プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

犬の品評会って言うんですか、あるいは能力を競う大会のようなもの。
あれって、そこら辺で拾ってきたような雑種の犬ってみたことあります?
どうなんでしょう。血統書付きとかの犬の方が能力高いんですかね。
それでもう一つ考えたんですけど、人間も種類によって能力の高低があるんですかね。
あるいは雑種の人間は能力低いとか。
アメリカみたいに人種がごっちゃまぜの国はやることもおおざっぱですよね。
食い物の味もろくでもないし、何でも暴力で解決するって言う単純さとか。
やっぱり人間も動物も純血種を守っていく方がいいんですかね。

A 回答 (4件)

 家畜の品種(純血種)というのは、ある特定の目的のために育種されたものです。


 だから「その特定の能力」にかけては他の品種や雑種とは比べものにならない能力を発揮するのは当たり前です。そのために育種されてきたのですから。

 例えば犬で牧羊犬だと他の動物の群れを追う(ただし攻撃しない)能力や遠距離から人の命令を聞き実行する能力が要求されます。
 警察犬や軍用犬だと「主人」の命令に絶対服従する能力とか。これは意外にハードルが高く、主人以外の「ヒト」には躊躇なく攻撃しなければならないので、単に「人間になつく性質」だけでは無理です。
 いわゆる「猟犬」も非常に細分化というか専門化された育種がなされていて、撃ち落とした獲物(主にカモなどの水鳥)を回収するための犬がいます。レトリーバー類がそうですね。だからレトリーバー類は「泳ぐのが好き」な犬種です。どの犬種でももちろん教えれば泳ぎますが、犬は一般的には泳ぐのを怖がります。
 また獲物の存在を察知して、その位置を主人に教えるための犬種もいます。ポインターがそうです。
 獲物を追い立てたり弱らせる犬もありすし(多くの日本犬)、アナグマ猟のために小さな穴に潜れるように改良された品種(ダックスフンド)もあります。

 犬以外の家畜だと、例えば牛です。
 乳用種、特にホルスタインは「牛乳を取る」ために改良された品種で、1頭の牛がピーク時には1日60kgもの乳を出します。
 自分が産む子牛の体重が40kgくらいなので、まさにとんでもない乳量です。
 同じ牛でも肉牛、例えば黒毛和牛だと、1日あたりの乳量は自分の子牛が飲むだけ、すなわち多くてもせいぜい2~3kgですから、同じ牛でも「能力」はまったく違うのがお判りでしょう。

 犬も同じで、いくら「能力」が優れているからといって、ラブラドールにポインティングはできませんし、ラブラドールに警察犬も難しいです。麻薬犬などはともかく、犯人に攻撃するような用途には。

 というように、「能力」といっても家畜の品種の場合は、ある特定の限定された能力に絞って改良されているので、雑種より高いのは当たり前なのです。ただし他の能力(品種改良される際の基準となる能力以外)は判りません。平均すると雑種の方が高い「能力」もたくさんあるでしょう。
 小さな子供やネコ等の他の小動物が同居する家庭でシェパードやドーベルマンを室内飼育するのは難しいでしょう。ラブラドールなら比較的容易ですし、雑種でも平均するとシェパードよりはずっと容易でしょう。

 また、品種改良は「目的とする能力」だけに着目してなされるので、それ以外の重大な弱点が定着してしまう場合があります。
 最も極端な例はブルドッグでしょうか。ブルドッグの頭のサイズは骨盤に対して大きすぎるので、彼らはまず自然分娩では無事に生まれることすらできません。ブルドッグの出産はほとんどが帝王切開です。
 ゴールデンレトリーバーも股関節に障害が出やすいですし。

 牛の育種でもいくつも遺伝病が見つかっていて、その中には致死的なものもたくさんあります。
 それらは「見つかれば」、すなわちある特定の系統にのみ出現する共通した症状と認識され、その原因遺伝子が特定されれば排除される(交配対象外となる)こともありますが、まだ見つかっていない遺伝病もたくさんあるでしょう。

 というわけで、ヒトで「純血化」なんてするもんじゃない、ということです。

 まあ、短距離走に特化した人類を作出しようと意図して実行すれば、数百年も経てばオリンピックの100m走は6秒台で争われているかもしれませんが、彼らの平均寿命は30歳代かもしれないし、もしかすると社会的な協調性がゼロで管理下でないと危険な人ばかりになっているかもしれません。

 「ある目的」のために絞ればなんだってできるでしょう。犬だって元々オオカミという単一種から育種して、チワワからセントバーナードまで多種多様な犬種を作り出してきたわけですから、人間だっておそらくなんだってできるでしょう。
 でも、「その特定の目的」以外の「能力」は判りませんよ。最悪の性質や能力だって残るでしょう。

 人間社会が上手く成立するためには、いろいろな能力や性質を持った人がいろいろいる、という「種々雑多」であることが必要なのですが、それはある特定の「意図」を持ってコントロールできるものではありませんから。
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哺乳類は純血で何かに秀でていることが結構ありますね。


競走馬や競技馬、食用牛なども純血のほうが秀でているといえるでしょう。
だから人間もそうだとは思いますが、全く同じように純血種の人とハーフの人を育てるという
実験でもしてみないと分からないでしょう。

ただ人間の場合は知能が高い上に後天的な環境が大きく左右します。
闘莉王やダルビッシュといったトップレベルのスポーツ選手にも
純血ではない人も含まれているところから見ると
純血であること以上に親からの遺伝や努力のほうが能力のファクターとしては強いでしょう。
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生物学的には交雑種の方が身体機能的には有利です。


また純血種とはいえ、生物はすべて複数の遺伝子を受け継いでいます。哺乳類だって最初は小さなネズミだったんですよ。進化の過程で交雑がなかったとは思えませんし、交雑種が存在したから多種多様な生物が生まれたんです。
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純潔は病気になりやすい欠点がありますね。



人でこの考えをやったのが、有名どころではヒトラーですかね。

ヒトラーまで行かなくても、人にこの考えを適用すると、最悪は戦争になりますね。
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