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微生物の培養を行い菌数を測定する実験を行っていますが、
CFU(colony forming unit)を使う意味は、
「顕微鏡下で菌を1つ1つ数えるのは困難なため、
コロニーを測定しそれを生菌数とする」
という解釈でよろしいのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

顕微鏡下である濃度に調整した菌液に含まれるを1つ1つ数えても、生死は


分からないので、ある条件で培養した菌のCFUを取って生菌数を出します。
しかしながら、CFUを取る時の培地では蒔いた時にある程度ストレスが
かかりますから、それもある程度考慮しないといけないと思います。
従って、蒔いた時点では実際のCFUよりも多くの菌が生きていることはほぼ
間違いないです。

CFUは、薬剤処理や培養条件等で増減するかどうかという試験にもよく用いら
れます。同じ濁度や密度の菌でも、薬剤等の処理でCFUが減少すれば、その処
理が菌に殺菌あるいは静菌の効果があると考えられます。
あるいは薬剤等の処理を行ったにも関わらず対象菌株に比べてCFUの減少が抑
制されれば、その別の菌株は薬剤等に耐性を示すと考えられます。

生菌数を数える際は、染色した細胞を顕微鏡下で数える方法やフローサイト
メーターで数える方法もあります。
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文字通り、コロニーを形成する単位



ある条件下で培養した際に生育してくるコロニーの数を菌数とするものという考え方ですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

コロニーの数=菌の数ですね。
数えにくいからというわけではなかったのですね。

お礼日時:2011/02/28 23:45

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