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気功で眠らされる動物たち!! これは本当でしょうか?



特に、通りがかりのダチョウまで座り込んでしまいました・・・

A 回答 (4件)

 獣医師です。

動物園獣医師ではないのでシカ等の行動を年中観察しているわけではないのですが、少なくとも私には冒頭のシカとダチョウの行動は奇異なものには見えませんでした。ほぼ日常的な行動の範囲内だと思います。

 私も放牧されている牛の群に対して、「気を送る」ふりをして10頭とか20頭の牛を全て座らせる、という冗談も何度も試みたことがありますし、数回に一度は全頭座らせることに成功もしていますので(実際には全頭座りそうなタイミングを見計らって「気を送る」マネをしている)、まあ冒頭のシカの場面については私も千石先生と同じく、「別に不思議じゃないけれど」と前置きした上で「何かあるのかもね」くらいのリップサービスはするかもしれません。(千石先生の発言の真意は本人にしか判りませんが)

 そもそもあの画面では「気を送る」前の時点でシカの群は1カ所に集まりかけていましたから、これから高い確率で全頭または群の大部分が座り込んで休むであろうことは十分に予測可能です。牛もシカも座って休むときには集まりますから。
 私が「気を送る」ふりをして同行者を驚かせて遊んでいたのも、牛が集まり出すのを見計らっていたわけで。

 後半のテレビスタジオでの「実験」は、おやっと思わせるものはありますね。
 ただ、何でネズミなのか?という疑問は。
 ネズミ類の多くは夜行性なので、昼間は寝ているのが標準状態なんですけどね。
 私、ハムスターだったら牛と同じように「気功を送る」ふりをして眠らせることができますよ。

 いずれにしろ、もう少しきちんとした「実験」を見せて欲しいところです。少なくとも「否定材料」がいくつもある状況下で、その材料に言及せずに証明したと称している姿勢に疑問と疑いを感じます。
 日本医療気功学会の構成員には医学博士号を持つ人が多数いますから、彼らは「きちんとした実験の設計と提示方法」を熟知しているはずです。知っていながらそれをしないのは、本当は「きちんとした実験」をすれば期待する結果が出ないことを知っているのでは・・・?と勘ぐりたくなりますよね。

 余談ですが日本医療気功学会は、「学会」を名乗ってはいますが日本学術会議に指定されている正式な学会ではありません。
 ま、学術会議に指定されていれば「まともな」学会で、そうでないのは「胡散臭い」のかというとまったくそんなことはなく、指定されている学会にも少々怪しいのはありますし、まっとうな学会にも怪しげな一派がいたりします。
 この学会はどうかというと・・・以下のブログのコメントが大変面白いです。

http://yawaragikikou.jugem.jp/?eid=263

 この雰囲気、すごくよく判ります。よくある「科学とは何か」を理解していないか履き違えているか、あるいは熱中するあまり踏み外してしまったか、というムードが漂っていて、それを感じたブロガー(この人、気功師です)が「残念だった」とコメントしているわけで。
 2009年以来学術大会が開催された形跡がない、ということは、この学会も「星の数ほどもある怪しげな学会」の1つとして消えてしまったのでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね。もしこの技が本当ならすごいことですね。
学会が科学的に確かめられないのか、確かめないのかどうなのでしょう。
5年前の番組なので、もう知らない人ばかりでしょうね。

お礼日時:2011/05/30 19:52

 千石先生の専門は爬虫類で、シカ類等の行動学について専門家であるという話は聞いたことがありません。

著書もほとんどが爬虫類に関するものですし。

 件のテレビ番組ですが、

>これは、気の力で、リラックスしたからなのでしょうか。
>千石先生に聞いてみました。

 の部分は音声でやりとりされていません。テロップのみです。
 それに対して、千石先生は

>「まあアキシスジカがああいうふうに、まあ群れで、座り込むという行動はあることなんですけども。
>あの時にやり始めたっていうのは、なんか、あるかもしれないですね」

 と答えているわけで、千石先生が答えた質問が「気の力か?」という質問ではなかった可能性もあります。
 つまり、「シカ達はなぜあんな一斉に座ってしまったのでしょうか?」というような質問に答えても、あんな回答になるでしょう。その映像に「気の力か?」という質問を"フロップで"被せると、いかにも千石先生が「気」を支持したような映像ができあがるわけです。

 財団法人だろうが県や国の機関であろうが、カットや質問の差し替えは普通にあります。私もやられたことがあります。科学的知見に関してコメントを求められるような取材を受けた人は、ほとんどがそういう経験を持っていると思います。

 しかも、音声では千石先生は「あのときに」と言っているのに、テロップは「気をおくったときに」となっていますよね。
 そのあたりもこの番組の制作姿勢に疑いを抱くポイントですね。

 むろん、制作側の「気の力を肯定したい」という意図を汲み取っての「リップサービス」だったということもあるでしょう。
 テレビにはよく出ている人ですから、テレビ局の意図を汲むことは馴れているでしょうし。別に積極的に肯定しているわけではないので、あの程度のリップサービスくらいできる人でないと、テレビにあんなに出ることもなかったでしょうから。

 テレビ局側も、もちろんマジに「気功の力が本当にあるのか?」という検証をしよう、という意図があるわけではなく、「気功ってあるんだ」と思わせるような番組を制作しようという意思はみえみえです。
 でなきゃシカの行動に爬虫類が専門の先生のコメントをとることはないでしょう。

 ま、真相は判りませんが、少なくともあの番組は知識がある人が見れば疑念を抱かせる作りになっている、というだけで十分です。

 気功師の方も、「気功の専門家」を名乗っているのですから、無責任に気を投げていても問題ない、とは言えないでしょう。ましてそれで人を「治療できる」と言っているのならなおさらです。
 効果が本当にあるのかないのか、どの方法と比較してどのくらい効果があるのか、といったことはきちんと手順を踏んで検証する必要があります。それをしてない以上、しかも彼らの中には医学博士号を持つ人たちもいるわけですから「検証のやり方」は熟知しているはずです。熟知していながら検証しないのは、実は・・・という疑いを持たれても仕方ないのでは?
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この回答へのお礼

なるほどですね。
いいご意見ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/31 15:03

これは、気の力で、リラックスしたからなのでしょうか。


千石先生に聞いてみました。

「まあアキシスジカがああいうふうに、まあ群れで、座り込むという行動はあることなんですけども。あの時にやりに始めたっていうのは、なんか、あるかもしれないですね」

映像にも髪にも、カットは入ってません。財団法人だからカットはないでしょう。


リップサービスはお世辞のことですね。専門家が、受け持ちの専門分野で、お世辞?医者が気効で治ると言ったらお世辞で済む?プライドと金の問題です。国家資格の意義は。個人の出世のために与えた。

事実はあります。この質問が出て来た事が、事実です。何事も影響の是非でしょ。科学的証拠は意思に求めるのではなく、現象の方です。十分じゃないですか。

逆ですよ。厳しさが。
きこうしは、好きなだけ気をなげていればいいのです。問題ありません。公式な専門家の方は、済まされません。簡単な善悪の判断力です。きこうしが気をなげるのは矛盾しませんよ。ありです。他は、なしです。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/31 11:58

千石せんせいが専門家の立場から「何かあるかもしれない」とコメントしていますね。


私は素人ですがね。

財団法人・自然環境センターの千石先生。他にも先生がたくさん。
http://www.jwrc.or.jp/profile/index.htm

鹿も、ダチョウもだからね。


日本医療気効学会、顧問・会長・副会長・理事
http://www.qigong-culture.jp/12.15%20last%20.pdf
私は素人ですがね。

国民のための医療を目指して、役に立ちたいそうです。専門家で博士で医者ですからね。名誉教授・教授・助教授ですからね。素人をいじめている場合じゃないのよね。

ここでの回答には国家資格も報酬もありません。

実態を研究してみる価値はあるかもしれませんね。理性のない動物たちの。

私は遠慮しますが。
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この回答へのお礼

いいご意見ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/30 16:45

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