
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
淡雪さん、また訪問しました。
最初に、この(私のこと)うるさい爺(じじい)が気になる事をご注意申し上げます。
【日本式の手紙の最後に相手の名前を書くと聞いています。】⇒
【日本式では、手紙の最後に相手の名前を書くと聞いています。】の方が理解するのにつっかえてなくてすみます。
昔、といっても敗戦後ですが。何かの小説でしたね。
【はいけい、てんのうへいかさま】って書き出した小説を書いた人がいました。
まぁ平仮名しか書けない無教養な庶民のことを画いた小説です。
今は○○様とか最初に宛名を書く人も、そうする場合も多く為りました。
そうする場合とは仕事の場合どか、役所や企業体などに出す場合です。
仕事の場合は当然、相手方(宛名)を最初に書きます。そして発信者も。
横書きの機関や組織の出す文書などは、右の上(右肩)に発信日付、発信機関部局名をいれます。
そして最初に宛名(受信者)となります。
昔から私信では、最初からあからさまに相手や自分を出す事は不躾だ(見る人をどきっとさせる)ということで、慎ましく最後に書いてきました。
これは日本人の心理と気持ちからの慣習ですね。
大体、封緘しますからその表書きには相手の名前を敬称をつけて書き、その裏には発信者の名前を下げて小さく書きます。
だから誰からの誰宛の手紙だということは、手紙の本文の最後にまでいかなくても判ります。
淡雪さんには納得できなくても、そうやって来ています。
krya1998さん、こんにちは。またお会いできて嬉しいです。ご親切に教えていただきありがとうございます。「最初からあからさまに相手や自分を出す事は不躾だ(見る人をどきっとさせる)」というご説明に納得できました。日本の方はとてもシャイですね。質問文の添削にも感謝いたします。これから気をつけます。とても嬉しいです。本当にありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
ANo.3
淡雪さん、みなさん日本の慣習とその根付き、そしてそれで差しさわりがないことを仰せですね。
その通りなんです。
私がANo.3でお役所などの公文書について触れました。
庶民にはお役所は、普段は関係がなく(鼓腹撃壌のことではなく)、命令と指示のおっかないところで、関係したくないところです。
そこから○○ ○○宛てとか殿なんて真っ先に目にはいる突端(とっぱな)に書かれているとドキッとするんです。何事じゃと。
個人の信書でも、そんなふうに構えて、形式ばった書き方で手紙が来ると、なんじゃ?と受信者も構えます。
私の家内はおんなばかり5人姉妹。一番下から二番目からの手紙やメールは最後に“○○(自分に対する呼び名)でした”という文面で終わります。
そうやって軟らかさを出しているんです。
まぁ心理ですね。
krya1998さん、お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ずっと教えてGOOのマイページにログインできない状態が続いています。いまやっとログインすることができました。何度もご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。とても参考になりました。本当にありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
このご質問は、どうやら私の過去回答に発端があるようなので、"明解"とは言えませんが、回答申し上げます。
1.なぜ宛名を末尾に書くか?
歴史的慣例によるものです。
鎌倉時代-弘安8年(1285年)、に「弘安礼節」と称す規範が定められた。これは公家・武家社会の身分秩序を踏まえた礼節と行動規範の定めを著したもの(この書は中国の様式・慣行を参考にしている...といわれています)。各種文書の様式・用語等も含む、その一環として、私文書についても徐々に形式が定まっていきました。その流れの中で時代の変化を反映しつつ定着してきたものです。
2.誰に宛てた文書か分からない?
それを言うならば、差出人も、最後まで読まないと分かりませんね。
封書であれ、葉書であれ、宛名は表書きに書いてあるので、本文を読む段階では、誰に宛てた書状かはわかっています。差出人も同様です(が、これは封筒に書いてない場合もありがちです)。
■江戸時代のsample 徳川家康書状
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageI …
・冒頭には宛名なし
・後付け
天正拾年壬午
七月十四日 家康(花押) …差出人
酒井左衛門尉殿 ・・・宛先
注:花押・・・个人化的署名。署名源于中国唐朝时代,在日本平安时代中期传入。
■江戸時代及び以前でも、公的なものは冒頭に宛名を書く例が多いのですが、親書(私信)というよりも文書の範疇でしょう。
■現在は、私信以外すなわち、公的文書、企業内文書、商用文、諸発令・表彰状などは冒頭に宛名を置きます。縦書きも横書きも同じです。
但し、これらの機関が発する文書でも、公務や事業内容と直結しない主旨の書状では、私信と同じ様式を採る場合が多く見られます。例:慶弔に伴う書状、創立記念等の催事案内、時季折々の儀礼的挨拶状 etc.。
■ところで、現在の中国では、簡体字と拼音方案発布と時期を同じくして、横書きが標準とされ、今日に至っております。文書において必ずしも縦書きが禁止されているわけでもない様子ですが、古典類を除き事実上全て横書きですね。
「写信的格式」を小学校から教えるほどですから、手紙も西式便箋。中式便箋は高齢の方しか使わないのが実情で、漢字の国中国としては寂しい思いがします。何といっても漢字は縦書きが美しいですから。
昔(1949年以前)はどうでしたか。伝統的文化として様式があったのに、縦書きから横書きの変化と共に忘れられたものもあるでしょう。
伝統的には親書の構成として6ケの部分、敬称、文中さらに結語での用語法など厳しい慣例がありましたね(現在も生きているものがありますが)。私の知る範囲では、6ケの部分の順番(宛名の位置)を明快に記述したものは見ていません・・・学者でもなく浅学ゆえ当然のことです。残されている書状の例でも、宛名の位置は冒頭の場合と後ろの場合があります。探してみて下さい。
■結局、ご質問に対しては「日本に定着した習慣です」としか言えないのですが、冒頭に宛名が無いことによる不都合はありません。2で述べたように表書きに書いてあることも含めて、そもそも開封する段階で、自分宛てであることが確定しています。つまり、自分宛てでないものは絶対に開封しない文化だということです。余程の特殊な事情が発生するか、本人の依頼が無い限り、夫婦間でも自分宛てでなければ開封しません。貴国でも同じではありませんか。
親書の性格が薄れる(公的文書や商用文書など)ほど、冒頭に宛名を書く必要が出てきます。私信でない場合は事務的に開封するからです。封筒と中身は一体感がなく、要件のみが意味を持ち封筒は捨てられることもあり、内容は文書として独り歩きするからです。
*以上説得性のない説明で恐縮です。実例を示したかったのですが俄かには間に合いませんでした。
お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。ずっと教えてGOOのマイページにログインできない状態が続いています。いまやっとログインすることができました。ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
淡雪さん、こんにちは。
何故かというと、西洋式と日本式の違いです。
江戸時代末期までは日本式でしたが、明治時代以降は西洋式も輸入し、
西洋式と日本式の両方が現在でも使われています。
http://www.midori-japan.co.jp/letter/tegamichish …
西洋式 - 西洋から輸入した書き方なので、横書きの手紙の場合に多く使われます。
http://www.owned.lv/images/x3x6facb01ae6bd366b25 …
例文
親愛なる淡雪様( To Dear Friend )、お元気でお過ごしでしょうか。
おかげさまで当方も、家族共々無事に毎日を過ごしております。(前文)
本文*********
流感が蔓延しております。お体に気をつけてお過ごしくださいませ。(末文)
○月○日 ( From ) kentaulus
----------------------------------------------------------------------
日本式 - 縦書きの手紙の場合に使われます。
太古から続く、日本の伝統的な書き方です。
例文
拝啓
日増しに寒さが厳しくなる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。(前文)
本文*********
風邪など引きませぬよう、ご自愛くださいませ。(末文)
敬具
○月○日 ( From ) kentaulus
( To ) 淡雪様
参考資料 - 江戸時代の書状(手紙)です。
左端 第一位が相手の名前、宛先
左端 第二位が手紙を書いた人の名前
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/cmsfiles/ …
http://www.shirakawa.ne.jp/~rekimin/monjyo/yuki. …
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/ …
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/ …
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/fd/01/hakusyu …
明けましておめでとうございます。ご健康とご多幸を謹んでお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
kentaulusさん、こんにちは。ご親切に教えていただきありがとうございます。西洋式と日本式の例文は大変参考になりました。江戸時代の書状は中国の昔のものだと錯覚してしまいました。本当にありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
門外漢ですが、
#1さんの回答のようにそのような方式なので・・・という説明になりそうです。
質問者さんは、日本の手紙についての疑問ですが、日本語の語順には疑問をお持ちではないのですか?
たとえば、
私は、このことについて〇〇だから、□□□は△△△であると思わない。
という文で、
「私は、このことについて〇〇だから、□□□は△△△であると」まで読んでも
「私」の考えはどうなのかがわからない、最後の「思わない」ではじめて「私」の思いが伝わる。
このように日本語(日本文)の構成になっているのです。
ですから、ご質問の手紙の構成も、それと同じようになっているのだろうとは考えられないですか。
明けましておめでとうございます。ご健康とご多幸を謹んでお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご親切に教えていただきありがとうございます。日本語の語順と関係があるというお考え方ですね。とても面白いです。大変参考になりました。「私は、このことについて〇〇だから、□□□は△△△であると思わない」のお話は以前大学時代の先生もおっしゃったことがあるような気がします。同時通訳もやっていらっしゃる先生は、日本語の語順の特徴を私たちに印象付けるために、日本の方の話を最後まで聞かないとわからないという面白い例を出されました。とても、とても長い内容の最後に「思わない」という言葉が続いたら、前しゃべった内容をすべて否定する意味になりますよとニコニコしながら語られた姿を思い浮かべました。先生がおっしゃるには、実はこつもあります。前の長い部分に「思わない」の雰囲気を匂わせる言葉(副詞とか)が時々入っています。ですから、最後まで読まなくても、最後は「思わない」が続くことだろうを推測することができます^^。本当にありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
「それはなぜでしょうか」と言われても、「それが日本式の手紙の形式(慣習)だから」と回答せざるを得ません。
少なくとも「どなたに対して書いているのかわからなくなる」からではありません。
http://www.nengasyotyuu.com/mamechishiki/letterb …
に伝統的な手紙の形式が載っています。
明けましておめでとうございます。ご健康とご多幸を謹んでお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。慣習と言っても人が作るものなのですね。なぜそういうふうに決めるのかその理由が知りたいと思います。本当にありがとうございました。
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