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カレントミラー回路はダイオード接続する側のVf-If特性と向かい合わせのトランジスタのVbe-Ic特性とが一致しないと成り立たないと思うのですが、半導体のばらつきというのは相当に大きいのにどうしてこれが成り立つのでしょうか?

A 回答 (4件)

私の場合実験レベルで終わっているのであまり詳しくないのですが、


エミッタ抵抗も補償回路のひとつのようです。
その他にもいろいろあるようですから、必要に応じて使い分けていると思います。

参考URL:http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/tech/current_mirr …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。リンク先は大変参考になりました。Miller効果のMillerさんについても勉強になりました。

お礼日時:2011/05/29 18:46

実際には補償回路を使ってバラツキの影響を抑えるように作ります。


さらに必要ならばトラを一個一個測定して各特性が似たものをペアとして選び出します。
今はどうしているかわかりませんが、昔のオーディオメーカーでは測定してペアを選んでいると聞いたことがあります。
実際に秋葉原でペアで販売しているトラを見た記憶があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。補償回路というのは、カレントミラーの2つのエミッタに直列に抵抗を入れるということでしょうか?度々すみなせん。

お礼日時:2011/05/28 10:53

使えるトラと使えないトラがあるということです。


用途にカレントミラー回路とあれば特性を揃えてきているということになります。
ちなみにカレントミラー回路の精度は低く、数%の誤差はあたり前でものによっては10%以上の誤差があります。
ですから誤差の気にならない回路で使われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。hfeだと同一ランクでも何倍も違うことが普通なので、10%程度の誤差なら非常に精度がいいと思いました。

お礼日時:2011/05/26 22:06

こんにちは。


集積回路の話ということでよろしいでしょうか?

ばらつきが大きいというのは、1つのチップの中のいちばん上といちばん下を比較したものです。
カレントミラーのように、ばらつきに敏感な回路の場合、
同じ特性でなければいけないトランジスタ同士を、すぐ近くに配置し、かつ、そのトランジスタの周辺の「景色」も同じになるようにレイアウトします。
すると、製造されたICにおいて、それらのトランジスタは、非常に似た形に出来上がります。
したがって、対になるトランジスタどうしの特性差は非常に小さいのです。
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この回答へのお礼

有り難うございます。集積回路ではなくて、ディスクリートの回路を想定しておりました。市販されているトランジスタはhfeなら同ランクでも何倍もばらつくのに、どうしてカレントミラー回路が実用になるのだろう、と不思議に思った次第です。

お礼日時:2011/05/25 23:57

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