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脂溶性ホルモンは細胞膜を通過できるとあります。しかし細胞膜は疎水性と疎水性の両方があるはずです。そうすると脂溶性だから細胞膜を通過し、水溶性ホルモンは細胞膜を通過しないというのは矛盾しないでしょうか?

A 回答 (1件)

> 細胞膜は疎水性と疎水性の両方があるはずです。



確かにその通りなのですが、親水性部分は膜のごく表層に
限られます。
一方、疎水性部分は10数個からそれ以上の厚さがあります。

膜構造について:
http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/cellme …
(「2)単位膜」の下の図2点などを特に参照)


また、「脂溶性ホルモン」も、その多くは一部に親水基を持って
います。
そのため、「親水部同士で接触→ホルモン分子の一部が
膜に貫入→ホルモン分子全体が膜内に取り込まれる」と
いう流れが可能になる、ということかと思います。
(水溶性ホルモンの場合は、細胞膜表面との親和性はよくても、
 より分厚い疎水性領域に深く侵入することはできないため、
 通過できないと)

Wikipediaも参考に(「脂質二重膜」の「物質の透過性」の項):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E8%B3%AA% …
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この回答へのお礼

なるほど!ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/04 17:22

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