プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

10年ほどに渡り3~4台のコンデジを使ってきて、昨年、ほとんど衝動買いでパナソニックのLUMIX DMC-G1を購入しました。
それまで、カメラについての知識は全くなく、このカメラがマイクロフォーサーズ規格品であること、ミラーレスという一眼レフとは異なる仕様であることも、購入後に知ったほどです。
その後、いろいろと『デジタル一眼』(敢えて”レフ”は付けません)の勉強をし、絞り・シャッタースピード・ISO・測光等々、一通りの知識を身に付け、実機で実践し、かなりのレベルまで使いこなせていると思っています。
ほぼ同時期にコンデジ(パナソニックLUMIX DMC-FX66)を購入しており、それとの比較で、やはりデジタル一眼はコンデジとは桁違いの性能だと感じています。

ところが、インターネット上では、マイクロフォーサーズは撮像素子が小さいのでAPS-C機の足元にも及ばないとか、ミラーレスは一眼レフよりはコンデジ寄りだとか、マイクロフォーサーズもミラーレスも散々な言われようです。
まるで、カメラに不可欠な要素をスポイルしてしまった、本質を理解できないナンパユーザー向けの家電品かのように言われていると思います。
私は、上記のように最新のコンデジと比較してデジタル一眼の桁違いの優位性を実感しているので、少なくとも「ミラーレスはでかいコンデジ」のような乱暴な意見には耳も貸す気はありませんが、
一眼レフというものは、マイクロフォーサーズ・ミラーレスと比較して、一体なにがそれほど優れているのでしょうか?
私でも、一眼レフというものを使ってみれば、その明らかな違いが実感できるものなのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

そのミラーレスを叩いてるAPS-C主義者も、フルサイズ原理主義者に言わせればデジイチのことをなにも判ってないんです。


人をけなして悦に入ってる連中など無視すればよろしい。デジイチも結局は1つの道具、それをどう使いこなすかです。ミラーレス機はレフ板を省いたおかげでこれまでにない機動性を手に入れてるんですから。

…まあ、「レフ」機の光学ファインダーはあれはあれで非常に良いものだと思いますけども。照り返しが厳しかったりで液晶モニターが見えにくい場面でも構図をずばっと決めることができる、見やすい光学ファインダーはミラーレス機にとって越えがたいハードルです。
#ミラーレスだと原理上積むことができないはず。EVFを積んだ機種があるとしても、完全な代替はできない。
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この回答へのお礼

原理的に、マイクロフォーサーズよりも撮像素子が大きいAPS-Cの方が、さらに大きいフルサイズの方が、像の取り込みで有利なのはよく理解しています。
その点で、マイクロフォーサーズがフルサイズ・APS-C(=一眼レフ)に劣るというのは分かるのですが、コンデジに毛が生えたようなもの、というのは、比率から考えて成り立ちません。

一方、「ミラーレス」の方ですね。
私のマイクロフォーサーズ機は、EVFを搭載しています。
明るい屋外で背面液晶が見づらくて構図決定に苦労したことはないのですが、EVFを覗けば(ファインダーの横にセンサーがあって、ファインダーに目を近付けると背面液晶の画像が自動的にEVF表示に切り替わる)真っ暗な部屋で液晶を見るのと同じ感じなので、不便を感じたことはありません。
私が一眼レフのファインダーを覗く機会は電気屋でディスプレイされているものだけなので、覗いてみても「そんなに良いかなあ??」という感じです。それどころか、一眼レフのミラー越しの濁った像よりも、くっきり明るくしたEVFの液晶像の方が見やすいのでは、とすら思ってしまうのですが、電気屋から出て覗けば、また変わった見え方がするものなのでしょうか?

お礼日時:2011/01/26 16:42

カメラも写真を撮る為の道具。


道具と言うものは、万能工具など有り得ません。
だからこそ、目的に適った専用工具の方が、より良い仕事が出来る訳です。
要は、その道具が目的に適うかどうかと言う事ですね。

ミラーレス一眼は、背面のモニターにしろ電子ビューファインダー(EVF)にしろ、一旦、画像処理プロセッサー(エンジン)を介するので、表示画面がワンテンポ遅れます。
AF方式もコントラスト検出方式では、どう頑張っても原理上、位相差検出方式には適いません。
また、液晶で有る限り、如何に高精細モニターでも、光学ファインダーの視認性には勝てません。
そう言った、要素が有って、道具としては使い辛い側面がある事は否めません。
それ以外にも、新しいジャンル故に、システムとしての充実度も一眼レフには遠く及びません。

が、反面、ミラーを廃する事で生まれるメリットも多くあります。
フランジバックを短縮する事で、交換レンズが設計し易くなるとか、マウントアダプタをつかったオールドレンズの味を楽しむとかですね。
それは兎も角、最大のメリットは、ボディーが小型軽量化できる事ですね。

いずれにしても、ミラーレス一眼は発展途上。G2のAFは随分早くなっているようですし、イメージセンサー自体に位相差センサーを組み込んだものも実用化されるようです。
要するに、どんなカメラも得て不得手があるので、それに適した使い方をすれば良いと言う事です。


>私でも、一眼レフというものを使ってみれば、その明らかな違いが実感できるものなのでしょうか?

違いが出易いのは、動体の一瞬を切り取る場合とか、高速連写でAFがどこまで追従するかですね。
ただし、この辺の性能は、カメラのグレードに正比例しますが、それにもまして、その性能をフルに引き出せる技量が重要になります。
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この回答へのお礼

原理的には、光を取り込んで映像エンジンで処理し液晶モニターに表示する方が、被写体を鏡で映すよりも手間がかかるだろうし、ひょっとしたら若干前の瞬間の被写体が表示されているのかもしれませんが、そこまで動きの早い被写体を狙ったことがないので、ラグを感じたことはありません。
オートフォーカスも、特に遅いと感じたことはないのですが、一眼レフの位相差検出のスピードを体感してみれば、差を感じることができるんでしょうか?
ファインダーの視認性については、私が一眼レフを覗くのは電気屋の店内だけなので、むしろEVFの方が遥かに見やすいと思っており、「光学ファインダーの視認性には遠く及ばない」というのが、実感として得られないのです。

一眼レフのレンズを始めとする装備バリエーションは、凄まじいものがありますね。
一眼レフになぜああも多様なラインナップがあるのか、掘り下げもせずただ不思議がっているのですが、マイクロフォーサーズにはレンズが10種弱程度しかないので、そのバリエーションを理解できれば、一眼レフの優位性が理解できるのかもしれませんね。

お礼日時:2011/01/26 17:09

>一眼レフというものを使ってみれば、その明らかな違いが実感できるものなのでしょうか?


そうですね、ここで100の議論をするより体感すれば理解できると思います。

しかし、自分で使っているマイクロフォーサイズで満足できればそれはそれで良い
んじゃないですか、ちゃんと写って満足できる作品が作れるか否かですから。

私はメインが野鳥撮影ですからマクロフォーサイズとかミラーレスは永久に使えません。
ファインダーで鳥さんの目を見てピントを合わせ一瞬の動きを切り取り、ミラーレス
には出来ない芸当です。
AFすらあまり使いません。(笑)
ですから自分に合った道具を使えば良い事で仕上がりに問題が無ければ何の機種でも
良いのでしょう。多様な道具が使える時代です。
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この回答へのお礼

野鳥撮影では、数十メートル離れた小さな被写体の目というピンポイントにピントを合わせるんですよね。それは、光学ファインダーの鏡に映った像を調整するよりは、写真の完成品の表示形態である液晶の像を見ながら調整した方が効率的と思うのですが、そんなことないんでしょうか?
私は近眼なので、ファインダーを覗いた像の見え方よりも、出来上がりの液晶表示の方を信頼してしまうのですが、光学ファインダーを覗きながらのマニュアルフォーカスって、近眼の人にもできる芸当なのですか?
ちなみに、私の機では、マニュアルフォーカスにすると背面モニターの任意部分を5~10倍に拡大表示することができ、これを使って鳥さんの目にピントを合わせて・・ というのができるのですが、それじゃあやっぱり駄目ですか?

お礼日時:2011/01/26 17:22

現在、EOS 7Dを使用しています。


つい先日、妹がデジタル一眼を欲しいと言い出し(自分の影響もあるのでしょうが)DMC-GF2を買いました。
失礼な話ですが、正直“ミラーレス一眼なんて本質を理解できないナンパユーザー向けの家電品”と思っていました。
カメラ屋に行ってもミラーレス一眼なんて見向きもしませんでしたし…。

でも妹が購入したときに少しだけ触らせてもらい、何枚かですが撮影してみて驚きました。
コンデジの延長くらいに思っていましたが、なんのなんのいい画を吐き出してくれます。

確かにミラーレス一眼はOVF(光学式ファインダー)を搭載したカメラに比べれば、動き物などの一瞬のチャンスには不利だと思います。
また光学的に大きなボケを出すのが難しいかも知れません(APS-Cの自分もフルサイズの人に比べればたいした事ないですけど…)。
でもそれを補って余りある魅力があると感じました。
軽さや小ささ、そして自由度です。
それは今まで偏見でミラーレスを触ってこなかった自分の食わず嫌いを後悔したほどです。

ただそれでも自分はデカくて重たい一眼レフを使い続けていくつもりです。
写真は一部のプロを除けば趣味の世界です。
個人的にファインダーを覗いて見える世界を、文字通り“シャッターを切って撮る”という行為も含めてカメラや写真撮影が好きなんだと思います。

だから質問者様がミラーレス一眼がいいと思っているのはまったく間違いではないですし、マイクロ4/3だから撮れた写真がAPS-Cやフルサイズに劣るなんて考える必要はまったくないと思います。

ただ自分のように食わず嫌いにはならないで欲しいなと切にも思います。
お互いカメラや写真を趣味とする者どおし、お互いをちゃんと理解して楽しくカメラ談義できるといいですね。
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この回答へのお礼

私は、G1を買った後で、マイクロフォーサーズやミラーレスといった言葉を知ったくらいなので、決してマイクロフォーサーズ・ミラーレス信仰者というわけではないんです。
初めてのコンデジでないデジカメで、コンデジとの大きな性能差を感じて満足しているのに、一眼レフユーザーの(一部の?)人たちから、ほとんどおもちゃのように言われるのが不思議でならなかったのです。
確かに、APS-Cユーザーの人が、自分のAPS-Cよりも撮像素子の小さいマイクロフォーサーズに魅力を感じるなんてあり得ないんですが、逆にAPS-Cより劣ると具体的に実感する機会もないはずなんですよね。

ですので、もし、充分に良い絵が撮れると実感したならば、サイズが小さく安価なミラーレスもそれなりにセールスポイントのある存在であるとは思うのです。
でも、もし私が最初にAPS-Cを買っていたら、マイクロフォーサーズなんて、まあ綺麗に撮れるじゃん、とは思っても、手を広げようとは思わないでしょうね。
私も、デジタル一眼の勉強を進めていくうちに、そんなにイイと言われる一眼レフの良さを知りたくなってきた、というのもありまして、この質問をしてみました。

お礼日時:2011/01/26 17:46

使えば分かる。



が、道具なんてな適材適所で使い分ければいいだけ。重要なのは道具を扱う人間がそれを理解出来るかどうかだと思われ。

質問者様が今所有している機材に不満が無いならそれは結構なことじゃん?新しいカメラが出るたびに買い換えないと他人に負けた気がして落ち着かないような人間よりよっぽど幸せだぞ(笑)
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撮像素子が大きければ良いと言うわけでも無いでしょう。


そうならば35mmフルサイズの一眼レフやPENTAX645Dはかなりの台数売れ価格ももっと低く設定されると思います。
http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/mediu …

35mmフィルムの一眼レフを使い慣れた私にはミラーレスには手が出ません。
ファインダーが無いタイプ、電子ビューファインダーはまるでビデオカメラのように思えます。
多くの35mmフィルムの一眼レフであった人達は私と同じ感覚だと思います。
マイクロフォーサーズのオリンパスは従来の一眼レフ層向けとPENとに分けていますね。
電子ビューファインダーはパナソニック、APS-Cですがソニーと両社ともビデオカメラメーカーで動画性能も重視しています。
この2社がライカレンズ、ツアイスレンズも出しているのは面白いですね。

撮像素子に関して言えばやはり大きい方が有利です。同じ解像度の場合一つの素子の光りの量に差が出てきます。
光りの量に差は色の表現に差になるようです。
しかし、23.4×16.7と17.3×13.0とでどれほどの差が有るかは難しいところです。
写真はレンズの差、デジタルカメラは画像処理も加わってきます。

カメラは道具で写真は好みです。
ご自分が使い易く好みの写真が撮れるカメラを使えば良いと思います。
絵画も日本画、油絵、水彩画、水墨画、クレパス、・・・・・・
名画は名画ですね。

>私でも、一眼レフというものを使ってみれば、その明らかな違いが実感できるものなのでしょうか?

機会があったら使ってみてはいかがですか「百聞は一見にしかず。」でしょ、「食わず嫌い。」かも知れませんよ。
>かなりのレベルまで使いこなせていると思っています。
ならご自分で判断できるでしょう。
パナソニックならライカレンズも試してみていかがですか。

余談
フォト蔵と言う写真公開サイトを見ると携帯電話でもこれはと言う写真撮っている人がいますね。
ご参考に
http://photozou.jp/photo/show/277776/65228132
http://photozou.jp/photo/show/277776/46599783

注意
長時間電子ビューファインダーを覗くのは目には良くないと思いますよ。
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この回答へのお礼

> ファインダーが無いタイプ、電子ビューファインダーはまるでビデオカメラのように思えます。

私の機は、電子ビューファインダー搭載です。
近頃は、パナソニックのGF、オリンパスのPENなど、ファインダーがないタイプも多いですね。
私の撮り方としては、せっかくファインダーが付いているので、これまでのコンデジと違う感を楽しむためにファインダーを覗いて撮ることが多いですが、正直言って視認性が良いのは背面液晶モニターだと思っています。
つまり、ファインダーは、あってもなくても良いと思っていることになります。

ここまでに頂いた回答で、一眼レフの優位点としてファインダーの視認性を挙げる人が多いですが、それほど光学ファインダーというものは優れているものなんでしょうか?
私にはどうしても、鏡に映った像よりも、最終的に写真になる像を見ての撮影の方が効率的に思えるのですが・・・。


撮像素子サイズに関しては、
フルサイズ:36.0×24.0
APS-C:23.4×16.7
フォーサーズ:17.3×13.0
コンデジ:6.2×4.6 (1/2.33型CCD、私のサブ機FX-66に搭載)
なので、確かにフォーサーズはAPS-Cより小ぶりで不利ではありますが(それでもコンデジよりは遥かに大きい)、あまりそのことを仰る人はいないようですね。
このあたりは、私が思っている通り、さほど違いが明らかに現れる点ではないということでしょうか。


> 機会があったら使ってみてはいかがですか「百聞は一見にしかず。」でしょ、「食わず嫌い。」かも知れませんよ。

一眼レフを「嫌っている」わけじゃないんですよ。
私がコンデジとの桁違いの性能を実感しているマイクロフォーサーズ・ミラーレスが、あまりにケチョンケチョンなので、一眼レフってそんなに凄いの? ひいては、そんなに劇的に優れているはずはない、と感じているのです。
嫌っているわけではないですが、「食べていない」のも事実。
1年前まで絞りも知らずにマイクロフォーサーズに手を出し、立て続けに中級一眼レフに手を出せるほどお金持ちではないので、何年後に食べられるか分かりませんけどね。

お礼日時:2011/02/01 10:32

「ミラーレスはでかいコンデジ」みたいな物言いを、ことさらに言い立てる人は、ここにも沢山いらっしゃいますね^^;



一部の動体撮影については、機構上、一眼レフの方が適しているのは仕方ないので、その手の撮影が多い人には一眼レフを使って頂くとして、一般的な撮影の殆どはミラーレス機で対応できると思いますけどね。

ま~、仕事で写真を撮る人は、一眼レフの方が効率が良かったり、仕上がりの歩留まりが良かったりするのでしょうね。

コンデジと一眼レフの違いの一つに、撮像センサーの大きさがありますね。
当然、一眼レフの方が桁違いに大きく、それが一眼レフの画質の良さに寄与している。
一眼レフユーザーの多くが、常日頃、そのことを主張しています。

ってことは、一眼レフと同じサイズの撮像センサーを持つミラーレス機も、一眼レフと、画質という点では同等なはずです。
でも、狂信的な一部の一眼レフユーザーには、それが気に入らないらしい^^

「キング・オブ・カメラ!」「一眼レフこそカメラ界の頂点!!」 みたいな変な思い入れ持った、不気味に眼を血走らせたような人たちが結構いるんですね。

一眼レフもミラーレスもコンデジも、カメラのカテゴリーの一つに過ぎず、別に優劣は無いんですけどね。
ユーザー個人が、それぞれ自分の撮影スタイルに合ったものを使えばいいだけなんですから。
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この回答へのお礼

私も、もし最初に手にしたデジタル一眼が『多数派の』APS-C一眼レフだったとしたら、それよりスペック上で劣るマイクロフォーサーズ・ミラーレスには、「でかいコンデジ」までは言わないまでも、見向きもしなかったと思います。
書類審査の段階で落としてしまうようなものです。
幸か不幸か、最初に手に入れたのがLUMIX-G1だったので、偏見なくマイクロフォーサーズ・ミラーレスの性能を評価できているのだと思います。

確かに、APS-C搭載のミラーレスもできるはずだし、そうすれば光の取り込みに関しては一眼レフとなんら劣る点はないはずですが、「それでも駄目だ、まがいものだ」という声が上がるでしょうね。

お礼日時:2011/02/01 10:50

 コンデジにはコンデジの、ミラーレスにはミラーレスの良いところはあります。


 単に適材適所なんですね。

 さて、ここの質問の回答を見ていると、妙に、ミラーレスが排除されがちなのはなぜでしょう。
 答えは簡単。質問される方の目的が、ミラーレスにそぐわないように指定されていることが多いからなんです。

 「一眼レフというものに手を出してみたいと思います。」まではよしとして・・・
 良くあるのは、とかく動態を撮りたい。「スポーツを撮りたいんです。」とか、「室内で動き回るペットを撮りたいんです。」とか。コンデジで撮っていると、被写体の動きにカメラの反応が追いつかないという状況を提示される方まで・・・。
 こうなると、答える側は、AF速度の事を考えざるを得ません。(どのくらいハードな状態なのかまでは質問にないんですね。となると、とりあえず、難易度の高いレベルを想定せざるを得ない。)そして、そこら中の回答に散見されるとおり、一眼レフとミラーレス一眼では、その構造上、AF速度は一眼レフの方が速いです。
 ただし、比較の問題です。ミラーレス一眼のAF速度で十分に対応できる状況は多いと思います。どこまで必要かの問題だけ。

 次によく見られるのが、「背景をぼかした写真が撮りたいんです。」です。これを実現するには、出来るだけ大きな撮像素子があった方が有利なんです。これも、程度問題のはずなのですが、こう書かれると、出来るだけ大きな撮像素子があるものを勧めることになります。ただ、フルサイズのカメラは総じて高価ですから、予算を指定されると、次善のAPS-Cサイズのカメラを勧めることになります。

 お次は、「マクロ撮影がしたい」です。これは、AFが出来ないことが多くなります。マクロ撮影がしたい人の求める絵って、大概背景がぼけた被写界深度の浅い絵であることが多いです。この場合、ピントを合わす位置が重要で、AFでは、ピントを合わせる位置が選びきれないことが多いです。となると、必然的にMFとなるわけですが・・・・あなたのお持ちのカメラで、MFで撮影してみてください。素早くピントを合わせることが出来ますか?技術より前に、環境が悪すぎます。液晶の画面で厳密なピント合わせをしようとすると、液晶の画素数が少なすぎるため、どうしてもピントを合わせる部分を拡大表示する必要があります。のんびりとピントを合わせて、のんびりと撮って大丈夫な被写体ならそれで充分です。でも悲しいかな、そこまでは質問文からは読み取れない。勧める方は、必然、オールマイティーな方を勧めます。

 では、普通にカメラを使う人が普通に撮影するのはどんな場面なんでしょうね。普通に旅行に行って、普通に景色を撮り、普通に町中の気に入った景色のスナップを撮り、普通に記念写真を撮る。でも、コンデジの画像よりより広い表現能力が欲しい。それなら、マイクロフォーサーズやミラーレスも充分に選択範囲の中です。一眼レフより、小型で軽い機種が多いですから、手軽に持ち歩いて撮影できますから、このほうが機動力がある場合は多いと思います。(そして、単純に考えれば「普通」の場面を指定して質問してくる人は何故か意外と少ない。もしかすると、質問することに大上段に構えて、「撮る目的は?」と聞かれておろおろしているのかもしれません。)

 一眼レフのオールマイティーは、機動力を犠牲にしている面が多々あります。フルサイズの機種に至っては体力勝負ですよ(笑)(カメラが重すぎて手ぶれします。どうすればよいですか?→腕立て伏せで鍛えてください。というのは、あながち冗談ではありません。重さを生かしてバランスを取るための一定のやりかたはあるわけですが。)

 でも、ここで終わると、ミラーレスに対して悪いと思うので、もう一つ付け加えておくと、一眼レフの構造は、フィルムカメラの時代からの積み重ねで得られた、良い意味での枯れた技術です。基本的構造は歴史の積み重ねで充分に練られています。
 これに対して、ミラーレスに関しては、まだまだ発展途上だと思います。MFの障害になる液晶の画素数なんて、この最たるもの。こんなものは、半導体の技術が上がればいくらでも細かくできます。AF速度も、どんどん早くなっています。ソニーの透過型ミラーもおもしろいですしね。後、液晶画面の反応速度の問題もあるのですが、これも、繊細なタイミングを計る必要がある厳しい条件でなければ、一般的には十分な領域に達しているとおもいます。もちろん、これも発展途上。
 後、10年20年たったらどうでしょうか?一眼レフなんて重くて大きいだけの過去の遺物かもしれません。

 ちなみに、私が一眼レフを選択した最大の理由は、当時まだミラーレスがなかったです(苦笑)今なら後付けで他の理由もつけますけどね=^・。・^=
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この回答へのお礼

なーるほど。とっても良く理解できました。

よくあるQ&Aの流れとして、こんな撮影をミラーレス機でやりたいんですがいかがでしょうか?という質問に対して、
そんな厳しい条件をカバーするには中級一眼レフorフルサイズが必要 ⇒ミラーレス駄目
そんな程度の用途なら、わざわざミラーレスじゃなくてもコンデジで充分 ⇒ミラーレス駄目
ということになってしまうのですね。

やたら口汚く、ミラーレスはおもちゃ、一眼レフ最高! と言う人はまた別なのでしょうが、ミラーレス機が選択肢として排除されがちなのは、カメラを知らない人たちのすっとんきょうな要求によるところが大きいという側面があるのでしょうね。

お礼日時:2011/02/01 11:46

ミラーレスが35ミリカメラの原型です。


ライカではコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)と呼んでいます。
http://jp.leica-camera.com/photography/compact_c …
http://getnews.jp/archives/28865

これにミラーをつけて光学式ファインダーを組み込んだものが一眼レフになります。

初期の頃の一眼レフはミラーが壊れやすく、プロ用途では使い物になりませんでした。ライカの全盛時代にニコンがFという壊れにくいカメラを発表して世界的に有名になったのとともに、時代は一眼レフへと流れが変わっていきます。

フォーサーズと一般の一眼レフの違いはファインダー形式の差と撮像素子の画素ピッチの差です。
一眼レフのファインダーは高画質で、オートフォーカスは長年研究されてきたのでミラーレス機よりも有利です。しかしフォーサーズも研究していますのでパナGH2で静止した被写体では特定のレンズとの組み合わせで一眼ハイエンドを含め世界最速を実現しています。
また一眼レフの位相差よりもコントラスト方式のフォーサーズが、画面内のドコにもピントが正確にあわせることが可能。一眼レフはF8以上の暗いレンズではピンと合わせが非常に困難ですがフォーサーズでは明るさを保ち一部を拡大してピントを合わせることができます。特にマクロ撮影時に有利。
なお、入門クラスの一眼レフではファインダー性能が低いためにいかなる場合もマニュアルでのピンと合わせは困難。

移動する被写体ではやや不利になりますが、下記程度の撮影では実用上十分な性能です。
http://ascii.jp/elem/000/000/426/426075/
また人物撮影では顔認識が有効になってきます。

高速連写でオートフォーカスの追従能力が優れている機種が必要な場合には一眼レフの中級機以上が必要になります。
かんたん撮影ゾーンで連写
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/longterm/2008/ …

画素ピッチ(光を受ける1画素の大きさと考えてください。)はキャノンの1800万クラスと同等です。ニコンはやや画素数が少なめですから、やや高感度画質は優れています。
ただしとって出し画像のノイズ感は画像処理で大きく異なります。ノイズと解像感は相反し、フォーサーズはE5のように解像感を高める画像処理を行っている関係で高感度撮影ではキャノンよりはノイズは多めです。

通常の撮影でフォーサーズが問題になることはありませんが、高感度撮影でノイズが少ない画像が必要であれば画素ピッチが広い大きな撮像素子の一眼レフが良いです。
(仮に1画素の受光部の大きさが2倍であるとすれば、大きいほうは2倍の光を受けるので、ISO200の画質と小さいほうのISO100の画質が同じになる。ただしISOが1600以上にもなれば絶対的な光量が不足してきますので画質の差は大きくなる。)

大型の撮像素子のカメラの欠点は十分な性能のレンズが揃っていないことです。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/06/19/1 …

フォーサーズではこのこと(安価で画面全体高画質な高性能レンズが作れる)を考慮して撮像素子の大きさを決めたわけです。
もちろん上のような機種でも、~十万も出して最近の高性能レンズを揃えた場合にはフォーサーズでは再現不可能な高画質が得られます。
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私はオリンパスのデジタル一眼レフを使っていますから、最初からフォーサーズのユーザーで、今はPENとパナソニックのGH1も使っています。


画質のことを言えば、1200万画素のPENやGH1より、1000万画素のE-3の方が上級機種ということもあり、上だと感じますが、使い勝手はコンパクトなマイクロフォーサーズが上です。
同じ1200万画素のE-620と比べれば、同等と思っています。
なので、マイクロフォーサーズに関してはミラーレスというだけで、一眼レフと同じと考えます。
確かにフォーサーズはAPS-Cと比べればセンサーが小さいですが、デジタル専用設計ですし、レンズとのバランスなどでむしろ良い物だと思います。
非難するようなことを書き込む人たちは、中には使ったこともない人もいるでしょう。そうでなければでかいコンデジとは言わないはずです。
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