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Gpartedでのパーティション容量のリサイズ

よろしくお願いします。
現在、WindowsVistaとUbuntu(Linuxの一種)でのデュアルブートをしています。
現在パーティションの内容は、添付しましたJPEG画像のようになっています。
これは、UbuntuのLiveCDを起動して、パーティションエディタのGpartedを開いた画面です。
/dev/sda5つまりUbuntuの容量を減らしてできた空きを、/dev/sda2つまりVistaに割り当てたいのですが、実際に、/dev/sda5を右クリックしてリサイズを行って空きを作り、/dev/sda2を右クリックしてリサイズを行って容量を増やそうとしても、最大容量を増やすことができませんでした。
どうすれば、Vistaのパーティション容量を増やすことができるのかをご存じの方がいらっしゃれば
ぜひ方法を教えていただきたいと思います。
(Gpartedで指定した一連の処理は、一番最後に確定しなければ実際に行われないので、
パーティション状態は、添付した図の状態のままです。)
ちなみに、/dev/sda5をリサイズしてできた空きに、NTFSフォーマットの新規パーティションを作成することができるのですが、これでは作成されたパーティションがVistaのものになるのかどうかがわからないので、行わないようにしました。
また、Vistaの「ディスクの管理」で、Ubuntuのパーティションを選択し、右クリックから容量を圧縮しようとしても、項目が現れず、できませんでした。

「Gpartedでのパーティション容量のリ」の質問画像

A 回答 (1件)

問題は、HDDの物理的な構造と


IBM PC/AT互換機としての基本仕様の二点にあります。
(つまりほとんどVistaの問題ではありません)

簡単に言えば、北海道と鹿児島にそれぞれ10平米の土地を持っていても
一部屋10畳の家を建てることができない。そんな感じの問題です。


少なくとも、IBM PC/ATでのパーティション管理は
それぞれのパーティションを連続した領域として管理します。

HDDの物理構造としては、円盤を同心円として分けてシリンダーを構成し
そのシリンダーを細い線として扱い、一定間隔で区切ってセクターとします。
ですから、物理的に連続したシリンダーとセクターがパーティションとなります。

パーティションは、始まりと終わりの情報で区切られ
(不良セクタを除き)途中に除外する領域を許容しません。

LVMのような技術では、複数のディスクと複数のパーティションを
一つのボリュームとして管理し、単一のファイルシステムとして扱えますが
インストール済みのシステムの起動パーティションに対して
あとから、そういった追加パーティションを繋ぐことは、たぶんできません。
(Windowsの場合の正確な情報は知りません)


ですから、基本的には、再インストールを伴う再構成が必要です。

Ubuntuのパーティションをイメージバックアップして
そのパーティションも削除した上で、パーティション構成を変更し
書き戻すという方法もありますが…
GRUBの設定などの問題を起こす恐れがあります。

MBRにGRUB(ないしGRUB2)があるのであれば
その設定ファイルのあるパーティション指定の不整合
(GRUBによるメニュー自体出なくなります)
GRUBに登録された起動オプションのうちパーティション指定にあたるものの不整合
(起動処理が始まらない場合があります)
それに、/etc/fstabの記述との不整合などが起こり得ます。
(起動途中でKernel Panicで止まったりします)

Ubuntuでは、/etc/fstabでUUIDによってパーティションを指定しているので
通常のコピーでの書き戻しでは正常起動できなくなります。
(パーティションを作り直しフォーマットするとUUIDは変わります)

イメージバックアップではUUIDを維持できますが…
すべてのイメージバックアップツールで、どういった手順を踏んでも
UUIDの不整合が起きないのかどうかは未確認です。
(Windows向けソフトの仕様とか知りませんし)


私なら、二つめのHDDを繋いで、ddコマンドでイメージバックアップを行いますが
ddは、デバイスへの直接アクセスを行ないますから
/dev/sdaと/dev/sda1の指定間違いのような、わずかな間違いで
致命的なデータ破壊を起こす恐れもあり、充分に理解して使う必要があります。


GRUB2環境の復旧はやったこともないので不安がありますが
/etc/fstab修正程度は、UbuntuやPuppyのLiveCDなどからでもできます。
UUIDを調べるツールが無い場合でも、デバイスファイル名に書き換えれば
暫定的には起動可能の/etc/fstabが作られます。

GRUB自体が起動すれば、起動設定を修正して起動することができます。
どちらも、それなりに知識は必要ですけどね。
GRUBやMBMの起動CDを作っておくのも良い心がけだと思います。


ちなみに、Ubuntuは、がんばっていろんなソフトを入れても
システム自体だけでは、そうそう10GBを超えることがありません。
うちのメインマシン((Ubuntu8.04LTS,AMD64)で…
dpkg -l|wc -lしてみると1747パッケージ
sudo find / -xdev|wc -lで247938ファイルあるけど
8.9GBしか使っていません。GnomeとKDEの両方入れてますけどね…

この回答への補足

大変ご丁寧な説明、ありがとうございます。
どうやら、Vistaのパーティション容量を増やすには、
Ubuntuのパーティション容量を減らして空きを作り、
Vista側で新しくパーティションを作るぐらいしか、よい方法がなさそうですね。

補足日時:2010/09/27 11:46
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