
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
電波とは電磁波ですので、電場と磁場の変化が互い違いに現れる現象です。
それは変位磁界(電場)が存在した時にその周りに電場(磁場)の変位が現れ、その変位からさらに磁場(電場)の変位が、、、
と言うことを繰り返して伝搬します。
さて、非磁性体の金属を電磁波が通過するかどうかですが、通常導電体ではその中の電位の差が取れないので電場が変化しなくなります。
電場が変位しなければそれによる磁場も変位しないので、電磁波はそこで止まってしまいます。
そのため、電磁波をシールドすることが出来ます。
電子機器の筐体の内側にアルミをメッキしているのはこのためです。
しかし、これでも回路からの電磁波の漏洩を完全に抑えることは出来ません。
これは回路内にある、磁場回路からの磁場の変位を、導電体では抑えることが出来ないため、漏れた磁場の変位から電磁波が伝搬します。
つまり、磁場の変位が大きければ導電体を通過することが出来ます。
ただ、磁場の変位もその磁場回路から遠ざければ、電位の変位と同等となり、導電体でシールド出来てしまいます。
直流磁場は当然非磁性体を通過しますが、変位しない限り、電磁波を放射しません。
直流磁場ぐらいの磁場の変位を与えられれば導電体を通過させることが出来るかもしれません。
逆にこの部分まで完全に遮蔽するためには、強磁性体の筐体をある程度の厚みでくるんで電磁波を逃がすか、ヒステリシスを持った強磁性金属で吸収するなどの方法があります。
超伝導物質でくるめば完全です。
No.2
- 回答日時:
ちょっと補足。
磁界の強さは電気抵抗に関係が深くその抵抗は電気を流す物体の断面積に反比例し長さに比例します。断面積が大きくなれば温度が一定ならば磁束密度が占める割合大きくなるから磁界の強さは大きくなる。潜水艦でも探す気ですか?
レレレノレ~~!
No.1
- 回答日時:
私なりの経験的結論で恐縮ですが、まったく磁化されない物体を磁化しても,よほどの工作物の非磁性体でない限り磁化されないと言うことで、波長の短い電波は反射あるいは、回折(近い道通るのと遠回りするのとある)して進むじゃないかな?電波の波長がよほど長い長波は透過する。
電波の波長に拠るね!交流・直流共通で考えると磁界の強さは電気抵抗に関係が深くその抵抗は電気を流す物体の断面積に反比例し長さに比例します。断面積が大きくなれば温度が一定ならば磁束密度が大きくなるから磁界の強さは大きくなる。
交直流まで及ばなくてよいでしょう。このへんで。
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