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デジイチの露出補正について私の理解をチェックしてください。
Eos kiss x4 を購入したばかりです。
(一番最後の2行が一番聞きたい質問です)

SS、F値、ISOの3要素については理解したつもりです。
ここでさらに、露出補正というものがあってよく理解できていません。
ネットで調べたのですが、わかったようなわからないような・・・。
(調整すると、明るく・暗くなるというのは体験的に理解していますが)


ケース1
Tvモード
まず、シャッター優先で撮影している場合、
SSを1/100に決めたときにF値が4.0と出たとします。
ISOは400に固定しています。

露出補正ダイヤルを+1にするとF値が2.8になり、
露出補正ダイヤルを-1にするとF値が5.6になります。
これは、SSとISOを変えずに明るく/暗く撮影するために
カメラが自動的に絞りを開けたり閉めたりしている、
ということで間違いないですよね?
(明るく/暗くする、とはつまり18%グレーの基準を動かすこと)


ケース2
Avモード
次に、絞り優先で撮影している場合、
F値を5.0に決めたとき、SSが1/50と出たとします。
ISOは400に固定しています。

露出補正ダイヤルを+1にするとSSが25になり、
露出補正ダイヤルを-1にするとSSが100になります。
これは、F値とISOを変えずに明るく/暗く撮影するために
カメラが自動的にSSを速く/遅くしている、
ということで間違いないですよね?
(明るく/暗くする、とはつまり18%グレーの基準を動かすこと)


ケース3
Mモード
そして、最後にマニュアルモードで撮影している場合。(ISO400固定)
SSを250、F値を2.0にしたときに露出の目盛りが0になっているとします。
SSなりF値なりを変えると、この目盛りが前後に動いてしまいます。
これは、カメラが"カメラ的な意味での"適正露出からずれてるぞ!
ということを教えてくれているということでしょうか?

背景が特に明るい、暗い、その他露出の調整が必要なさそうな普通の状況では
この目盛りがとりあえずは0になるような基準でSS、F値を撮影意図の範囲で
調整するのが基本と言うことでよいのでしょうか?(ISO固定の場合)


ケース4-1
一番分からないのが、ISOオート時の挙動です。
TvモードでISOオート(上限800)の場合、SSを決めた後
露出補正ダイアルを前後に動かすとF値とISOの両方が調整されます。
どちらがどう動くとか、そういう基準はあるのでしょうか?カメラによって異なるのでしょうか?


ケース4-2
AvモードでISOオート(上限800)の場合、F値を決めた後
露出補正ダイアルを前後に動かすとSSとISOの両方が調整されます。
こちらもどういう基準で動いているのかわかりません。


ケース4-3
MモードでISOオート(上限800)の場合、SSとF値を決めると
露出の目盛りは0に固定されたまま、ISOの値だけが変化します。
これはSSとF値をキープしたまま適正露出を得るために
ISOの感度を調整していると言うことでしょうか?

また、SSを上げるかF値を絞るか(またはその両方を)して光量を落としていくと、
ISOの値も設定した上限(この場合は800)に達して、さらにそれ以上は
露出の目盛りもアンダーになっていきます。

では、Mモードであえて露出を調整したいという場合は
ISOはオートにしないで、固定にした方がスマートということでしょうか?
長文でごめんなさい。すべてのお答えいただかなくても結構です。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

■ケース1


その通りです。
TvではSS固定となります
F値を自動的に動かすことで、明るさをコントロールします。

この場合、露出補正=0の明るさが「カメラが考える適正露出」で、
それに対してプラス補正で明るくなり、マイナス補正で暗くなります。


■ケース2
ケース1の逆バージョンです。
SSとF値を入れ替えて考えるだけです。

■ケース3
これもお考えの通りです。

Mモードの場合、SSとF値は固定され、
被写体の明るさに応じて、
露出補正メモリの値は常に動いていると思います。

実はこのモードでは上の2つのケースと異なり、
露出補正目盛が、露出計の役割をしています。

現在のF値やSSの設定値で撮影した場合に、
「カメラが考える適正露出」に対してどの程度
明るい(露出オーバー)/暗い(アンダー)か
を示しているとお考えください。

したがってこの目盛がゼロになるようにF値やSSを設定すれば、
ひとまずカメラの考える適正露出で撮影できる結果となります。

■ケース4
おっしゃるとおりです。

たとえば
Avモードの場合
ISOオートは特に光量が足りないときに発動し、
手ぶれを防ぐために効果的なSSが得られるように
ISOを高く設定することで自動的にSSをあげる効果があります。

一般的に手ぶれ防止に必要なSSは1/焦点距離以上と言われていますので、
50mmのレンズの時は1/50秒以上のSSがとれるように調整します。

現在の撮影条件で、
絞りを開放にしても、1/50未満のSSしか稼げない場合、
ISO感度を高めに変更し、SSを1/50以上に保つと言うことになります。

実際はアルゴリズムがカメラにより異なると思いますので、
この通りの挙動を示すとは限りません。
F値よりも積極的にISOを動かす機種もあると思います。

Tvモードの場合は、
SS固定となりますので、絞り開放でもなおかつ暗い場合にISOを上げます。


Mモードの場合
SSもF値も固定ですので、
「カメラの考える適正露出」を得るためにISOがコントロールされます。
あくまでカメラの考えるところの適正露出です。

したがって総合しますと、
じっくりと各パラメータを設定する余裕があり、
完全に露出を調整(固定)したい場合は
ISOは固定した方がスマートといえます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
疑問がすっかりと晴れるような回答です。

Tv + ISO オートでは
SS固定、F値が優先的に変化、ISOは補足的&限界時

Av + ISO オートでは
F値固定、SSをぶれない程度まで優先的に変化、ISOは補足的&限界時

Mモード + ISOオートでは
適正露出 (0) になるようにISOが設定範囲内で変化し
ISO上限を超えるとアンダーに、ISO下限を下回るとオーバーになる

いろいろ考えると、どのモードも一長一短ですべてにメリットがありますね。
MモードでISOオートにしていてもいいし、状況に合わせてISOを固定して露出を補正してもいい。
被写体と状況(ゆっくりとれるかどうか)などによっても変わってきそうですね。

つい先ほどは近所にある氷の張った池で白鳥を撮影してきたのですが、背景が白すぎて大変でした。
MモードのISO固定か、素直(?)にAvで好きなF値にしてから補正するのがいいのかもしれませんね。
ますますカメラが楽しくなりそうです。ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/16 14:37

私は、一眼レフはフイルムのマニュアル機から入りました。


マニュアルでは露出補正の考えはありません。露出計はありますからそれは参考にしますが、必要なときには直感的にその値からはずしたりします。露出計であわせてから半絞り、ひと絞り、シャッター速度をいち段ずらす、というのを行ったりします。AEロックというのもありません。写す構図とは変えて測光し、露出を決め手から元の構図で写します。

ISOを変える、というのは要は限界を超えたから行う、という考えでどうでしょう? 絞り、あたりまえですが開放より明るくできません。だから、シャッター速度を固定したとして、絞りを調整して開放を超えて明るく、となるとISOを変えるしかなくなります。

結局・・・何が重要か、だと思います。スポーツ写真はある程度のシャッター速度を確保しなくてはないません。被写界震度としてF4、動きをとめるためにシャッター速度は1/500以上必要、であれば私はF4で写す範囲の明るさを見、一番暗いところで1/500あれば絞り優先でF4にします。ここで、もし1/250になってしまうとすると、ISOを上げます。もし、ISOを画質確保の限界以上に上げなくてはならないとすると、ノイズ覚悟でISOを上げるか、絞りを開けるか、若干のぶれを覚悟して1/250までで写すか、となります。それは、写すもの、写す状況によって違います。

シャッター速度優先、絞り優先、マニュアル。これは必要な絞り、シャッター速度を得て適正な露出を決めるための手段でしかありません。露出補正はその補正を行うための手段です。手段ですから、目的ではないわけです。カメラの使い方で手一杯なのかもしれませんが、あわてることはないです。
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この回答へのお礼

>マニュアルでは露出補正の考えはありません。
なるほど。「補正」と言うくらいですから、自動で適正(と思われる)露出がまずでいることが前提っぽい言葉ですよね。

私の場合はあまり速いものは撮りません。望遠側もあまり使いません。まずは人、風景(町並みとか)、それから景色を少々っていう感じですね。基本的には絞り優先で、ぶれないSSを確保、無理ならISOを調整、必要であれば状況に合わせて露出補正、という感じになりそうです。

実は、10年前くらいに親戚から銀塩時代の初代Kissを譲り受け、本も読まずにひたすら撮っていた時期があります。いいな!と思える写真が撮れたときもあれば、暗い写真ばかりが連続するときもあり原因は不明でした。それから何年も経ってkiss x4を購入したので、せっかくだからちゃんと勉強してみようという気になったところです。知識と実践、実践と知識ですね。
私は自分のそのときの自分の感動が写真に写り込むような、そんな写真が撮れるようになりたいです。あわてず、ゆっくり手段をマスターしていきたいです。

お礼日時:2011/02/18 19:09

すでに回答が出てますが、難しく考えすぎです。


AvやTvモード、つまり露出をカメラ任せにしたときに被写体によってはオーバーになったりアンダーになったりするのを補正する機能です。
もっとざっくり言えば明るく取りたければ上げて、暗く取りたければ下げればいい、それだけです。
例えば真っ白な雪原の中に黒い服を着た人がいて、それを全身撮影使用とします。
測光モードを評価測光にしてれば、ほとんどが白なので人物はかなりアンダーに撮影されてしまいます。
スポット測光で人物(被写体)にあわせてればある程度正確な露出で撮影されるでしょう。
EV補正はカメラ任せでダメな場合の調整機能です。
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この回答へのお礼

まぁ、そうですね。あとは撮って撮って考えるのが一番かもしれません。
私は機械の中で何が起こっているのかを知らないとなんか落ち着かない性分なものでつい(笑)

お礼日時:2011/02/18 19:00

もう少し補足します。



露出レベルインジケータは、カメラが演算した露出レベルを表示しています。
センターの0に指針があれば、カメラの判断どおりのレベル。指針を左に振るとマイナス補正、右に振るとプラス補正です。

ちなみに、評価測光では、必ずしもグレーカードの反射率18%と言う考え方は当て嵌まらない場合もあります。
これは、カメラが被写体の置かれている状況を判断し、標準となる露出値に自動で補正を掛けているからです。

ですから、評価測光で下手に露出補正を掛けると失敗する場合もあります。
露出補正を掛ける場合は、他の測光モードの方が確かです。これだと、狙った部分の反射率18%に対し補正が掛けられます。
一般に良く言われる、黒マイ(黒い米)・白プラ(白いプラチナ)ですね。
要するに、黒っぽい或いは反射率の被写体はマイナス補正。白っぽい或いは反射率の高い被写体はプラス補正です。
補正量は経験則によるので、幾つが適正かは画一的には申せません。

ISO感度自動設定は、基本的に露出不足になりそうな時、自動的に感度を上げる仕組みです。
この設定でも、P・Tv・Av露出モードでは露出補正は有効に機能します。
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この回答へのお礼

補足ありがとうございます。
測光方式についてもいろいろといじってみましたが、仕上がりが全然違いますね。経験によるところが多そうです。たくさん撮って試してみます。

お礼日時:2011/02/18 18:57

ケース1


ケース2
ケース3
何れも、ご理解どおりで結構です。

ケース4-1
ケース4-2
ケース4-3
ISO感度自動設定の挙動について、纏めて回答します。

Tv優先モードでは、設定したSSは固定。f値が使用レンズの開放値以下になると、1/3段刻みで露出不足にならないよう設定の上限までISO感度が上がります。

Av優先モードでは、設定したf値は固定。SSが概ね「1/(焦点距離×1.2)」を下回ると、そのSSをキープしつつ、1/3段刻みで設定の上限までISO感度が上がります。

Mモードでは、設定したSSとf値に対し、適正露光となるようISO100~設定の上限までISO感度が上がります。

なお、Kiss X4は使用経験なしで正確なところは解りかねますが、多分、ISO感度自動設定のISO感度表示は1段刻み表示ですが、制御は1/3段刻みで行われています。

最後の2行に関しては、お見込みのとおりです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。本当にわかりやすいです。
手ぶれしないようなSSをカメラが焦点距離をもとに算出して、その数値とのバランスを見てISO感度を調整しているのですね。

> なお、Kiss X4は使用経験なしで正確なところは解りかねますが、多分、ISO感度自動設定のISO感度表示は1段刻み表示ですが、制御は1/3段刻みで行われています。
なるほど。表示は確かに1段刻みです。でも露出の補正が1/3刻みで動かせるので、内部的には1/3で調整していると考えるのが自然ですね。

お礼日時:2011/02/16 14:21

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