

お客様からねぎらいの言葉を頂き
「とんでもございません」と使うのは、誤った言葉遣いであると以前テレビで見たことがあるのですが、
自身(当方)はお客様からねぎらいの言葉を頂いたときにどのように返答すればいいでしょうか。
他の質問&回答も参考しながら候補を挙げます。当方の言葉遣いとしてどれが適切でしょうか。
お客様「丁寧な対応ありがとう」
当方:(20代男性)
「とんでもございません」
「滅相もございません」
「暖かいお言葉ありがとうございます」
「お気遣いありがとうございます」
「過言なお言葉でございます」←時代劇で天皇が家臣を褒めたときに家臣がこのように返答していた。(現代では慇懃無礼に相当するのか否か)
また他の表現方法や言葉遣いがあれば、よろしくお願い致します。
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
「とんでもございません」は、国語的には間違いですね。
「とんでもない」は一語の形容詞です。
ですから、これを打ち消して敬語化する場合、正確には「とんでもないことで(ございま)す」となります。
一方、当節は「とんでも」+「ない」と解釈し、後節の「ない」を敬語化して、「とんでもございません」と言う表現が横行しています。
その結果、他の回答者さんが言われている通り、文化審議会答申等で「現在では使っても問題はない」としています。
「使っても問題はない」と言うコトは、「国語的には間違いではあるが、現代語的には充分に意味・意図は通じるので、誤用を許容する」と言うことになろうかと思います。
使っても構わないけど、相手に国語知識や国語力が低いと思われる可能性があるので、無意識に出てしまう範囲は構わないですが、出来れば避けた方が良いのではないでしょうか?
過分な誉め言葉などを戴いた場合には、謙遜と、相手への尊敬・感謝の念を込めるのが良いと思います。
「とんでもない」「滅相もない」などは、謙遜の意図ではありますが、相手の言動を打ち消してしまいますので、必ずしも適切では無い場合もあろうかと思います。
「暖かいお言葉ありがとうございます」だと、感謝の気持ちが素直に伝わる良さがある一方で、謙遜の念が有りませんね。
20歳代の社会人としては、ちょっと幼い感じがしてしまいます。
「過分なお言葉でございます」「勿体ないお言葉でございます」などは、謙遜表現ですが、相手への敬意と、感謝の念も充分に伝わりますので、非常に適切です。
極めて『慇懃』ですが、『無礼』の要素は無いですよ。
ただ古臭い表現なのと、ちょっと大げさかも知れません。
これを現代的に簡単に言えば、
「恐縮です」
「恐縮に存じます」
「恐れ入ります」
などが無難ではないでしょうか?
古語的に言えば「恐れ多い(畏れ多い)ことでございます」と言う感じです。
相手の有難い言葉を戴いて、恐縮するワケで、謙遜と敬意と感謝の全てが含まれる、現代的で便利な言葉かと思いますヨ。

No.3
- 回答日時:
>「とんでもございません」と使うのは、誤った言葉遣いである
そんなことはないですよ。
平成19年の文化審議会の答申「敬語の指針」↓
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf …
の50ページに、現在ではよく用いられる表現であって、使用して問題ない、と言う趣旨の解説がついています。
「とんでもない」は「とんでも+ない」ではないから、ということで「とんでもないことです」と言うのが、トラディショナルな文法的説明ですが、上の指針にもあるとおり、意味が広がって別の意味に取られる危険性ありなのは、注意しなければなりません。
でも「とんでもございません」が使いたくないなら(まちがい、と言う人もまた多いから)、状況にもよりますが
「いやいや、御礼いただくほどのことではありません」
「こちらこそ、ありがとうございます」
なんていう表現はどうでしょう。
後は雑談になりますが、好みの問題かもしれませんが、最近、過剰に丁寧に言う傾向があるのは気に入りません。
一般的な話として、例えばファミレスやファーストフードあたりで、馬鹿に丁寧な言葉遣いをされると、私はイラつくんです。
適当にうまくて、早くて、安ければ、それでいいところですから。
No.2
- 回答日時:
「過分なお言葉をいただきまして有難うございます。
」過言とは云いません。丁寧過ぎて客の居心地が悪くなるのでは?
にこやかに「有難うございます」だけでもいいのではないかと思います。
「お気遣い有難うございます」
なんて言うと相手は余計気を使ってチップでもあげないといけないかと思います。
「とんでもない、めっそうもない」は同義語で表現が、大げさで過激
「君のおかげで命拾いした」と言われた訳ではない。
客の言葉が有難いとか、勿体ない言葉だと思う表現であれば、
客「丁寧な対応有難う」
「おそれいります」とか「有難うございます。またおまちしております」の方が肩が凝らない
と思います。
ご指摘ありがとうございます。
「過分」を「過言」と聞き間違えておりました。
確かに時代劇でも同じような表現で、
「身にあまるお言葉でございます」と言っていたような気がします。
勉強になりました。
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