高度経済成長が終わった理由とは？

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質問者：noname#123790
質問日時：2010/12/11 19:21
回答数：4件

高度経済成長が終わった理由はいくつかあると思うのですが、その高度経済成長が終わった理由を20字以内で一つ答えるとしたらどのような答えがありますか？

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回答 (4件)

No.4

回答者： gootttt
回答日時：2010/12/15 23:50

No.3が正しいですがもう少し説明します。

高度経済成長とは人類史上ただ一度の未曾有の生産拡大をさします。
それは、大量生産技術の導入です。
つまりは、でかい工場を建てて大きい製作機械をおいて大量の労働者を雇い、規格化した大量の製品を一度に作ると言う生産システムです。
これは人類の知恵の結集ともいえるべき出来事で、その生産力の拡大はそれまでの人類の歴史にないほど画期的なものでした。
産業革命当時のイギリスの経済成長率が1-2％なのに対して、高度経済成長期の国は10％のペースで成長します。

しかし、その成長はやがて終わりが来ます。
つまり工場を建ててそこに人を働かせるのが高度経済成長ですが、概ねだいたいの人が工場働くようになればそれ以上工場を建てても意味がないわけです。
それがNo3さんの言っている『民間と公共部門の投資需要減退』であり、高度経済成長期の終わった原因の一つでもあります。
あとは消費需要の飽和化という問題もあります。つまりは、これ以上欲しいモノがないので作っても意味がないと言うことです。
今の日本で自動車生産を20％増やすことは可能でしょうが、20％増産しても売れなきゃ仕方ないですからね…