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mp3プレーヤー(SDカード方式)をラジカセにステレオミニプラグで
つないで聞いています。

プレーヤー側はイヤホンジャックで、ラジカセ側は外部入力端子(AUX)です。

おもにYouTubeの曲を「超驚録」でパソコンに取り込み、
iTunesにため込み、そこからSDカードに移しています。

プレーヤーから直接イヤホンで聴く分には音質良好です。
また、iTunesからCDに焼いて、それをラジカセから聞く分には
十分な音質なのです。

ところが、なぜかプレーヤーをラジカセにつないで聞くと、
音質がはっきり劣化します。高音部と低音部がカットされ、
さらにくぐもった感じです。


質問・疑問は以下の通りです。

1)これはいったいどうしてなのでしょうか?
CD(自分で焼いた)程度の音で聴くにはどうしたらいいのでしょうか?

2)そもそもYouTubeの音質はどの程度のものでしょうか?
市販のCDと比較してどうなのでしょうか?

mp3プレーヤーは4年前ぐらいに購入のサンヨー(Diply Music M400SD)
CDラジカセは東芝の同じぐらいの古さの5、6千円のものです。

レコード、カセット世代にも分かるようにご説明いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

はじめまして。



1)ラジカセは枯れた製品です。
元々利潤が少ない部類に含まれます。
製造コストは低く抑えねばなりません。
全盛期の巨大ラジカセはアンプ出力40W、30センチウーファー搭載など化物もありましたが、ラジカセはラジカセです。
筐体が樹脂製でスピーカーが本体に組み込まれているために
スピーカーの振動で鳴きが生じて音が濁ります。
それでも国内生産している内はまだマシでしたが、バブル崩壊以降製造コストは低く抑えられ、部品も格安なものを採用するようになりました。
また更なる製造コスト低減のために製造は中国に移転。
現在では中国の地元メーカーが製造し、日本メーカーのブランドで販売しているだけのものが多数です。
ラジカセを通すよりは、1万程度のパワードスピーカー(アンプ内蔵スピーカー)で再生した方が筐体の鳴きが無い分、すっきりした音になります。
ミニコンポに接続した方がまだマシな音になります。
音の出口はアナログなので、アンプ、スピーカー部にどれだけ金がかかっているかで音の善し悪しが決まります。

2)YouTubeは元々動画共有サイトです。
アップできる容量に制限がありますし、またネット経由での視聴なのでできるだけ容量を抑えねば視聴が覚束無い環境もあります。
そのために採用されるフォーマットはMP3やAACなど容量を抑制できるものを使用します。その際の収録ビットレートは様々です。酷いものになるとMP3の64Kbps程度のものもあります。
MP3の64Kbpsは会話録音用途であり、音楽用とは言えません。
それでもメインは映像ですし、映像と一緒の場合は音質の悪さも余り気にならなかったりもします。
またPCでの視聴がメインで、PCの音声環境はラジカセ以下の場合も結構あるので、それこそ気にならないのです。
動画共有サイトですので音声は二の次です。メインは映像です。元々の音質が悪いものも結構あります

CDの場合はリニアPCM、16bit、サンプリング周波数は44.1KHz、周波数帯域は最大20KHzで転送速度は約1.5Mbpsです。
MP3の例です。
192Kbpsまで周波数帯域は最大20KHzですが、128Kbpsでは最大16KHzに制限されます。
圧縮音声はこのような帯域制限やマスキング効果を利用してデータの間引きをしているので、当然CDよりも音質は劣化します。
ただその間引き方が巧妙なので気付かないだけです。
もっともオリジナルのCDとMP3の128Kbpsではかなり違います。
それでもMP3の128Kbps程度ならば、カセットテープのTYPEII程度のレベルと同等ですし、カセットテープのようなヒスノイズが無い分、多少良い音に聞こえます。
リニアPCMとMP3の128Kbpsを比較すれば約10分の1にまでデータ容量を圧縮することが可能です。
音楽使用ならばこの程度が限界です。MP3を改良したフォーマットのAACならば96Kbps程度まで。

YouTubeでのHD(ハイビジョン)動画でも音声はAACの128kbps程度のものもありますが、SD(標準解像度720×480以下)動画のものでは96Kbps以下のものが大半です。

またデジタルと云えどもフォーマットを変換する(別の方式に変換。サンプリング周波数の変換)度に音質は劣化しますし、元々非可逆圧縮のMP3やAACは例え変換後ビットレートを高く設定しても、元よりも高音質になることはありません。単に容量が増えるだけで、音質が向上するわけではありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

膨大なご回答に圧倒されました。
これだけ書くのは大変だったでしょう!

しかし、レコード、カセット世代としては、
質問の(1)(2)にもう少し沿った、分かりやすい
ご回答を頂けると助かります。

しかし、せっかくですのでこれからもう一度読み直します!

お礼日時:2011/04/21 18:46

>プレーヤー側はイヤホンジャックで、ラジカセ側は外部入力端子(AUX)です。



イヤホン出力(ヘッドフォン出力)と、ライン入力(AUX)は、信号レベル、電圧レベル、インピーダンスが違うので、直結してはいけません。

イヤホン出力の信号をラインレベルに変換する一般的な方法はありません。

高出力なイヤホン出力回路を持つ機器であれば、ボリュームを極限まで上げれば、ラインレベルに相当する出力が得られますが、音割れしたり歪みが出ます。

その接続では、イヤホン出力のレベルが低過ぎ、AUXから入力した時点で信号レベルが低過ぎ、マトモな音は出ません。

「オーディオ機器のイヤホン端子には、イヤホンとヘッドフォンしか接続できない」と言うのを忘れないで下さい。

なお、イヤホン出力とマイク入力なら、レベルが異なってはいますが、近いレベルなので、AUXではなくマイクに繋ぐと、少しは良いかも知れません。

但し、マイク入力に入れると、レベルオーバーでラジカセが壊れたり、壊れなくても音割れする可能性があるので、出来れば止めた方が良いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

イヤホンジャックからAUXにつないでも
音量的には十分なものがあります。
まともな音が出ています。
音質がやや落ちるほかは問題ありません。

お礼日時:2011/04/21 18:42

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