なぜ人は人を殺すのか、というのはよく言われることですが、これの答えについてです。
自然界では、一つの種が増えすぎると食料が減ったり、天敵が増えたりしてバランスがとられています。
僕は人が人を殺すのもこの自然の摂理によるものだと思います。人間が多すぎることによって人間が人間の天敵となり、争いあっているのではないでしょうか。
人が人を殺す理由は恨みだったり、欲だったり様々にあると思います。ですがこれらは結局人間が増えすぎたからここまで酷くなっているのではないでしょうか。
だからといって、戦争はなくならないあきらめるしかないと言うつもりはありませんが、ただ最近このように感じました。
皆さんはどう思われますか。聞かせて下さい。
No.15ベストアンサー
- 回答日時:
相関と因果は分けた考えないと、
リンクにもあるように、
アイスクリームの売り上げが伸びると、水死者数も確実に増える。
したがって、アイスクリームが水死の原因だ。
という結論になりかねません。
人口増加と殺人は相関(人口が増えれば殺人が増える)はあるが因果関係(人口が増えたことが殺人の動機である)はないというのが回答者さん達の共通した答えだと思います。
皆さんの意見をわかりやすくまとめていただき、ありがとうございます。
「人口が増えたことが殺人の動機である」とまで直接的な因果関係があるとは思えませんが、間接的な因果関係はあるように思っています。
なので、これからどのような因果関係があるのか考えていきたいと思います。
shift-2007を含め、皆さんご回答ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
No.14
- 回答日時:
殺人と人口数とは相関関係にあるかもしれない。
でも、因果関係はあるだろうか。
インドとアメリカを比べた場合、殺人事件はインドの方が多い?
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%96%A2% …
この回答への補足
単純に人口数というより、人口数の増加や社会の発達など文明の発展と、殺人・自殺などとの間には因果関係が有るのではないかと思います。
インドの社会はアメリカほどには成熟していないように思います。
No.13
- 回答日時:
>人口密度が高くなり、文明が発達すれば必ず社会の
>精神的荒廃によるモラルの低下や短絡的衝動化
>による殺人が起こるとすれば、
そんな事は言っていません。
「現代社会の精神的荒廃によるモラルの低下や短絡的
衝動化による殺人は、人口密度とは直接関係のない」
と書いたように、分業化&組織化の発達において、
その個人の生存システムの社会への延長を、自覚的な
把握(=社会生命としての自覚化)によらず、お金や出世
といった“馬車馬の目の前のニンジン”、あるいは法規や
モラルといった拘束といった、アメとムチによって他律的
に行った結果による歪みです。
本来、社会は分業=助け合うために集まったものであり
ながら、その「助け合い」である労働は、お金をもらう為
に嫌々働いており、助け合う喜びに満ちるべき社会は、
弱肉強食の疑似ジャングルと化してしまった。
(ここでも、虚栄心と自己顕示ばかり激しく、他人が自分
より優れている事が自分の損のように考える輩が多い
(助け合いとしての社会なら、他人が優れている事は
自分の得でもあるはずなのに))
他人が敵対者であれば、論理的(ただし自己中心的な
「論理」)に突き詰めれば、先の「他律的生」の『他律』の
タガが外れて、人を殺したくもなって当然である(それが
「悪い」というのは外からの強制でしかなくなる)。
この回答への補足
僕は「人口密度が高くなり、文明が発達することによって必ず社会の精神的荒廃によるモラルの低下や短絡的衝動化による殺人が起こる」という事実が存在するのではないかと考え、もしそのような関係性が存在するならば…
ということが言いたかったのであって、「あなたが言ったように…」という意味ではありません。わかりにくかったらすみません。
No.12
- 回答日時:
>小規模な社会の方が争いは起きにくくなるでしょう。
確かに一人の人が管理できる能力には限界がありますから、少人数のコミュニティーを運営する場合の方が管理しやすいので結果として争いが生じにくいというのは事実です。しかし、これは管理者がコミュニティーをしっかり管理運営してくれることが前提の話です。
しかし、人間は完璧ではありません。管理者も時には間違えます。ヒューマンエラーは人口が多い少ないに関係なく生じます。そしてそれが争いの火種となるわけです。
そして、たとえ管理者として理想的な人物が運営してる場合でも、それに対して不満を持つ人、反抗する人、悪意を持ってクーデターを企てる人も必ず現れます。事態を収拾しようとすれば必ず争いが生じます。
さらに管理者が不在であったり、怠慢であったり、悪意を持っていたり、自分の利益ばかりを要求したり、不正を働いたりするなら、人口が多い少ないに関係なく多くの争いを生じさせることでしょう。
あなたはどうしても争いの原因を人口の数にこだわりたいのでしょうけど、人口が多くなって変化するのは、ただ単に被害をうける人の絶対数が増加するだけのことです。人口が増えれば、それだけ被害者数が増えるのでそのために争いが酷くなったように錯覚してるだけです。最小のコミュニティーである家族の中でさえ頻繁に争いが生じるというのに、どうして人口が少なくなれば争いが減るでしょうか?
そもそも管理してくれる人がいないと、コミュニティーを平和にやっていけないというのが間違いなのです。それだけ人類が馬鹿だってことです。しかも馬鹿を野放しにしてしまうと争いを無限大にまで増やし続けるので、しっかり管理しなきゃいけない。しかし管理するのも同じ人間、そう馬鹿な人間が管理している。
バカがバカを管理してどうしてうまくいくでしょうか?
うまくいくはずがないのは目に見えてます。
>何とか争わずに済む方法を見つけないと、という思いを持ち続けてほしいです。
ですから、私の考えでは「解決方法」は2つです。
1、管理者が不要になるくらいに、全人類が一人残らず賢くなる。
2、絶対的な能力を持った賢い管理者に全人類をしっかり管理してもらう。
人類は管理者を不要とするほどに賢くなれるだろうか。義務教育を受ければ管理者が不要になったでしょうか。答えは明白です。
絶対的な能力とはなんでしょうか。
それは人類の誰も逆らうことができない、束になってもかなわない絶対的なチカラをもっていて、しかもすべての人をひとりひとりを適正に治めることの出来る能力を持ち、決して死ぬことのない不滅の存在で、決して不正なことに手を出さず、いつでも人類の益を追求し、その決定はいつでも正しく、絶対に間違えることがない、まあ、分かりやすく言えば「神」とでも言えばいいでしょうか、そうゆう存在。
そう、どちらも不可能です。
もし他に方法があるのなら教えてください。もしないのなら諦めるしかないという結論です。
あなたは全人類に改造手術を施してロボットのように命令通り動くようにして人類を管理しますか?
そんなのは争いをなくすために人類が全滅すればいいと言っているのと同じです。
この回答への補足
>あなたはどうしても争いの原因を人口の数にこだわりたいのでしょうけど、人口が多くなって変化するのは、ただ単に被害をうける人の絶対数が増加するだけのことです。
僕が言いたかったのは、人口密度が高まることによって争いが起こるということではなく、争いが人口の制限という性格を帯びるようになる、ということだったり、また現代社会の人間同士の争いの原因の一つとして人口の増加が考えられるのではないかという程度のことであり、争いが起こるのは全て人口増加が原因であるとは言っていません。わかりにくい質問をして申し訳ありませんでした。
>もしないのなら諦めるしかないという結論です。
「不可能だからあきらめるしかない、よって解決したいという想いを持つことは無駄なことであり、そのような想いをもつ必要はない」という考えにはなりたくないということです。僕自身はたとえ不可能でも、何とかしたいんだという想いだけでも持っておきたいと思います。
No.11
- 回答日時:
生物は、淘汰に対する反動としての進化=生きるために
生まれてきているので、死は忌避すべきものとなる。
しかし、殺すことが悪かといえば、毎日食べているものは
“生きていたもの”=殺したもの、あるいは体の中で多くの
細菌を殺すことで生きている。
生態系は、そうした食物連鎖のバランスによって恒常性を
保っている。
それは、他との関係だけでなく、自分自身に対してでさえ、
遺伝子は細胞の分裂回数を制限しており、自らの寿命を
限定することで、世代交代による進化を可能にしている。
確かに、最初に述べたように「死を忌避するのが生物」だが、
現実に誰も死ななければ、人口爆発であっという間に餓死
するか、あるいは子供をつくれない社会になる。
人類同士においても、社会の分業化や組織性が未発達な
時代には、他生物との対応と同じく自然淘汰の対象でしか
ない(それを拒否するのは可能だが、結果は自己の死)。
殺人が絶対悪になるのは、分業や組織性が十分に発達
して1個の生命体(社会生命)として共通の利害を有する
ようになってからだ。
「密度が高くなると殺し合う」というのは、確かに自然界
では見る現象であるが、人類の場合は、それとは違う。
人口爆発を起こし、餓死者を出しているアフリカでは、
自殺者は極端に少ない。
確かに内戦は酷いが、実は部族間抗争は昔(飢餓以前)
からあり、違いは植民地時代に宗主国が持ち込み、後に
東西冷戦時に米ソが持ち込んだ近代火器の殺傷力だ。
現代社会の精神的荒廃によるモラルの低下や短絡的
衝動化による殺人は、人口密度とは直接関係のない、
自然が遠くなり、核家族化による家庭教育の劣化、
地域コミュニティの希薄化による世代間の文化的伝承
の阻害(=学校教育やTV・PCなどの人工情報による
意識形成への過度の依存)などによって、個人の意識
の社会性が低下(=自己チュー化)する事による。
自分がなぜ生きているかも分からない(=他律的生)
人間に、他人の生の意味など分かろうはずもない。
この回答への補足
人口密度が高くなり、文明が発達すれば必ず社会の精神的荒廃によるモラルの低下や短絡的衝動化による殺人が起こるとすれば、これは自然の摂理とはいえませんでしょうか?アフリカの場合は文明の発達が十分でないのでは?
>人口爆発を起こし、餓死者を出しているアフリカでは、自殺者は極端に少ない。
この場合は、人口の制限が餓死によって行われているのではないでしょうか。また、米ソが持ち込んだ近代火器の殺傷力というのも文明の発達によって得られたものだと考えれば、アフリカでは一部の文明のみ発達した状態であるので、餓死や部族間抗争が近代火器の殺傷力によって人口の制限が行われているのは考えられませんか?
また、
>「密度が高くなると殺し合う」というのは、確かに自然界では見る現象であるが、人類の場合は、それとは違う。
と思われるのも、人類以外にこれほどまでに発達した高度な社会を作り、密度が高くなった種が存在しなかったために、人間に十分なデータや経験が無いからだと思います。人類以外の生物でも、社会性を発達させ、密度が極端に高くなれば人類のようなことになるのではないでしょうか。
No.10
- 回答日時:
いや、自然の摂理では無いでしょう。
それを言ったら人間の行動すべてが自然の摂理となってしまいます。
人が人を殺すのは昔からありましたし、局所的に見ても人口とは関係ないような気がします。
もちろん環境が受け入れる余裕がないことによる問題もあるとは思います。
ただ、最初の問題と後半は別な問題な気がします。
この回答への補足
嬉しいことに大変多くの方からご回答していただいているのですが、様々な方のご意見を読むうちに、自分は「人間も動物の一種であり人間の行動全てが広い意味の自然の摂理にあたる」と考えているように思えてきました。
これでは、この質問の意味があまりなくなってしまうので、困っているのですが…
No.9
- 回答日時:
殺人が自然の摂理だという理論は、単なる言い訳に過ぎません。
その言い訳がかっこ良く思えるから支持したくなりますが、正しい答えではありません。じゃあ、なぜ人は人を殺すのか?
実際には、ただ単に人類の本質が馬鹿だからです
そして、あなたも自分は人を殺したことないから関係ないと思っていますが、本当のところはあなたも私もそんな馬鹿な人類と同族であって同じ穴のムジナなのです。状況が変われば殺す可能性もあるし、直接的に殺人に関わらなくても間接的には関わっている。たとえば遠くの国に住んでる人が餓死しているというのに、ソレを黙ってみているのは殺人ではないのか?なんら勝るところも劣るところもない。
あなたは人が多いから殺人が生じると論じますが、ホントにそうでしょうか?世界人口が1人になったとしても殺人は生じます。それは自分を殺すからです。きっとさみしくなって自殺することでしょう。人口が少なかろうが多かろうが争いの相対数は大して変わりません。人類はほぼ100%争うからです。ただ違うのは死人の数が違うってだけのことです。
非現実的な希望でしかないですが戦争がなくなったらいいですね。みんなそう思っています。ほんと無くなればいいのにって。それでも戦争はなくならないし、あきらめるしかない。
この回答への補足
戦争がなくなったらいいと思われるなら、あくまで人間を他の動物と違う(たとえその違いが”馬鹿だ”という点にあるとしても)と思われるならば、何とかしなければ、何とか争わずに済む方法を見つけないと、という思いを持ち続けてほしいです。
それから、社会は小規模であるほうが、大規模な社会よりも治まりやすく、混乱しにくいと思います。それによって小規模な社会の方が争いは起きにくくなるでしょう。
世界人口が1人になって殺人が生じると考えるのは、今現在の状況を知っていて、その中から言うことだからそう思うのであって、自然な流れで世界人口が減っていき、その時点での社会または環境に適応しつつ1人とまでは言わないものの人口が減ったのであれば、結果はわからないと思います。
No.8
- 回答日時:
人間以外の動物は、同種を殺すことはありません。
オス同士の争いが相手を傷つけ結果として死なせる
ことはあります。
またライオンのオスは、メスの連れている赤ん坊を殺す
ことがあります。それは子供をなくすことで
メスを発情させ自分の子孫を残すためであって、自然の
節理の範囲内と言えるでしょう。
でも人間は、正当な理由がなくても人を殺します。
自分の快楽のために人や動物を殺します。
それは、人間には本能がないからです。
相手が降伏すれば、それ以上攻撃できなくなると
いう他の動物がもっているブレーキがないのです。
この回答への補足
人間が快楽のために人や動物を殺すという精神状態に成り得るのも自然の摂理のうちとは考えられませんか?
人間の数が少なかった頃は人間同士の殺し合いや争いも野生動物の例と似たようなものだったかもしれませんし、今では人間は増えすぎて人間同士が異なる種のように振舞っているように思えます。例えば、支配者と被支配者とか、宗教の違いとか、人間は精神的に異なる種を作り出して争っているという考えはどうでしょうか?
No.7
- 回答日時:
単純に、利害の衝突があるからです。
そして、公共の倫理が介在しないことが、それを助長させます。
例えば、質問者様が好意を寄せている異性と、誰でも良いのでもうひとり、質問者様と同性の3人きりの世界になったとします。
恐らく、最初のうちは何とかうまくやろうとするでしょう。
しかし、やがて様々な強迫観念に迫られることになる。
同性の相手に好意を寄せている異性を取られてしまったら…。
自分がそう感じているように相手もそう感じ、命を狙ってきたら…。
異性の好意がやがて同性の相手に向くのではないか…。
そうなったら、自分は生きていけるのか…。
そして、3人きりの世の中には対外的な倫理観なんて存在しない。
要は、人数の問題じゃないんですよ。
タリバンの話を知っていますか?およそ法治国家に守られている我々には想像もできないでしょうが、法によって守られていない人々にとっては、例え武力的支配者であっても武力によって保護してくれる彼らは必要なのだそうです。
そうでなければ、いつか殺戮による略奪者がやってくるだけのことですから。
これが「無法地帯」の実情です。
いざとなったら、理屈ではなく単純な損得勘定のみで考えてしまう。人殺しが目撃者を殺してしまう心理と同じと言えばわかりやすいでしょうか。
この回答への補足
たしかに争いが起こるのは人数の問題ではないかもしれませんが、それがここまで酷いのはやはり人数のせいではないかと思います。
人が殺しあうのもそうですが、人間が争ったり、自殺したり、そういう様々なことが人間が多すぎることによって少なくとも”酷くは”なっているのではないでしょうか。
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