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2009年4月に「南京!南京!」が中国でロードショウされたそうです。私もYouTubeで見ました。南京進行についてかなり、真相に迫った映画だと思いました。でも、中国側の30万人犠牲の考えはかわらずにいます。やはり大げさな数としかいえません。でも映画の内容は、真相に迫っていいるようにしか思えません。国民党は南京から逃げ、共産党軍は日本軍に降伏したのにもかかわらず、南京市内で、ゲリラ的交戦をし、日本軍はそれに怒りを覚え、残った中国軍の兵隊、一般人の虐殺を始めた。やっぱりこれには腑に落ちないところが何個かあります。

1.)もしこれが本当なら、なぜ中国政府は東京裁判に南京進行について提訴しなかったのか?いくら国民党がアメリカのご機嫌を伺っていても。

2.)映画の中で朝香宮中将が昭和天皇が中国軍の完全なる破壊を願っていると言っている。もしこれが本当なら、昭和天皇はA級戦犯となる。

ぜひ意見を聞きたいです。

A 回答 (4件)

>意見を聞きたいです。


意見ではないのですが、

>腑に落ちないところが何個かあります。
過去へのタイムトラベルは物理学的に可能ですので、そう遠くない未来に、事実が白日の下に晒されるでしょう。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/05/05 04:49

意見は


ないので、事実のみ

1.)もしこれが本当なら、なぜ中国政府は東京裁判に南京進行について提訴しなかったのか?いくら国民党がアメリカのご機嫌を伺っていても。

提訴したので
・中支那方面軍司令官であった松井石根大将が、他の訴因では無罪認定されたのに
南京事件における監督責任のみ有罪で、死刑になっています
(松井岩根はA級戦犯容疑者として、A級戦争法廷に起訴されたが、B級戦犯として処刑された)る

・B級戦争法廷である南京軍事法廷で、第六師団長谷寿夫が有罪死刑。
(谷は、事件は中島部隊(第十六師団)の所業で、自分の部下は無関係と反論)
百人斬り競争と報じられた野田毅・向井敏明、非戦闘員三百人斬りをしたと言われた田中軍吉など
多数が、死刑、中国軍に銃殺処刑されている。

2.)映画の中で朝香宮中将が昭和天皇が中国軍の完全なる破壊を願っていると言っている。もしこれが本当なら、昭和天皇はA級戦犯となる。

ウソであるのでA級戦犯でない
東京裁判の国際検事局は、多くの証言証拠を検討、
昭和天皇には、A級戦争犯罪(平和の破壊・・・侵略戦争の立案謀議)他
一切の戦争犯罪で起訴できる行動はしてないと認定しました。

※第十章 判定 

昭和二十三年十一月十二日朗読

松井石根

 
 被告松井は、訴因第一・第二十七・第二十九・第三十一・第三十二・第三十五・第三十六・第五十四及び第五十五で訴追されている。

 松井は日本陸軍の高級将校であり、一九三三年に大将の階級に進んだ。かれは陸軍において広い経験をもっており、そのうちには、関東軍と参謀本部における勤務が含まれていた。

 共同謀議を考え出して、それを実行した者と緊密に連絡していたことからして、共同謀議者の目的と政策について、知っていたはずであるとも考えられるが、裁判所に提出された証拠は、かれが共同謀議者であったという認定を正当化するものではない。


 一九三七年と一九三八年の中国におけるかれの軍務は、それ自体としては、侵略戦争の遂行と見倣すことはできない。訴因第二十七について有罪と判定することを正当化するためには、検察側の義務として、松井がその戦争の犯罪的性質を知っていたという推論を正当化する証拠を提出しなければならなかった。このことは行われなかった。

 一九三五年に、松井は退役したが、一九三七年に、上海派遣軍を指揮するために、現役に復帰した。ついで、上海派遣軍と第十軍とを含む中支那方面軍司令官に任命された。これらの軍隊を率いて、かれは一九三七年十二月十三日に南京市を攻略した。

 南京が落ちる前に、中国軍は撤退し、占領されたのは無抵抗の都市であった。それに続いて起ったのは、無力の市民に対して、日本の陸軍が犯した最も恐ろしい残虐行為の長期にわたる連続であった。日本軍人によって、大量の虐殺・個人に対する殺害・強姦・掠奪及び放火が行われた。

残虐行為が広く行われたことは、日本人証人によって否定されたが、いろいろな国籍の、また疑いのない、信憑性のある中立的証人の反対の証言は、圧倒的に有力である。

 この犯罪の修羅の騒ぎは、一九三七年十二月十三日に、この都市が占拠されたときに始まり、一九三八年二月の初めまでやまなかった。この六、七週間の期聞において、何千という婦人が強姦され、十万以上の人々が殺害され、無数の財産が盗まれたり、焼かれたりした。

 これらの恐ろしい出来事が最高潮にあったときに、すなわち十二月十七日に、松井は同市に入城し、五日ないし七日の間滞在した。自分自身の観察と幕僚の報告とによって、かれはどのようなことが起っていたかを知っていたはずである。

 憲兵隊と領事館員から、自分の軍隊の非行がある程度あったと聞いたことをかれは認めている。南京における日本の外交代表者に対して、これらの残虐行為に関する日々の報告が提出され、かれらはこれを東京に報告した。

 本裁判所は、何が起っていたかを松井が知っていたという充分な証拠があると認める。これらの恐ろしい出来事を緩和するために、かれは何もしなかったか、何かしたにしても、効果のあることは何もしなかった。

 同市の占領の前に、かれは自分の軍隊に対して、行動を厳正にせよという命令を確かに出し、その後さらに同じ趣旨の命令を出した。現在わかっているように、またかれが知っていたはずであるように、これらの命令はなんの効果もなかった。

 かれのために、当時かれは病気であったということが申し立てられた。かれの病気は、かれの指揮下の作戦行動を指導できないというほどのものでもなく、またこれらの残虐行為が起っている聞に、何回も同市を訪問できないというほどのものでもなかった。

 これらの出来事に対して責任を有する軍隊を、かれは指揮していた。これらの出来事をかれは知っていた。かれは自分の軍隊を統制し、南京の不幸な市民を保護する義務をもっていたとともに、その権限をももっていた。この義務の履行を怠ったことについて、かれは犯罪的責任があると認めなければならない。


 本裁判所は、被告松井を訴因第五十五について有罪、訴因第一・第二十七・第二十九・第三十一・第三十二・第三十五・第三十六及び第五十四について無罪と判定する。
(東京裁判、松井岩根判決)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

)南京事件における監督責任のみ有罪。
松井大将が監督責任で死刑。もし中国側が言う30万人の虐殺と言うことで提訴されていたなら、松井大将の処分だけではすみません。

お礼日時:2011/05/05 04:49

結論からいくと殆ど妄想といえるくらい史実に忠実ではないな


一つ目の問題は日本軍が敵国首都南京を攻略する事に対して国際法的な問題はない
次に敵国首都南京を攻略することは、現地の一部将校が参謀本部作戦部長の下村定を動かして政府に働きかけたもので、近衛文麿首相が最終決断したいわゆる政治主導の結果
コレに対して参謀総長の閑院宮載仁親王と参謀次長の多田駿及び海軍軍令部が猛反発
が、政府は軍令部が反対なら内閣総辞職で真意を問うとまでいって脅し、結局、軍令部が引き下がった

二つ目の「国民党は南京から逃げ」の部分
本来は、降伏勧告に対して「徹底交戦」か「降伏」の意思表示をすべきであり、それをせずに逃げ出したことで、南京はいわゆる「無政府状態」となった。日本軍が突入するまえから既に南京市内のあちこちで黒煙が上がっていて市内は完全にパニック状態にあった

三つ目は朝香宮鳩彦王は実際にはお飾り将軍で特に何かについて意思を示したという話はない
(基本的に旧陸軍において司令官職は天下り職であり、実質的に軍を動かしていたのは現地参謀たちだ。このあたりの日本文化的な部分は日本人には良く分かる話だが、トップダウンが当たり前の欧米人や中国人には理解できないことらしい)

ましてや陛下に関しては陸軍に対して相当に不信感を持っていたようだ「張作霖爆殺事件」の謀略や「張鼓峰事件」の戦線拡大さらには「満洲事変」における朝鮮軍の独断越境行為。
(当時の新聞は朝鮮軍司令官の林鉄十郎を越境将軍と呼んでもてはやしたが、陛下の裁可を得ず軍が国境を越えるなど完全な違法行為。その林鉄十郎も下からの(参謀の)突き上げで越境してみたものの内心ビクビクものだったとか)

まさに「朕の軍隊を朕の断りも無く勝手に動かしている」訳でいったい日本陸軍は誰の軍隊なのか?というのも当然に疑問になる話だ
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。私もあなたに同意しています。でも分からないのは、東京裁判で、南京事件は30万人虐殺とした立件できていないのに、70年以上後の今でもいちゃもんを付けようとしている。

お礼日時:2011/05/05 04:40

 中学、高校の先生が革新的な人で、1950年代~2004年、46年勤務した大学が革新的で、しかも教員や研究者を含む労組の書記長を8年やりましたので、暫くは今時、世間いう自虐史観という凝固でした。


 長く居れば年齢もいき、まぁ管理者側にもなってきましたし、保守的になりますね。
 今は日本人として、南京事件もアジアなどでのその他の帝国皇軍の粗暴行為をない、否定。という思考がしたくてそういう傾向の著述に喝采しています。
 友人もアジアの親類や友人も、私がそんな傾向に変節したとは誰も思っていません。
 
 でもこの南京事件も、YouTubeで5分くらいみたら、少し珍妙なところがたくさん出てきて、仮にこれを日本国内で上映したら、年配者で少しわかる人は噴出すだろうし、多分やはりなかったのだなぁと思うかも知れません。

 私はむしろご回答者のかたが仰せの史実に従った、南京進攻やその他の事件を日本側で作ってほしいと存じます。
 いろんな国内外の事情、当時の思潮、風潮や空気も背景にしながら、視聴覚に提供して欲しいですね。
 それにやはり東京裁判は、日本側でもやるべきでしたでしょう。所謂る人民裁判になってはいけませんが。
 日本の国情や心性も理解しながらの、戦争裁判を。
 無論、開戦のきっかけを創成していった米英、欧州のアジア・東洋進出なども視野にいれ、対戦敗戦の当事国である、アメリカをも法定判断に引きずり出さなければいけないでしょう。
 中国やアジア諸国は、決して当事国にはならず、ただ証人国、証言国でしょう。
 
 そして欧米の国家、その論理、国家と権力一般、人間という存在の法廷判断なくして、東京裁判は成り立ち得ないでしょう。
 そういう中でこそ、南京問題というものがあるなら、それを判断することでしょうね。
 日本の国民、そして世界の人間は裁く方であり、同時に裁かれる方だと存じます。
 それにしても一定の責任あるポジションの人が指揮命令をできないような軍隊は、幼児や精神異常者が刃物を振り回す以上に恐ろしいですね。
 確かに日本の組織や機構、その運営は偉い人は何もいいませんからね。
 若い頃の書記長の私は委員長以上に日常の実権限を実行していました。そして代表権も。決定権も。
 そして法人で少し上になると、もう日常は仕事は任せっぱなしでしたね。だから人事の異動でも引き継ぐ仕事は何もない。紙に一枚、○○の件だけです。
 そうしないと日常が運ばなかった。私の無能さもあるけど。無能でないと偉くならないですよ。
 優秀な人はずぅっと現業的に、齷齪、汗を流していました。
 そういうのが日本の一側面ですが、軍隊の大事な決定はそれではいけませんね。
 トルーマンはマッカーサーを解職しましたが、そういうことはやはり必要でしょうね。
 日本はやはり自らを裁くことがなければ、いけないのでしょう。
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