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終身保険を検討しているのですが、以前は返礼率ばかりに気をとられていたのですが、
やはり、長い間もつことになるので、会社をみることが一番大事だと分かりました。
そこで、現時点で安心して預けれる保険会社を訓えてください。

ソルベージン比率でみると、富士生命は安心できるかなーと思うのですが、どうでしょうか?

A 回答 (3件)

hokulaniaitaiさん



保険会社の健全性を測る指標としてソルベンシー・マージン比率があります。ソルベンシー・マージン比率は、過去(前年度等)の経営成績(決算)に基づいてはじきだした数値です。
この比率が200%を下回ると金融庁から業務改善命令が出されるということです。しかし、平成20年10月には、大和生命と言う会社は直近の同比率が500%超でしたが、破綻しました。

この他に、保険会社など民間会社の信用リスク(債務不履行の危険性)をみる指標として、「格付」(「信用格付」)があります。
(ほけんのねっと-最新生保格付データ http://www.hokenno.net/kakuzuke_data_l.htm )
これは格付会社が、その会社の経営状況等をみて債務不履行リスクの高さを記号を使って表したものです。当面の信用リスクを見る参考にはなるかもしれません。

私も含めた素人が、保険会社の健全性をみることができるのは、せいぜいこの2つの指標くらいです。
しかし、これらの指標でわかることは、「過去の数値を見てみたらどのような状況だったか」、「ここ当面の状況はどうでありそうか」という程度のことです。
つまり、これらの指標では、これから契約しようとしている会社が「近々」破綻しそうもないか、という程度のことしかわからないということです。

hokulaniaitaiさんが保険金をもらう可能性が高くなる半世紀ほど先まで健全企業でいられるか、などということまでは当然ですがわかりません。ですから、半世紀後まで破綻せずに生き残っている確率は、日本生命も東京海上あんしん生命も富士生命も大差ないといえます。

後田亨さんという方は、「「安全な会社はわからない」。しかし、保険会社との「安全な関わり方」はある。」と言っています。
「保険会社の破たんにより、大きな影響を受けるのは終身保険、養老保険、年金保険など「積立部分」がある保険」であり、「いわゆる掛け捨ての「定期保険」に加入中の方は、さほど心配する必要はありません。」と言っています。
(asahi.com「安全な保険会社はどこですか?」http://www.asahi.com/health/seiho/TKY20090326020 …

hokulaniaitaiさんが「終身保険」を契約しようとお考えなのを、引き止めたいわけではありませんが、その「終身保険」は、本当に「保険でなくてはならない理由」がおありなのでしょうか。
たとえば300万円の貯蓄をお持ちであれば、保険料など負担せずに、300万円のお金をすぐにでも用意できます。それで対処はできませんか?
終身保険では、総額で200万円ほどを支払って、半世紀ほどそのお金を塩漬けにした後でなければ300万円のお金をもらえません。払込途中で解約すれば、払い込んだ保険料よりも少ない金額しか戻ってきません。(元本割れになります。)

終身保険の払込期間を10年程度に設定すれば、払込期間を30年程度に設定するよりも中途解約する可能性は少ないかもしれません。
以前、「教えて!goo」で、「払込期間10年の低解約返戻金型終身保険と定期預金で、どちらが貯蓄として有利か」という質問に回答しました。販売保険会社は不明です。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5990097.html )
この解答例(払込総額191万3830円)では、低解約返戻金型終身保険と定期預金を比較すると、10年後にもらえる金額は6万円ほど終身保険のほうが多いという結果でした。しかし、月々にしてみると500円(ワンコイン)の差。終身保険の中途解約には元本割れリスクがあるにも関わらず、この程度しか差がありませんでした。

この回答もご参考にしていただけますと幸いです。

すべてを保険で対応しようとせず、保険と貯蓄のバランスをお考えになり、hokulaniaitaiさん家にとって最適な保険選びができますよう。

(ご参考)
生命保険には、保険会社の破綻に備えて保険契約者を保護する仕組みがあります。(生命保険契約者保護機構による保護のしくみ http://www.seihohogo.jp/ )
この保護の対象となる保険会社には、日本生命も東京海上あんしん生命も富士生命も含まれています。どの会社であっても、同一条件(同一条件で一定率を削減)で保護されます。

銀行預金では、1000万円まで全額が保護されます。
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平成19年に各生保は不払い未払い問題が露呈しました。

国内生保だけでも数十万件あり
改めて生保の存在自体を考えさせられます。
不払い・未払いが重なればソルベーシンマージン比率は上がります。不払い未払い解消後の
体力が重要だと思います。
私としては国内生保には加入しませんが・・・・
外資系生保が国内に参入する際に一番警戒した、共済がお勧めです。
不払い・未払いには殆ど巻き込まれないでしょう。
運用等も含めて考えるならJA共済が安定しています。
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ソルベンシーマージン比率は重要な指針ですが、


決して絶対的なものではありません。
また、1000%と2000%の会社があったとして、
2000%の会社は、1000%の会社より2倍安全……
という意味でもありません。
また、歴史の浅い会社は、高めにでる傾向があります。
富士生命は、1996年設立の若い会社です。

総資産でみれば、約2000億円です。
トップの日本生命は、総資産48兆7000億円です。

格付けから見れば、安定的ではありますが、
保険会社としては、決して、高いとは言えません。

富士生命は、富士火災の100%子会社です。
富士火災は……
総資産約9000億円、
ソルベンシーマージン比率 602%
また、損保は3大メガ損保グループに集約されていますが、
富士火災は、それらのグループに入っていません。

日本で言えば、なんだかんだと言っても、
日本生命の安定感が抜群です。
総資産48兆円といえば、あのトヨタが30兆円ですから、
いかに大きいかお分かりいただけると思います。
いわゆる「潰せない会社」の代表格です。

その会社が安心できるかどうか、ということは、単純には言えません。
多面的に見る必要があります。

ご参考になれば、幸いです。

この回答への補足

あいおい生命はきらめき生命と合併するから、富士生命より安心かなと思いました。

富士生命は格付けも下の方ですね。

東京海上の長割りは私の意向に合っているでしょうか?

どうか、ご教授ください。

補足日時:2010/10/11 16:19
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この回答へのお礼

いつもありがとうございます。
富士生命は新しい会社ということは知りませんでした。
今、主人の終身を考えているのですが、日本生命も含むでrokutarou様が私に提案してくださるなら
どこの会社の、どんな商品を提案していただけますか?

当方の希望 終身という目的で解約しない前提だが、どうしても必要になったときは使うかもしれない
ので、10年払い済みで考えている。

長く持つこと前提なので、安心して預けておける保険会社がいい。


よろしくお願いします。

お礼日時:2010/10/11 16:00

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