
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
電磁弁は極めてシンプルな構造で信頼性が高いです。
リレーや電磁開閉器などでは、接点を持ちますので電気的な寿命も考慮しますが、電磁弁では、電気回路がソレノイドのみしかありませんから、仕様書に従った使用条件(周囲温度、連続なら連続定格、使用流体、圧力差など)の場合、通常は電気的寿命は半永久的または機械的寿命以上と考えられます。
通電時間とのことですが、ソレノイドは、コアの吸引開始は大きな過渡電流が流れますが、吸引完了で安定した定常電流になります。
この状態で長期の寿命が期待できます。
寿命ではなく電気的故障は、無いわけではありません。
電気的故障としては、コイルの短絡や焼損があります。
交流電源の電磁弁では短絡や焼損の原因として、コアの完全吸引を妨げる事象があると過大な過渡電流が流れ続けてソレノイドが温度上昇し絶縁物を焼損するなどして、短絡および断線します。
弁の前後の過大な圧力差、異物の噛込み、電圧低下などが考えられます。
機械的なコアの消耗が原因となることも多いです。
流体の質が故障の原因になることも有ります。
電源は、ACとDCが有りますが、DCの方が振動を生じる可能性がないだけに、信頼性が高いと思います。
電磁弁単体では、信頼性は高いと思われますが、システムとしての信頼性は使い方やメンテナンスしだいということに成ります。
ちなみにノーマリオープンにするかクローズにするかは、やはり電気回路断のときを安全側に選んだ方が良いと思います。
No.2
- 回答日時:
工業用(機器制御用)のばあい、電磁弁の扱う流体(空気、液体)によりますが、連続通電しているとコイルが過熱して最終的に焼損します。
設置環境によりますが、半年から3年程度の寿命でした。流体によってはコンタミ(目詰まりによる動作不良)が発生するので定期的に電磁弁をオーバーホールしますからその周期よりはコイルの寿命は長くなっていました。ちなみに電磁弁によっては自分でノーマルオープン(無励磁で開放)に組替えられるものもあります。
この回答へのお礼
お礼日時:2003/09/04 08:32
定格使用は連続通電が可能なタイプで、コイルの加熱は許容範囲内であることは確認しています。
機械的要因が強いのはわかりますが、評価は難しいのですね。
どうもありがとうございました。
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