損分を証拠金として、
その何倍もの通貨を取引できるようにしたのがFXです。

上記の場合、100円しか資金が無くても、100ドルを買う事ができるのです。
(いわゆる、レバレッジ100倍の取引です。)
しかし、その場合上にも書いた通り、
ドルが1%下落しただけで、その100円は吹き飛び、
FX上の資金はゼロとなってしまいます。
反対に、1%やそれ以上値上がりする可能性もある訳で、
1%上がれば、100円の利益となり、
100円の資金が直ぐに何倍にもなる可能性もあるのです。
それらの可能性を了承した上で取引するのが、外国為替証拠金取引FXです。

ですからFXは、実際の通貨価値を取引しているわけでなく、
その通貨の変動相場の損益の取引をしているとも言えると思います。
一般に通貨価値はゼロになりませんが、
証拠金は為替変動に適用されるので、それがゼロになってしまう場合もあります。

…という説明で少しは疑問が晴れたでしょうか?
私は理解してるつもりですが、説明するとなるとなかなか難しいですね。(^^;

※「レバレッジ100倍は規制で出来ない」とか、
「証拠金が一気にゼロになる事は無い」とかいうシステム的な事は度外視して、
FXの仕組みを説明している旨、ご了承ください。
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この回答へのお礼

レバレッジというのは見せかけということなんでしょうか?
日ごろの値動きは1銭などの小さな単位でこれだと誰も見向きしないから、大きな金額で取引してるように見せかけて、その実、差益部分でしか取引していないということでしょうか。

1米ドル=100円として、1万円でレバレッジ100倍の取引だからといって1万米ドル=100万円という金額が実際に動いているわけでなく、あくまで1万円だけでの取引ということですよね、たぶん・・・。

そうすると会社によってレバレッジに差があるのが気になります。
今は規制がしかれていますが、以前はふりーだったのだから何百倍でも会社としては構わないだろうに。
400倍だったり、50倍だったりと開きがありますよね。
不思議な世界だ・・・。

お礼日時:2010/08/24 10:12

客がレバレッジを何倍にしようが、実際は、損失分や利益分の金しか動かしていないからです。



例 客が100の証拠金で、手数料5の売買をして、損50出した場合

客100の証拠金を使う、→売買させる →損が50出る →損の50と手数料5を抜き、客に45返す
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
儲けの仕組みというか、FXの仕組みを知りたいんですよね。説明が下手ですみません・・・。

お礼日時:2010/08/24 10:04

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