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水道水には塩化物イオン、次亜塩素酸素が含まれている事を知りました。
下記2点について分からないことがあったので、水について詳しい方教えてください。

1)塩化物イオンが多すぎると水はカルキ臭がする?
2)もしカルキ臭の原因が塩化物イオンでなければどんな物質が原因として考えられる?

出来れば参考になるサイトを添えてご回答宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

塩化物イオンと次亜塩素酸(次亜塩素酸"素"ではない)は、どちらも塩素原子が成分ですが、似て非なるものです。


どちらも微量ながら水道水に含まれるものですが。
塩化物イオン(塩素イオン)は、塩素原子のイオン化したもので、マイナスイオンの一種です。
水道水は、ほぼ中性なので、等量のプラスイオンと一緒に入っていて、その対となる+イオンがナトリウムだったり、マグネシウムだったり、カルシウムだったりするわけですが、いずれもカルキ臭はしません。
ナトリウムの場合はいわゆる食塩水で、塩辛くなり、マグネシウムの場合は苦みが出てきますが、カルキ臭にはまったく関係がありません。
また、塩化物イオンには、水道水に入っている程度では、ほとんど殺菌効果はありません。

水道水の殺菌・消毒のために入れられるのが次亜塩素酸ソーダや塩素ガスで、どちらも水中ではイオンではない塩素を発生させます。
これが残留塩素と呼ばれるもので、殺菌効果があり、法律上、水道水には入ってなければならないのですが、カルキ臭の元になっています。
残留塩素が多ければ、カルキ臭は強いですが、これは水中で少しずつ消えて少なくなるので、浄水場から離れた水道管でも消えないように、浄水場ではやや多めに注入します。なので、浄水場に近い配管のお家ほどカルキ臭は強いでしょう。
また、水の汚れが大きい場合はアンモニアなどと反応した残留塩素が特にカルキ臭が強くなることがあります。
ここのQ1とQ4が参考になるかと思います。
http://www.pref.mie.lg.jp/SUISHITU/HP/sec_3_2.htm
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