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医療保険は更新を機に高額医療制度もあり、健保の保障も厚いので不要と感じ、解約しました。
その分、長期入院も考慮して医療用として使う分を少し貯蓄で対応することにしてます。

ただ、ガンの高額先進医療と治療費、脳疾患などの長期入院に関してはやや不安を感じており、
長期入院の要因の3大疾病保障(現在検討中)と終身介護保険(先日加入済)で備えることに決めました。
(そもそも必要と思った経緯が間違っているかもしれませんが・・・)

3大疾病終身保障保険を3社(ソニー・アフラック・ニッセイ)で検討したところ
最低保障額が300万~契約になってしまいますが、保険料が最も安く、給付条件も良いニッセイに決めたのですが・・・

他社の従来の3大疾病保障は、がんは「初めてがんと診断確定された」場合、急性心筋梗塞と脳卒中では「労働が制約されるような状態が60日以上継続したと医師に診断された」場合のみ給付でしたが、ニッセイは、急性心筋梗塞と脳卒中において新たに「治療のための手術を受けた時」が追加されたことで、支払要件が緩和されてます。
また上皮内がんの場合は保険金額の10%が支払われ、その後悪性のガン保障は終身継続します。

保障額300万円で保険料を比較したところ220万全期前納又は最短での払込で
他社と比べても保険料が一番安かったので絞り込みました。

ただ気になる点が・・・
治療のための手術ですが、支給対象手術などの該当手術の条件などあるのでしょうか?
また、3大疾病の保障の必要がなくなるころ、老年齢になった時に解約返戻金を老後資金とし受け取れるのが30年先になりますが、そこまで預けるリスクも承知で契約しなければいけません。
ニッセイは日本最大級の保険会社、加入者も多いし、万が一の事があっても最終的には国がつぶせない会社なのでは!?と鷹をくくっておりましたが、日本も財政赤字、救うことはしないことも十分考えられます。

倒産リスクも考慮してその保険料を3大疾病時に使用できるようにストックして備える方法が良いのかなとも思い始めてきました。

それから3大疾病に備えるにあたって実際は(高額先進医療を除けば)さほど医療費はかからないものでしょうか?
若い時のガンは病状によっては何百万もかかると聞きますが・・・高額先進医療費を含めてそう一般的に言われているだけでしょうか?

必要性も含めてアドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

FPです。



三大疾病保険は、プロの間では評判が良くありませんが、
私は言うほどひどい保険ではないと思っています。
要は、契約目的がはっきりしており、その目的に合致していれば
問題ないと思います。

さて、がんになったとき、なぜ、お金がかかるのか?
それは、治療期間が長期だからですよ。
手術して、完治するような超早期発見は、少数派で、
現実には、手術、放射線、抗がん剤を組み合わせた長期戦となります。

例えば、乳がんの場合、
手術前の抗がん剤治療(ない場合もあります)
手術(平均2週間ほどの入院)
手術後の放射線治療(通院で25日~30日)
手術後の抗がん剤治療半年~1年
その後のホルモン治療4年。
つまり、5年の治療となります。
抗がん剤は非常に高価な薬で、点滴一本が10万円、20万円と
しますから、3割負担で3万円、6万円という世界。
つまり、毎月、高額療養費制度の対象になると考えてよい。
ひと月に平均5万円かかるとして、5年間(60ヶ月)だと、
300万円かかります。
これに通院の交通費などがプラスされます。
例えば、抗がん剤の点滴直後は、歩いて帰れる程度ですが、
車の運転をする気になれない程度の副作用はあると思ってください。
となると、タクシーを使う方が少なくありません。
などなど、お金はかかるのです。
さらに、がん治療で年単位の時間がかかるのに、
雇い続けてくれるのは、公務員か一部の会社だけ。
だから、こんな問題が起きます。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_2773.h …
医療保険とは別に、がん保険を考えなければならないと
言われているのは、このようにちゃんとした理由があるのですよ。

脳卒中の手術とは何か?
そもそも脳卒中とは、くも膜下出血、脳内出血、脳梗塞の3つを
言う場合がほとんどです。
この中で、有名なのは、くも膜下出血です。
これは、TVなどでやっている脳動脈瘤の破裂です。
激しい頭痛により救急車で運ばれて、診断されて、
間に合えばOKですが、死亡する場合も少なくありません。
脳内出血は、高血圧などで脳内で出血するもので、
脳内の減圧のために手術をする場合があります。
脳梗塞は、脳の血管が詰まるもので、基本的に、保存的な治療と
なります。
なので、手術をすれば支払いの対象になると言うのは、
くも膜下出血では、朗報かもしれません。
ただし、保険会社が基準を緩和したのは、
この病気になれば、よほどの軽症か、早期発見でなければ、
後遺症が残る可能性が高いからです。
つまり、今払うか、60日後に払うか、という違い。
そもそも三大疾病保険の三大疾病とは、
死亡率の高い病気の上から三つですよ。
つまり、かかれば死亡率が高いだけでなく、高齢になってから
発症する場合が多いので、保険会社にとっては、
保険金を少し早めに支払う……という保険なのですよ。
この少し早めの部分が、普通の死亡保険よりも保険料が高く
なっている部分です。

日本生命の倒産の危険性ですが、まず、ないでしょう。
総資産50兆円を超えています。
あのトヨタ自動車でさえも30兆円ほどです。
生命保険会社は、個人の保障だけでなく、会社の社員の退職金制度や
共済制度などに深く入り込んでいます。
つぶせない会社の最右翼の一つです。
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